2018年11月、おかげさまでフクロウラボは創業から5周年を迎えました!この日を迎えることができたのも、日頃からお世話になっている皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます!
さて、記念日当日、社内では代表の清水さんによるキックオフミーティングとランチ懇親会が行われました。キックオフミーティングでは1時間清水さんが語り尽くすというスタイルで、これまでの取り組みや現状、今後の会社の方向性などについて全体に共有(プレゼン資料は142ページに及ぶ大作でした...!)。
こんなふうに正直に直接、そして雇用形態や役職に関わらず全員に対して、事業数字や今後の方針、創業者としてのメッセージなどをきちんと周知するところ、フクロウラボは情報と働くメンバーに対してオープンだなと思います。こういった取り組みは、どんなビジネス研修や福利厚生、お楽しみイベントよりも、『自分がここで働く理由』を引き出してくれるのではないでしょうか。
それでは今回は5年間のフクロウラボの軌跡を、ビジネスという側面からご紹介したいと思います。
■『僕たちはいま、どこにいるのか』を知ることの意味
キックオフミーティングの目的は、新しい期がスタートし『会社の軌跡とともに前期を振り返り今期に活かすこと』『改めて僕たちはどんな会社を目指すのか確認』でした。そしてミーティングのゴールは『フクロウラボという船の現在地を把握し、どこに向かっているかの共有』『方向性や戦略の目線が揃うこと』。
就職してある程度会社や業務に慣れてくると、必ず成長スピードが滞ってくる瞬間があります。そんなとき『あれ?何でこの仕事しているんだっけ?』という感覚に陥ることってあると思います。入社して間もない頃だったらなおさら、『この会社ってどこに向かってるんだろう?』となかなか把握しきれないことも。
みなさんは自社の過去の取り組みや失敗、今後の方向性を理解していますか?言葉にして、自分の口で話せますか?もし、全社員の目線が揃っている会社があったら、事業推進力において最強なのではないでしょうか。今回のミーティングは『「以心伝心、ツーカーの仲、察して欲しい」ということに頼らず、会社の今までを振り返り、会社のこれからの方向性をすり合わせるために、改めて言葉に落とし込んで伝えたい』という清水さんの思いから開かれたものでした。
■5年間、山も谷もありました...!
(2018年2月/旧オフィスにて)
前期を振り返って大きなトピックといえば、オフィスの移転。6月に現在のビルに引っ越しました。オフィスとしてはこれで3軒目となります。2017年10月時点で16名だったメンバーも、今では37名。1年で倍以上に増えてます...!オペレーションチームが新設され、営業は3チームに拡大。エンジニアも人数が倍増してプロダクトの幅が広がり、コーポレートには初めて正社員メンバーが入社しました。
(2018年11月/新オフィスにて)
プロダクト面では、2015年4月にディープリンク最適化ソリューション「Circuit」をに正式リリースし、現在はアプリに特化した広告配信プラットフォーム「Circuit X」を事業の柱としています。今日まで、たくさん挑戦し、いくつかのことでは成果を上げ、そしてもちろんたくさん失敗もしました(新規開拓した分野で思うような成果が出なかったり...)。ASP(※インターネットなどを通じて成功報酬型広告を配信する事業者のこと)としては初めて、動画を活用した表現を取り入れ提供価値の向上を図るなど、現在進行系で新しいことに挑んでいます。
また、前期で従業員数が30人を超えたあたりのフェーズから、社内的な取り組みとして『メンバーがより成果を出せる、気持ちよく、働きがいのある組織づくり』にも力を入れています。具体的な施策では『入社オンボーディング』の充実、毎月の『社内サーベイ』などがありますが、人事施策の導入についてはまた詳しくまとめてご紹介したいと思います。
■改めて、僕たちはどんな会社を目指すのか
前期を懐かしの写真とともに振り返った上で清水さんが語ったのは、『そもそもこの会社は何を目指すのか、どういった状態になるべきか』。フクロウラボは設立5年のベンチャーで、会社という船はハッキリ言って立派な豪華客船では全然ありません。まだまだ、全員で漕がなければ前に進めない手こぎボート。
その上で今のフクロウラボの強みは『カルチャーフィットしている人しかいないこと』ではないか。採用においてここはずっと曲げずに取り組んできました。つまり、働く人々の価値観が合っている。そもそも似通っているので、矯正するような規則や慣習もありません。普段からコミュニケーション機会を多く設けていることもあり、目線が合いやすいのです。カルチャーフィットについて詳しくはこちらの記事で。
そんなメンバーで今期目指していくゴールは『既存事業で安定した成長曲線を描く仕組みを構築し、新しい事業の種を仕込む』ことです。『変化を楽しむ』というスローガンのもと、今後1年のフクロウラボは、組織拡大に伴う成長痛も受け入れながら邁進していく所存です!
さて、振り返れば長くなりますので続きはまた来週。5周年コンテンツ後編では『フクロウラボという会社の存在意義』『ここで働くことの意義』にも触れながら、創業記念ランチの様子もお伝えしたいと思います。6年目に突入したフクロウラボを、今後とも宜しくお願い致します!
→後編はこちら
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