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第9回 G1 Global開催レポート~9月16日(月・祝)~

■グローバルリーダー280名が30カ国から集結しました!
 G1 Globalは日本・アジア・世界の発展について英語で議論するイベントです。9回目を迎える今年のテーマは「Sustainable Innovation in Times of Disruption (断絶の時代における持続可能なイノベーション)」。河野大臣、欧州からIISSのJohn Chipman理事長や米国コロンビア大学のSheena Iyengar教授など、世界中のリーダーが集い、熱気が溢れるイベントとなりました(※セッションはこちらからご覧になれます:https://globis.jp/tags/655)。

 過去最多280名の仲間が世界30カ国から集まり、政治、ビジネス、テクノロジー、社会4つのカテゴリーから成る計16の分科会と2つの全体会、ランチワークショップを行いました。

 どのセッションもグローバルでダイナミックな議論が交わされ、毎回聞き入ってしまいます。最新の情報を学べるだけではなく、オピニオンリーダー達から熱量や想いを持った主張に生で触れられるこの1日はスタッフにとってもとても刺激的です。



(写真:全体会の様子。左から、Jesper Koll氏、茂木健一郎氏、Tom Kelly氏、Sheena Iyengar氏)

■『選択の科学』著者、Sheena Iyengar氏による白熱講演!
 今回は『選択の科学』著者、コロンビア大学教授 Sheena Iyengar氏に特別講演を行っていただきました。幼少期に視力を失った彼女のストーリーを話された後、参加者全員がカードに自身の夢を書くよう促され、具体的に紙に夢を書く場合は、書かない場合よりも42% も実現可能性が高まると話されました。「周りの方からキャリア上の制約を課せられたら、自身の中の奥底でどうしてその夢が生まれてきたかに立ち返り、前を向くこと。人生とは自分自身を創造することだ(Life is about creating yourself)」とのメッセージには、会場全体が大きくうなずき、拍手に包まれました。

(写真:Sheena Iyengar教授)

■世界が認めたヨーヨーパフォーマンス!!
 メインプログラム終了後のAfter Partyでは、たこ焼きやうどんなどの和食をお楽しみいただき、エンタメステージでは、世界的ヨーヨーパフォーマーBLACKさんによる迫力あるショーが行われ、大いに盛り上がりました!TEDのサイトでは彼のストーリーとショーをご覧になれます(URL: https://www.ted.com/talks/black_my_journey_to_yo_yo_mastery?language=ja)。


■細部へのこだわりが、日本を、世界を良くするプラットフォームを支えている。
 18のセッション企画、合計約80名に上るセッション登壇者とのコミュニケーション、After Party企画まで、G1事務局が行います。「日本・世界をよくする」というG1の目的に沿い、参加者にとって有意義な出会い、学び、行動につなげていく場を実現するには、プログラムとオペレーションの細やかな作り込みが求められます。例えば、G1では会場全体でのインタラクティブな議論を重視しています。そのため、セッション1時間のうち、最後の15分は会場全体での討議の時間を設けており、登壇者も参加者も分け隔てなく議論が行われます。ランチワークショップでは、参加者の国籍、性別、役職や分野をバランスよく少人数でグループ分けし、新しい学び合いが生まれるよう工夫しています。オペレーション面でも、会場の一体感を出すための席の配置から、プログラムがスムーズに進行するような動線設計・案内サインの標記まで毎回これがベストかチームで直前まで議論しています。

 当日、スタッフ30名が一丸となってイベントを作り上げ、学びとアクションを生み出す空間を作り上げるやりがいは、ほかではなかなか味わえません。

 来年の開催は10月10日に決定しました。12月にはボードミーティングを行い、準備を始めます。日本を、世界をよりよくするためのGlobal ConferenceとしてG1 Globalをさらにブラッシュアップしていきたいと思います。

(写真:スタッフ集合写真)

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