エンジニアからフラーのディレクターへ。職種を越えた転職だからこそ活きる経験がフラーにはあります | フラー株式会社
フラーの取り組む、パートナーとともに「ヒトに寄り添うデジタル」を創るデジタルパートナー事業において、ディレクターはチームの中心に立ってプロジェクトを推し進める重要な役割です。そんなフラーのディレ...
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フラーの取り組む、パートナーとともに「ヒトに寄り添うデジタル」を創るデジタルパートナー事業において、ディレクターはチームの中心に立ってプロジェクトを推し進める重要な役割です。
そんなフラーのディレクター陣の特徴は、さまざまなキャリアを歩んできたメンバーが多いこと。
そこで今回は、デザイナーからジョブチェンジを経てディレクターとなったメンバーに話を聞いてみました。
大藤:
フラーでディレクターをしています、大藤です。現在は街づくり関係と教育関係、計2つのプロジェクトを担当しています。
ディレクター歴は10年。新卒入社時点では、デザイナーをしていました。
フラーに入ったのは2020年です。
大藤:
デザイナーになったのは、大学でホームページ作成の講義を受けて「Webサイト作るのって楽しいな」と思ったことがきっかけです。それまで漠然と、なにか形に残るものを作る仕事がしたいと思っていたのですが、そのときに「これだな」と。
そこから、大学卒業後にデジタルハリウッド専門スクールに入って一年間コースで勉強を始めました。
楽しかったですね〜。ちょうどFlashが流行っていたころで、さまざまな表現ができることに魅力を感じました。
就職して仕事をしてみても、その気持ちは変わりませんでした。自分が作りたいと思ったものを表現できること、動かしたいように動かせることが楽しくて。
デジタルハリウッド大学ではコーディングも学んでいたので、どちらもできる人材として就職しました。実際、職場では自分のデザインを自分で実装していましたね。
大藤:
ディレクターになったのは、最初の転職がきっかけです。
より大きなクライアントを相手にしている会社へ移って自分のスキルを上げたい、という気持ちでの転職だったのですが、そこで「ディレクターが足りないからお願いできないか」と言われたんです。
ディレクターになって、より上流工程に行くことはキャリアアップの一つの道でもあると思ったことと、「人前で話すことへの苦手意識」を克服したいなという気持ちがあったことから、思い切ってジョブチェンジを決めました。
大藤:
ジョブチェンジ自体に不安はあまりありませんでした。今考えると若さだなと思います。
ただ実際ディレクターになってみると、デザイナーとしてものづくりの楽しさを感じられていたころと比べ、最初は仕事のやりがいをちょっと感じにくかったですね。
そんな余裕がなかったというか、とにかく周りのディレクターからスキルを盗んで、夢中で仕事を回していくことに必死でした。苦しんだ時期も長かったと思います。
楽しくなってきたのは、プロジェクトに不備を起こさず、プロダクトも不具合のない状態で無事リリースできることが増えたときからです。みんなで成功できたというのがすごく嬉しかったし、そこに楽しさを感じられました。
また、開放感と一緒に「よし、じゃあ次はもっとうまくやってやろう」とも思えるようになりましたね。
大藤:
自分のデザイナーとしてのスキルはかなり昔のものなので、それを直接的に活かせることはもうないというのが正直なところです。
しかし、デザイナーを含めた現場でものをつくる人たちに、気持ちよく仕事をしてもらうためにはどうしたらいいかを考えるのに、過去の経験がすごく活きているなと感じます。たとえばスケジュールを組む際、それぞれの工程でどれくらい時間がかかるのか、肌感でわかることは役に立つスキルです。
色々な職種を経験したからこそ身に付く視野が、今の自分を支えてくれています。
また、デザイナーのみならず、ディレクターとしてのこれまでのキャリアも活きていると実感しています。
自分はフラーに入って初めてアプリづくりに携わりましたが、ならではの難しさを感じる一方で、プロジェクトの進め方自体は大枠変わらないなとも思うので。
大藤:
メンバーが気持ちよく仕事をすることに拘っているので、そのために状況やタスクを整理することは得意だと自負しています。そのあたりにもデザイナーやコーダーの経験は活きているかもしれませんが、どちらかというと元々の性格の影響が強いかな。
逆に苦手なのは企画ですね。自分自身で「これをやるべき」「ここが目指すべき道」と示すのは得意ではないんです。プランナーさんが考えたそういったことに対して、みんなを巻き込んでチームで頑張るために努力を惜しまずあれこれ動くことの方が、自分には向いていると思います。
優先している指針もやはりそのあたりのことで、僕は「チームが健全でないと良いプロダクトは作れない」と思っていますし、それを大切にしています。
ちなみに、フラーには「がんばることも大事だけど、それで燃え尽きないことも大事」という文化があります。これを知ったとき、良い会社だなと改めて感じましたね。メンバーのことをちゃんと考えているんだな、と。
大藤:
自分はどんなジャンルの案件でもやりたいタイプで、今はデジタルプロダクト中心ですが、オフラインのイベントなんかにも興味があります。他にも、たとえば駅広告を作るとか会社の紹介動画を作るとか、いろいろなことをやりたい。そうやって自分の引き出しを広げて、よりいろいろなことができる人になっていきたいんです。
そして、フラーはそんな性格の自分と合っている会社です。ジャンルを固定せずにいろいろなプロジェクトを経験できます。
なので、自分と同じようなタイプの人には向いていると思いますよ。難しさはありますが、やりがいがあります。
大藤:
ジョブチェンジは、自分のキャリアを実現するためのものになっていることが大切だと思います。
それを大前提とした上で、とにかく大幅なスキルアップに繋がることは伝えたいですね。たとえ結局元の職種に戻るときがあったとしても、一度ジョブチェンジをしたときに得た経験やスキルは絶対に無駄になりません。チャレンジはすごく良いことだと思います。
ご興味あればぜひ!
大藤さん、ありがとうございました!
エンジニアからフラーのディレクターにジョブチェンジした社員にもインタビューしています。よければ合わせてご覧ください。
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なお、この記事は、フラー公式note「フラーのデジタルノート」に掲載中の記事を転載したものです。