はじめまして。フロントエンドエンジニアの古川と申します。
ファニプロには2019年9月からお世話になっています。
転職をして数ヶ月、まだまだ至らぬ点ばかりですが、新しい刺激の中で毎日試行錯誤しております。
ここではその振り返りがてら、すこしの身の上話と、転職にあたって考えたこと、ファニプロに入社して思ったことなどを書いていきます。
前職について
前職はWeb・紙を問わず広報物を手掛ける、北関東の小さなベンチャーでした。
制作の経験は全くありませんでしたが、考えながらモノを作ることは好きだなと、漠然とした思考で制作会社を志望した記憶があります。
人手も足りないため、未経験ながら実務に体当たりで挑み、技術やノウハウを日々吸収できている実感がありました。
クライアントは地域の中小・零細企業や自治体のイベントなどが中心。
閉じたシャッターばかり目立つ町の中、当事者意識のようなものを共有しながら提案・制作ができたのは自分自身の大きな経験になりました。
なんで転職したの
というような感じでそこそこやりがいを持って仕事が出来ていたわけですが、ポーンと転職をしました。
理由としては大きく2つあります。
1.ライフステージの変化
理由でもありきっかけでもありますが、私事で東京都下に生活拠点を移す必要がありました。
ありていに言えば結婚です。
遠距離通勤という手も考えましたが、流石にキツイだろうと転職することを決めました。
結婚・出産・育児とか、家族の介護とか、自分自身の健康状態とか。
そういう外的要因から転職を考えることって結構あるんじゃないかなと思います。
大きな変化は負担にもなるので、それに伴った転職となると一段と慎重になりますよね。
それでも、人生の様々な局面に合った働き方はきっとあると思います。
個人的にも、日々追われるだけだった仕事について、改めて考える良い機会になりました。
2.自分のキャリアを考えた
前職は少人数のベンチャー、競合他社が少なかったこともあり様々な依頼を受け、携わっていました。
Webはヒアリングから実制作まですべて担当、紙媒体では企業パンフやイベントリーフレット、自治体フリーペーパーの企画・編集、ノベルティの提案、小規模な映像制作やドローンでの空撮など……
幅広い経験は楽しくもあり、とても勉強になりました。
しかし、スキルの蓄積という観点で見ると、長期的には悪影響なのではないかとだんだん不安が大きくなっていきました。
各分野の専門スタッフが足りず、成果物のレビューや客観的評価も満足には得られない現状。いつまでも地方のなんでも屋でいいものだろうか……
そこで、特にやりがいを感じていたWeb制作に軸足を置き、キャリアを積んでいける環境に移りたいと考えるようになりました。
転職活動をしてみて
といったような流れで、Web制作会社やデザイン会社を中心に転職活動をはじめました。
懸念していた専門性の薄さを指摘されたり、逆に面白がっていただいたり。
採用にあたっての評価基準って、企業によって全く違うんだと改めて感じました。
求人情報や募集要項から分かることはほんの一部で、実際に会って話して初めて、企業にどんな役割を求められているか、逆に自分がどんなことを期待し、求めているのか理解することができた気がします。
そんな中、ファニプロと出会いました。
ここらで一区切り、次回後編へ続きます。
後編ではファニプロに感じた魅力と入社後の雑感などをお送りいたします。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。