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価値基準記念日『Hack Everything★ Day「みんなでHack FES!」』 開催!! —真夏に忘年会の企画を考えてみた。

こんにちは、採用広報の西木です。

freeeでは、マジ価値(=ユーザーにとって本質的な価値があると自信を持って言えること)という考え方があり、それを元にマジ価値2原則やマジ価値指針を定めています。

さらに価値基準記念日を設け、改めてひとつひとつの要素を切り出して考える機会にしています。

今回は、8月に開催された『Hack Everything★ Day』を特集します。
(ちなみに、5月には『社会の進化を担う責任感謝祭』が開催された)

『Hack Everything★』という価値基準は、freee創業間もない時期からあった考え方。
ある意味では、この会社の遺伝子レベルに刻み込まれている大切なマインドです。

ちなみに『★』が付いているのは、色々なことをHackする中でも、「アソビゴコロを持っていようぜ」「あらゆることは楽しい方がいい」という姿勢を表しています。

さて、イベントの主催はムーブメント研究所(=元カルチャー推進部)でした。

そして気になる内容は……

【Hack★評議会2021】と題し、

Hack脳をフル回転させ『フルリモート忘年会』をみんなで考えよう!!

というもの。

freeeでは毎年12月『freee大忘年会』が開催され、一年の全員の努力を振り返りつつ、人のつながりを拡げ、新しい年につなげるワクワクする時間にしています。

しかし今年は、コロナ渦の影響で、フルリモートで開催されることが濃厚。

でも……

ただオンラインで飲むだけではつまらない!!
freeeらしく、何をやるかボトムアップで考え、工夫し、アソビゴコロある企画を開催したい!!

あなたならどうしますか??

そんな問いかけを、全社に向けて行いました。

そして集まった忘年会のアイデアは70個以上!! 目標であった50個を、大幅に上回りました。

それをもとに、イベント当日は3部門に分けて企画コンテストを開催。

投票制にして、最も票の集まったものには賞品(Amazonギフト券)が送られることになりました!

ここからは当日のグランプリ発表会の様子をレポートします。

進行はムーブメント研究所のanikiとnyari。

二人も、MCとしてオンラインイベントをHack!!

Hackによるインパクト最大化の鍵は、最小限のリソースと、アウトプット思考の掛け算』という考えのもと、司会進行から放送機材操作とスイッチャー、音響まで二人でやりきりました。

コンテストの審査員はCEO佐々木(DS)、CFO東後(SMT)ほか、Hackに定評のある6名↓↓

審査方法は、各賞ごとに持ち点50点があり、良かったHackにそれぞれ最大10点までBETし、最も点数が高かった人が優勝。

発表会当日は、審査員のふたり、はらまさとごーきがコメンテーターとして参加し、オンラインイベントを盛り上げてくれました。

(左上がharamasa、右下がgoki)

ここからは各賞の発表に移ります。

ベストHackコンテンツ賞

こちらは、忘年会をフルリモートで開催する上で、総合設計に関わる新しいアイデアや提案に送られます。また新しさだけでなく、企画としてのわかりやすさやfreeeらしいかどうかなどの視点も審査基準となりました。

第3位は……なんとW受賞

『第一回freeeSports』(提案者:Nasu)

freeeのメンバーによるesports大会。
格ゲーはもちろん、桃鉄やUNO、ぷよぷよ、FPSなどなど、いろんなゲームで競い合う。
これならオンラインでも開催可能。

『全国各地の名産品をスモールビジネスオーナーから集めて飲み会』(提案者:tarrow)

『スモールビジネスを応援!』という観点から、各都道府県の名産物を購入し、それを肴に飲む。
できれば、freeeユーザーが希望。
生産者の声的な意味も込めて、インタビュー付きで依頼したい。
各都道府県の出身者が手配等できると最高。

第2位は……

『おうちでスカベンジャーハント』(提案者:aoi)

スカベンジャーハントとは、直訳すると「ガラクタ集め」。アメリカで有名なレクリエーションで、お題に対して当てはまるものを集めるゲーム。チームでミッションをクリアしてくゲームの特性から、チームビルディングプログラムとして行われている。

それを家の中で行ってみたい。「最近買ったお気に入り〇〇」「リモートハックのお供」などのお題に対し、チーム戦を行ったり、課題をクリアすることで、お互いを知ることや活発なコミュニケーションが期待できそう。

そして第1位は……

『freee spider net』(提案者:mio)

個人情報や趣味を、ひとり20個くらいタグ化して、同じタグに引っかかった人たちグループを作って話す会を実施する。いくつ、誰とかぶったかで盛り上がってもいいし、情報の共有もできるし、どのグループを選ぶかもある程度選べる。

例えば、タグはこんな感じ▼

#長男、#バイク好き、#映画好き、#PS4、#hulu、#港区、#山口、#コーヒー、#東大、#内向的、#うさぎ、#猫、#旅行なら海でしょ、#アイドル好き

これには「忘年会という枠に囚われてないのがよかった」「忘年会が終わってからも、そのデータが使えそうでGOOD」などのコメントが寄せられていました。

Hack Everythingの★賞

こちらは、Hack Everything★の『★』にこめられた「あらゆることは楽しい方がいい」という考え方のとおり、「これはアソビゴコロだ!」と思えるアイデアに進呈されます。

第3位は……

インシデント撲滅企画「スマホ落としただけなのに」(提案者:hanai)

都内のどこかに置いてきたスマホの映像と音から、どこにスマホがあるかをチーム対抗で探しあてる。ハードボイルドな企画。

第二位は……

『2020年、20秒チャレンジ』(提案者:あずにゃん)

今年一年で最も印象的な思い出や、freeeでのエピソードを20秒ピッタリを目指して話す。
まずはチーム内で話してもらい、いちばん20秒に近かった人が決勝戦に進む。
果たして20秒ピタリ賞は出るのか!?

