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Webディレクターはコミュニケーション能力が必要不可欠のスキルです。
なぜならプロジェクトによってWebデザイナーやシステムエンジニア、Webライター、営業などさまざまな職種の人とチームを組んで働くことになるからです。
チームメンバーとクライアントの間に立ちながら作業を円滑に進めて、クオリティの高い成果を上げるためにはコミュニケーション能力が必須でしょう。
そこでこの記事ではコミュニケーション能力が重要視される理由、チームプレイを円滑にするコミュニケーションの方法、アプローチ方法を紹介します。
コミュニケーションが苦手な人でも良好な人間関係の構築ができるようになるので、ぜひご覧ください。
出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/Oalh2MojUuk
Webディレクターにコミュニケーション能力は必須!その理由は?
Webディレクターとして活躍するためにはコミュニケーション能力が必須です。
プロジェクトごとに異なる業界や役職のクライアントと打ち合わせを行うケースが多くあります。
また一緒にプロジェクトを進めるチームメンバーは、専門性が高いシステムエンジニアやWebデザイナーなど多種多様な業種が関わってきます。
たとえばチームメンバーとコミュニケーションが取れていないと、認識のズレや指示の伝達ミスなどが起こりやすいため、プロジェクトの進行に悪影響を及ぼす可能性があります。
クライアントとコミュニケーションが不足していると、目的や要望が曖昧なまま作業が進行してしまい修正などのトラブルが多発してしまうことも。
Webディレクターはそんなチームメンバーとクライアントの間に立ち、クライアントの要望や意見をしっかり汲み取った上で、チームメンバーへ論理的に技術的要件を伝えてプロジェクトを進行します。
クライアントとチームメンバーにとって最もいい形で円滑にプロジェクトを進めるためには、コミュニケーション能力が必須でしょう。
出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/KdeqA3aTnBY
コミュニケーションを高めるために心がけたい5つのポイント
コミュニケーションを高めるために、Webディレクターとして心がけたいポイントを5つ解説します。
すべて心がけることで円滑にコミュニケーションを取れるようになるので、ぜひ参考にしてください。
レスポンスを迅速に行う
口頭でもメールでも、チームメンバーやクライアントからの問い合わせは迅速に対応しましょう!
返事が遅くなってしまうと、チームメンバーの作業が止まってしまったり、Webディレクターに対して不信感を抱いたりしてチームワークが乱れてしまいかねません。
もしすぐに答えられない問い合わせだった場合は「少し時間をもらってもいいですか?火曜日までに回答します」と一言返事を入れるだけで、チームメンバーは安心して作業を進められます。
問い合わせが来たときはスピーディーにレスポンスをするよう心がけましょう!
わかりやすいドキュメントの作成をする
チームメンバーへ渡すドキュメントは、わかりやすさを重視してシンプルに作成することが大切です。
たとえばクライアントから届いた修正要求の資料は脈絡がなかったり、難解だったりするケースが少なくありません。
クライアントからの修正要求の資料をそのままチームメンバーへ丸投げしてしまうと、難解な資料を熟読するために作業が止まってしまったり、フラストレーションが高まったりしてしまいます。
修正要求の資料の内容を整理や補足などして、誰もが理解できるドキュメントに工夫しましょう。
チームメンバーのストレスや負担の軽減につながり、作業もスムーズになります。
直接の声かけと心配り
メールやチャットなどのツールでもコミュニケーションは取れますが、対面でのコミュニケーションも大切です。
とくに難しいことを頼んだときなどは、ちゃんと声をかけてフォローをするのがおすすめです。
メールだけ投げて放置してしまうと、知らぬ間に関係が悪化している可能性もあります。
できるだけ作業現場に足を運び、チームメンバーの顔を直接見ながら進捗状況や課題などを確認するようにしましょう。
悩みや不都合はないか、指示内容をチームメンバーが理解しているかなども確認もできるはずです。
相手に合わせた説明をする
Webディレクターがプロジェクトで関わるのは、Webデザイナーやエンジニアなどの専門家をはじめ、Webの知識がないクライアントまで、複数の人とやりとりを行います。
