デザインで「伝える」仕事。インハウスデザイナーの魅力とは

今回は株式会社フォーイットのデザイナーのKさんとMさんにインタビューをしました。
数ある企業の中からなぜフォーイットを選んだのか、どのようなキャリアを積んできたのか、そして今後どのような姿を目指していくのか、デザイナーとして活躍している二人の仕事ぶりに注目です！

プロフィール紹介

＜Kさん＞

プロダクトディベロップメント部　広告事業制作グループ
デザイナー

2019年、株式会社フォーイットへ中途入社。
前職ではDTPデザイナーをしていましたが、フォーイットへは営業事務として入社しました。
2021年に現在の部署へ異動し、各種デザインやイラスト制作等を担当しています。
休日は大体ゲームしたり絵を描いたり、漫画アニメゲームが好きな、いわゆるオタクです。
最近はベジェ曲線と仲良くなってきたので、ベジェ曲線を使ったグッズでも作ろうかなと思ってます。

＜Mさん＞

プロダクトディベロップメント部　グローバル事業制作グループ
デザイナー

2020年、株式会社フォーイットへ中途入社。
メガネ屋で販売員を7年、DTPデザイナーを5年経験した後、株式会社フォーイットにてwebデザイナーとしてのキャリアをスタートしました。
趣味は映画鑑賞で、休日は映画館に行ったり、VODで洋画を観たりしています。一番好きな映画は、M・ナイト・シャマラン監督の『シックス・センス』です。

担当している業務について教えてください

＜Kさん＞
フォーイットが展開しているアフィリエイトプラットフォーム「afb」の管理画面デザイン、SEO対策、バナー、LP、動画制作などを担当しています。

＜Mさん＞
グローバルアフィリエイトネットワークサービス「Webridge」の管理画面デザイン、各サービスのコーポレートデザインや自社メディア比較サイトなどのメディアの立ち上げを担当しています。

※各デザイナーの業務詳細についてはこちらでも紹介しております。あわせてご覧ください。
「afb」デザイナー⇒https://www.wantedly.com/projects/1220724#project-description-title
「Webridge」デザイナー⇒https://www.wantedly.com/projects/1220803#project-description-title

1日のスケジュールを教えてください

＜Kさん＞

10:00　PD部朝会・G&N（Good&New：最近の良い話や新しい話などの共有をして部内のコミュニケーションを活発化させる時間）
10:20　広告枠やメール、レビューのチェックなど
11:00　afbキャンペーンFVデザインラフ制作→提出
13:00　休憩
14:00　afb特集改善MTG
15:00　デザイナー共有会
15:30　afbノベルティ作成
16:00　afb管理画面リニューアルワイヤー作成
17:00　afb管理画面リニューアルバックログMTG
19:00　退勤

＜Mさん＞

10:00　PD部朝会・G&N
10:20　グループの朝会
10:30　メール、チャットのチェックなど
11:00　自社メディアの改修
12:00　Webridge LPデザイン
14:00　休憩
15:00　デザイナー共有会
15:30　Rita 営業資料のリデザイン
16:30　Webridge 振り返りMTG
17:30　Webridge 画面デザイン
19:00　退勤

前職は何をされていましたか？

＜Kさん＞
今はデザイナーをしていますが、実はフォーイットへは営業事務として入社したんです。当時はRPAやGASを使った営業のサポートを行っていました。時々バナーの制作や動画編集なども行う、何でも屋さんの様な立ち位置でした（笑）
フォーイットに入社する前はDTPデザインをやっていて、教材の作成やリスニング音声の編集、チラシや雑誌広告のデザインを行っていました。その前は登録事務やセミナー受付なども経験しています。

＜Mさん＞
僕はメガネ屋で販売員を7年間やりまして、その後5年間本部でDTPデザイナーのポジションで会社の折込チラシや店頭に飾るPOP等を作成していました。
デザイン系の大学などに行っていた訳ではないのですが、お店のPOPを作って提出してみたところ、「それいいね！」と言われたことがきっかけでデザインって楽しいなと思い始めました。
そこから調子に乗って、仕事にしたいなと思って独学でデザイナーになりました（笑）

フォーイットに入社しようと思ったきっかけや決め手は何ですか？

＜Kさん＞
転職を考えた際に、「インターネット業界」であることを重視していました。結局、今後伸びるのはインターネットだから間違いないでしょ！と（笑）
その中でも、色んな企業を経験してきて、一緒に働く人が大事だなと思っていたところ「インターネットを通じて人と人をつなぎ社会に新しい価値を創造する」というビジョンを掲げているフォーイットを知りました。ビジョンや面接を通して、人を大切にしている企業だなと感じることができたのが入社の1番の決め手になりました。

