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「おもしろい発想は浮かばないから、私に企画力なんて…」と諦めていませんか?
Webディレクターに求められる企画力は、クライアントとユーザーのニーズに対応するWebサイトやサービスの企画を立案することです。
クライアントの本音を聞き出すヒアリング力や、ユーザーのニーズを把握するために日ごろから情報収集能力などを鍛えることで、誰でもユーザーとクライアントの心をつかむ企画を立てられます!
この記事ではWebディレクターに求められる企画力や身につけるべきスキルを紹介します。
ユーザーとクライアントの心をつかむ企画を立てて、企画を実現させるスキルを得るヒントがあるので、ぜひ最後までご覧ください。
出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/v9FQR4tbIq8
Webディレクターに求められる企画力とは?
「おもしろい発想が浮かばないから、Webディレクターに向いてないのかな…」と悩んでいる人がいますが、それは間違いです。
企画とは「おもしろいこと」「天才的なひらめき」「奇抜な発想」などが求められているわけではありません。
Webディレクターにとって企画とはユーザーのニーズに対応するWebサイトやサービスを立案したり、クライアントの要望や目的を果たすことです。
クライアントのニーズはもちろん、Webサイトやサービスを利用するユーザーのニーズがないものを作っても成果は出せません。
そして、どんなにおもしろく斬新な企画を立てたとしても、制作するチームのメンバーがそれを実現できなければ、どうすることもできません。
企画はユーザーやクライアントが置かれている状況を把握することから始まり、実現できる環境を整えるまでであると捉えましょう。
そのためWebディレクターが求められる企画力は天才的なひらめきではなく、クライアントやユーザーのニーズを把握し、チームメンバーを慮りながら、適した企画を検討していくスキルが求められるのです。
出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/cBY2CtqQ6YI
Webディレクターの企画力を高める方法
企画力は斬新なアイデアやクリエイティブな発想力などの才能が求められるわけではなく、クライアントやユーザーのニーズに応えて企画を立てる能力なので、鍛えて高めることが可能です。
ここでは企画力を高める方法について紹介しますので、企画力を高める際の参考にしてくださいね。
多彩な情報を集める
日ごろのインプット量は発想の引き出しになります。
インプット量が多ければ多いほどその知識を土台にしてアイデアを出せるので、日ごろから情報を収集するようにしましょう。
たとえばWebトレンドに関する情報やさまざまな分野で注目されている人物、良質なデザイン、人気の記事やコンテンツなどをチェックしたり、なぜ人気なのか理由を考えたりして、日ごろから大量のインプットを行うことです。
興味がない物事に対しても情報を集める作業をすれば、企画力は自然に増します。
しかし、収集した情報を完全に覚えておかなければと焦る必要はありません。
概要を捉えておいて、詳細はノートやファイルなどにまとめておいて取り出せる状態にしておくことで後々の役に立つはずです。
そして、ノートやファイルにまとめた情報を、たまに読み返すようにしましょう。
そうすることでいざ企画を考える際に、まとめた情報をさっと参考にできたり、自然と企画力を高められます。
クライアントから本音を聞きだす
クライアントから引き出した情報が深ければ深いほど、企画を立てる際の判断材料が良質になります。
プロジェクトの進行に沿っただけのやり取りを終始したり、社交辞令ばかり口にしたりすると、クライアントはあなたを信頼できず本音を見せることはありません。
クライアントありきのプロジェクトの企画は、クライアントによってさまざまな影響を受けるものです。
企業のブランド感、予算、担当者の関係性などによって企画を変えざるを得ないことも出てきてしまいます。
企画を変える頻度をなくす良い企画を作るためには、最初のヒアリングでクライアントから本音や多くの情報を引き出すことが重要になります。
企画力を高めるために日ごろからクライアントの本音を聞き出すように心がけましょう!