第一位は……

『同じ釜の飯を食べたい』(提案者:あまやん)

料理できる環境に応じて、いくつかのパターンに分けた食材を送り、同時クッキングタイムを設ける。経営陣とかが料理する映像をライブで流し、一緒に調理することで、『同じ釜の飯を喰らう一体感』をいい感じに出す。同じものを食べることで、忘年会感も出る。

【パターンのイメージ】

①めちゃ料理する人向け(調理時間30分:食材レベルも高い)

②そこそこ料理する人向け(調理時間15分:そこそこ簡単)

③料理する環境がない&料理したくない&ズボラな人向け(調理時間一瞬:電子レンジとか湯せんだけで出来るもの)

これには、「アソビゴコロを評価」「完成品だけでなく過程も見せあうのは面白い」「家族もちは家族と、単身は単身でそれぞれ好きなものを選べて楽しめそう」などのコメントが寄せられました。

ベストHackプロデューサー賞

こちらは、忘年会をフルリモートで開催する上で総合設計に関わる新しいアイデアや提案に贈られます。freeeらしさや新しさだけでなく、企画としてのわかりやすさなどでも審査してもらいました。

第3位は……

『ユーザー参加型コンテンツの実施』(提案者:ひらやま)

どこか時間を区切って、ユーザーも参加できるような時間帯を設ける。
例えば事前に『私のfreee活用術』のようなコンテストを開いて、そのうちの何社かに忘年会へのオンライン登壇を依頼する。

「freeeの活用ってそんなこともアリなのか」という社員側の気付きにもなるが、一番の目的は「コロナの状況でも社内イベントはこんな感じでできる」というのをユーザーに体験してもらいたい。

ミーティングや面談はオンラインでやれるようになってきているかもしれないが、社内イベントをオンラインでやれている会社は少ないと思うので、実体験してもらって、ぜひ自社にも活かしてほしい。

第二位は……

『freeeを大学に見立てたオンライン学祭風忘年会』(提案者:Nayumi)

事前に、各自にむけて時間割が配られ、忘年会までに取りたい講義を履修登録。
大学みたいに、それぞれ取れる講義数が決まっている。

・マナビ系『CFO東後のロジカルシンキング講座』『Biz向け初めてのGAS講座』など。
・アソビ系『コーヒーの美味しい入れ方』『お料理教室』など。

集まった人を繋ぐのは講師陣で、はじめましての人同士もうまく会話できるようリード。
顔見知りじゃなくても、共通の興味と同じ体験から一体感の醸成が可能。
最後は校長先生からの一言のように、CEO佐々木からの言葉。

第一位は……

「忘年会ではなく、忘年weekもしくは忘年monthとする」(提案者:tarrow)

12月、もしくは12月の特定の週をそれとし、経費精算でXX円までは会社負担としてランチや飲み会を実施。そのなかで誰と飲食したかの9人を選抜し、ビンゴカードに書く。

忘年会当日は、そのビンゴカードを持って参加。
主催者は、抽選箱から紙(人の名前が書かれている)を引き、ビンゴで当たった人に景品が当たる。 

そのほかリモートでもできるゲーム大会、リモートを活用したドッキリなど。(一部抜粋)

これには「忘年会ではなく、忘年week・忘年monthが究極のHack」「枠にとらわれてない」「もうこれは純粋に頭がやわらかい」「隅々まで楽しく思考している」との、絶賛のコメントが寄せられました。

なお、tarrowは『ベストHackコンテンツ賞』の第3位と、W受賞になりました。

なぜ二つも受賞できたのか聞いてみると……

tarrow「アイデアを思いつくため、Chrome起動時に企画の投稿フォームを常に開いていました。賞を取りたい、いい企画を出したいと考えたとき、考える時間をまとめて取るより、考える頻度を増やした方がいいアイデアが浮かぶだろうと考えました。それも受賞の一助になったかなと思います」

とのこと。

アイデア脳にするための時間の使い方をHackしていたんですね。

最後に、司会進行を行ったムーブメント研究所のanikiと審査員のharamasaから総評がありました。

aniki「どのアイデアも1つ1つ想いが込められていて感動しました! 特にただhackだけでなく、その人の人柄でも色が出ていて楽しかったです。あと私も自分で応募するために考えてみたけど、全然アイデア出なかったので、もっと頑張ろうと思いました!」

haramasa「割と細かく練られてるアイディアから、かなり雑なアイディアまであって面白かったです。このカオスさがまさに『Hack Everyting★』なfreeeの雰囲気が出てたと思います。

また『これ細かいロジックどうすんの?』と感じるような粗いものもあったけれど、そういうものにもマジ価値指針のひとつ「アウトプット⇒思考」が現れていてよかったです。僕も見習おうと思いました。実際どんな企画になるのか楽しみです」

大いに盛り上がった『Hack Everything★ Day』。

夏真っ盛りのこの時期に忘年会のことを考えるのは初めてで、いつもと違う夏になったのも良い思い出になりました。

みんな自分の業務を抱えながらも、積極的に参加し、ボトムアップでアイデアをだすことが出来ました。

その姿勢こそが、新たなHackをもたらすものかもしれません。

さて、これからもfreeeでは価値基準に基づいた記念日イベントを開催する予定です。

また採用広報としてレポートしたいと思います。

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