実際に働いていて、会社や部署の雰囲気はいかがですか？

＜Mさん＞
やる気に満ち満ちているというか、主体的に行動していくような人が集まっている会社だなと感じています。僕が所属している部署でも、「こういう風になりたい」という理想像の基、スキルや知識を身に着けようと取り組んでいる人が多い印象で、素敵な環境だなと思います。

入社前に不安に感じていたことはありましたか？

＜Kさん＞
IT企業に勤めるのが初めてということもあって、（「アフィリエイト」という言葉も知らなかったくらいなので）業界の知識がゼロだけど大丈夫かなと不安に思う部分はありました。
実際は、入社時に研修をしっかりしてもらい、用語や事業の理解を深められたのですぐに不安は解消されました。同時期に入社した他部署のメンバーもいたので、部署を超えた繋がりができたことはとても心強かったです。

担当業務が1人ひとりで異なると思いますが、デザイナー同士での交流やコミュニケーションをとるために工夫していることはありますか？

＜Mさん＞
これは結構特殊だと思うのですが、僕のチームでは通話を繋ぎっぱなしにして相談や質問などを簡単にできる環境を作っています。
リモートワークの環境下では、わざわざメールなどで聞くほどでもないことを気軽に確認できてすぐに解決できるので、円滑なコミュニケーションを取りながら仕事がサクサク進んでいていいなと感じています。
たまにくだらない話もしていますが（笑）、その雑談からアイディアが膨らんで仕事に繋がることもあります。

＜Kさん＞
分かります！たまに雑談することも大事ですよね！
私のチームでは16：00－19：00をコアタイムとして通話を繋いでいます。それ以外の時間でも、Slackの「ハドルミーティング」機能で気軽にコミュニケーションを取れる環境を作っています。

仕事でやりがいを感じる時はどんな時ですか？

＜Kさん＞
自分が作ったデザインで数字が上がった時はもちろんですが、私はデザインする過程にもやりがいを感じています。デザインを1から作っていく際に、プロセスを考えたり、改善したりするところに充実感を覚えています。その道中で、他のメンバーと一緒に悩みながら試行錯誤できるところにも魅力を感じていますね。あとは、これまで色々経験したことを活かした業務をさせてもらえていることにも、とてもありがたく感じています。

フォーイットに入ってスキルアップしたと感じることは何ですか？

＜Mさん＞
僕自身はDTPデザイナーからwebデザイナーに転身したので、UIUXを突き詰めていくということが初めてだったのですが、「こういうレイアウトにすれば、この人は見やすいだろう」など、ユーザーの視点に立って考えていくという力が養われていると思います。
デザインって一見「見た目」のものだという風に捉えられやすいと思うのですが、実はそれ以前に、使い手がいかに使いやすく、且つわくわくするものを作れるかが大切です。ただお願いされたものを作るのではなく、ビジュアル化する前の段階からビジネスサイドのメンバーと話しながら組み立てていくところが自分の力になっているなと感じています。

今後の目標を教えてください！

＜Kさん＞
フォーイットのデザイナーの肩書に当てはめると、今後目指していくのは大きく分けて「マネジメント」と「スペシャリスト」だと思うのですが、現時点で私はスペシャリストを目指していきたいなと思っています。マネジメントはプロジェクトをより良くするために環境整備を行い、他のメンバーに指示を出して動いていくという役割ですが、私は現場スキルを高めていく後者に重きを置きたいなと感じています。
何をどうしていったらユーザーにとってより良いものになるか、そのためにはどんなスキルを習得していったらよいのか、という部分を突き詰めていきたいです。
初めのうちはキャリアについて全然想像できなかったのですが、定期的に上長と話す機会があるので、相談する中で自分の方向性が見えてきたかなと思います。

＜Mさん＞
デザイナーなのでデザインスキルを高めていくというのはもちろんなのですが、事業会社のデザイナーとして、デザインをどうやってビジネスに役立てていくか、売上に貢献していくかなど、戦略的なところも考えていけるチャンスがあるのかなと思っています。僕個人としては、Kさんと同じように、プレイヤーとして手を動かしていく方に興味があります。ただ、僕は結構欲張りなので（笑）、“ゼネラリスト”というか、実際に作ることも、ディレクションも幅広く携わっていきたいと思っています。プロジェクトによっては上流にも参加して、ビジネスサイドと協議しながらキャリアを積んでいきたいです。