たとえばクライアントはWebの専門家ではない場合も多く、Webの知識が必ずしも高いとは限りません。
その場合は専門用語ばかりを使って説明しても、内容を正しく理解し納得してもらうことは難しいでしょう。
クライアントに理解してもらうには、相手が知っている言葉で説明するようにしましょう。
しかし、Webの知識がないクライアントに説明した内容のまま専門家であるWebデザイナーやエンジニアに話しても、説明が回りくどくなりフラストレーションを高めてしまいかねません。
相手に合わせた説明を行って、きちんとコミュニケーションを図るようにしましょう。
否定をしない
コミュニケーションでは否定から入らないことも大切です。
チームメンバーの意見や提案を否定ばかりしてしまうと、意見が言いづらいギスギスした環境になりプロジェクトの進捗が思うようにいかなくなることも。
まず相手の意見を受け止めるようにするだけで、お互いに意見を言いやすい関係が生まれ、プロジェクトもスムーズに進みます。
もし否定する場合は「なぜ難しいのか」、「代わりにどう対応できるのか」など、説得力をもって対応することが重要です。
コミュニケーションの質を向上させるアプローチ方法
コミュニケーションで心がけるポイントのほかにも、日ごろからのアプローチも大事です。
1つ1つはとても簡単なことですが、積み重ねていくことでコミュニケーションの質を高めていけるので、ぜひ参考にして実践してみてください。
アプローチ方法1:挨拶
挨拶はコミュニケーションの基本です。
相手の存在を尊重していることの意思表示でもあり、心を開くための大事な一歩目です。
作業で忙しいメンバーに話しかけることに迷ってしまったり、簡単な指示をする時でもストレスを感じてしまったりする場合は、挨拶ができていない可能性があります。
相手から挨拶される前に自分から挨拶することを心がけてみてください。
アプローチ方法2:雑談
本格的なコミュニケーションをとるために必須となる雑談。
業務に関する雑談か、プライベートに関する雑談かによって変わってきますが、何気ない話を楽しむことで相手との距離を縮めることが可能です。
ここで一方的に話をすると相手の本音を聞き出すことができなくなるので注意しましょう!
相手の話に耳を傾けることを意識して雑談してみてください。
アプローチ方法3:意見交換
お互いの持つ情報を共有するためには意見交換が必要です。
一方的にならないように、相手の意見をしっかり聞き取るようにして意見交換を行いましょう。
意見交換は情報の共有ができているので「相手としっかりコミュニケーションが取れている」と錯覚しがちな段階なので注意が必要です。
ここで満足せずに、次のアプローチも行っていきましょう。
アプローチ方法4:検討
相手の意見を評価し合えるコミュニケーションの段階です。
「意見交換」の段階より意思疎通は図れていますが、新しい発想や提案が生まれるまでには至っていません。
検討し合える状況を重ねることで、次のアプローチである議論へと発展させることも可能です。
メンバーの意思や意向にアンテナを張って、向かうべき方向性を見える形に見いだすことが重要となってきます。
アプローチ方法5:議論
課題のゴールに向かっての意見をまとめ、目的達成のための具体策を生み出せるコミュニケーションの段階です。
Webディレクターの指示の意図を的確に汲み取ってくれて、チームメンバーが自立的に問題解決を図るような状態なので、一番建設的で良いコミュニケーション状態でしょう。
Webディレクターはこの段階までコミュニケーションを発展させられるよう、挨拶から雑談、意見交換、検討と丁寧に段階を踏む必要があります。
まとめ
Webディレクターはコミュニケーション能力が必須です。
プロジェクトではWebの専門家であるチームメンバーから、Webの知識がないクライアントまでさまざまな人とやり取りを行います。
さまざまな立場の人とコミュニケーションを取るのは難解ですが、円滑にプロジェクトを進めるためには必要不可欠なスキルです。
挨拶やスピーディーなレスポンスなどを心がけると、誰でもコミュニケーションを高められるものです。
しっかり段階を踏んでアプローチを進めて、さまざまな人とコミュニケーションを取りましょう!
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チームメンバーとクライアントに挟まれて苦労することもありますが、しっかり足並みをそろえてプロジェクトを完遂できたときの達成感は格別ですよ。
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