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こんにちは、PRインターンのshinoです。
freee では、「価値基準」といういわゆる、会社の行動指針のようなものが存在します。行動指針と聞くと、反発したくなったり、形骸化している場合が多いと思うですが、freee の「価値基準」は受け入れやすく、そしてなんといってもちゃんと機能しているんですよね。不思議!
今日はそんな「価値基準」を社内浸透させるべく活動している価値基準委員会のメンバーyukirinさんにその秘密を聞いてみたいと思います。 まず簡単に自己紹介をお願いします。
yukirin:はじめまして。鈴木(yukirin)と申します。現在は、オンラインマーケティングチームの一員として働いています。また、価値基準委員会に所属して価値基準の浸透活動をしています!
—価値基準とは、freee らしい意思決定が誰でもできるようになるツール
shino:まず、価値基準って何!?って方がほとんどだと思うので、詳しく教えてください。価値基準とは何でしょうか
yukirin:価値基準とは、「freee らしい意思決定をして前に進む」指針となるものです。人数も増えて会社が大きくなると、指数関数的に意思決定の数が増えます。
その全てに代表者が関与していては、組織全体のスピードが上がりませんよね。上記の背景で生まれたのが、価値基準であり、「誰でも freee らしい意思決定をして、前に進めることを可能する」ツールです。
—5つの価値基準
shino:ありがとうございます。私は会社の掲げてるクレドとかって、ついつい反発したくなっちゃうんです。
居酒屋でバイトしてた時、1000文字くらいのクレドを紙に書かされてほんとうんざりしてました。その辺freeeは広め方がすごい上手だな、と
shino:ミーティング中に普通に価値基準が飛び交っててびっくりしました。「それって、マジ価値じゃないよね?」とか「理想ドリブンでいうと、こうだね。」とか。工夫していることってあるんですか?
yukirin:めちゃあるよ!!!!!!!
—価値基準を浸透させるためにしたこと
shino:浸透させるために、どんなことをしたんですか?
yukirin:まず、社内アンケートを実施し、現在、価値基準がどのレベルまで浸透しているか把握しました。
shino:おおお!!すごい、社内マーケティングだ!
yukirin:そうそう、私の本業ですよ!笑 今年のアンケートまでに、全員を行動層にもっていきたいなーと思っています。
shino:具体的には、どんな風に達成していく予定ですか?
yukirin:簡単に言うと、認知してない人には認知施策。理解してない人には、理解してもらえる施策。 行動してない人には、行動したくなるような施策。それぞれのセグメントに対して、適切なコンテンツを用意することで、この目標を達成したいなぁと思っています。今回はその一部を話をしたいと思います。
—年賀状&ポスターで認知を促進
yukirin:まず、会社に価値基準があるってことを理解してもらう必要があって、この層に対しては、年賀状を全社的に送ったり、社内にポスターを貼ることでカバーしてますね。
—価値基準行動者にインタビューを実施し、理解・行動を促進
yukirin:認知できたとしてもそれを理解して行動に移せないと意味がないですよね。だから既に実施している人にインタビューを実施し、全社的に流して、理解度と行動を促しました。
—まとめ
shino:なるほど。色々考えてやってたんですね。笑 色々な取り組みされてる価値基準委員会ですが、何か心がけてることってありますか?
yukirin:浸透という点で気をつけていることは、常にアプローチを工夫することですかね。無理やりトップダウンでアプローチしても、短期的には効果あるかもしれませんが、徐々に形骸化していくと思うんですよね。本当の意味で、長期に渡って浸透させ続けるにはどうすれば良いのか、というのが心がけていることですね。
shino:ありがとうございました。価値基準とは何なのか、そして価値基準を広める委員会の裏側を知ることができ、とても勉強になりました!
次回も、freeeの価値基準についてインタビューしていきたいと思います。お楽しみに!