良質な企画の立案・実現するために身につけるべき6つのスキル
企画を立案して、その企画を実現できる環境に整えるまでがWebディレクターに求められる企画力です。
ここで企画の立案から実現まで行うために、Webディレクターが身につけておくべき最低限のスキルを紹介します。
Webディレクターとして企画力を磨きたい人はぜひ参考にしてみてください。
ドキュメント作成スキル
企画した内容を説明するためには、企画書やプレゼンテーション資料、要件定義書、ワイヤーフレーム、見積書などの書類を作成する必要があります。
ドキュメントを作成するソフトはさまざまありますが、Office系ソフトや必要なテンプレートを作成する方法は最低限身につけておきましょう。
ドキュメントの構成やデザイン、資料の作成方法なども身につけておくと、よりわかりやすい資料を作れるようになり企画が通りやすくなるのでおすすめです。
プレゼンテーション能力
クライアントやチームのメンバーに企画の内容をわかりやすく伝えるためには、プレゼンテーションの能力も必要です。
Webディレクターは企画の内容を説明する役割もあるので、プレゼンする機会は多いでしょう。
人前に立つことが苦手な人でも、練習と経験を積めば必ずプレゼンテーション能力は身につくものです。
クライアントとチームメンバーが同じ認識のもとに制作を進めていくために、わかりやすいプレゼンができるよう訓練を重ねましょう。
インターネットビジネスの知識
近年、インターネットを用いたビジネスにはスマートフォンのアプリ、クラウド、IoTなど増える一方です。
毎日のように新事業、スタートアップ企業も生まれているので、最新の動向は押さえておきましょう。
最低限、同じ業種のプレスリリースはチェックする習慣を身につけるのがおすすめです。
情報収集・活用スキル
Webトレンドは次々に入れ替わっていくものです。
日頃からさまざまなWebサイトやコンテンツを観察し、最新技術の動向やマーケットトレンド、ニュースサイトなどで知識を蓄えておきましょう。
より早く情報を仕入れたいならSNSやGoogleアラートなど。
幅広く情報を収集したいなら書籍や新聞、雑誌、テレビなどの活用がおすすめです。
蓄えた知識はクライアントの要望や課題に応える際に必ず役立ちます。
ユーザーのニーズもつかめるようになるので、情報収集をする習慣をつけましょう!
ヒアリング力
Webディレクターはクライアントのニーズや要望、課題などをヒアリングして企画を立てます。
たとえばどのようなデザインが良いのか、どのような機能が欲しいのか、どのような成果をあげたいのかなどを聞き出すといいでしょう。
クライアントから情報や本音を聞き出すことで、クライアントのニーズに合った良質な企画を立てられます。
そのためにはクライアントの本音を聞き出すヒアリング力を磨きましょう。
スケジュール・予算管理能力
立てた企画を実現できる環境に整えるまでが、Webディレクターに求められる企画力です。
企画を実現する環境を整えるためにスケジュール管理、予算管理能力も磨きましょう!
もし時間に追われるようなスケジュールを立ててしまうと、チームメンバーに負荷を与えてしまい制作に集中できず、思っていたものと異なる成果物になる可能性があります。
また時間に余裕がないスケジュールだとアクシデントが発生した時に余分なコストがかかり、企画がストップしてしまいかねません。
せっかくクライアントやユーザーのニーズに一致する企画を立てられても、実現できなければ意味がありません。
工程ごとに必要な時間をできるだけ的確に計算して、納期までにバッファを持たせたスケジュールを立てたり、予算の範囲内で制作したりして企画を実現させるスキルも身につけておきましょう!
まとめ
Webディレクターに求められる企画力や企画を実現させるために必要なスキルについて説明してきました。
Webディレクターに求められるのは斬新なアイデアやクリエイティブな発想力ではなく、ユーザーとクライアントの心をつかむ企画力です。
クライアントのニーズはもちろん、Webサイトやサービスを利用するユーザーのニーズがないものを作っても成果は出せません。
しっかりヒアリングしたクライアントのニーズと、日ごろから収集している情報から想定したユーザーのニーズに対応するWebサイトやサービスを企画しましょう!
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クライアントの本音を聞き出したり、日ごろから最新技術の動向やWebトレンドの情報収集をするのは苦労しますが、クライアントとユーザーのニーズにマッチした企画を立てられた時の達成感は得難いものです。
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