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仕事で成果をあげるためのリサーチ力

サービスや商品を企画する際に、何を一番に考えて企画を行いますか?

利益を上げるために大切なのは「マーケティング活動」です。

同時に「消費者のニーズを知ること」もマーケティング活動において重要なポイント。

消費者のニーズ、必要としている情報は、「マーケティングリサーチ」という手法で得ることができます。

今回は「マーケティングリサーチ」についての説明と、リサーチ力を高める方法をご紹介します。

出典:Unsplash https://unsplash.com/photos/5RR6r6X3zxY

マーケティングリサーチとは

「マーケティングリサーチ」を実施し、消費者の意見を聞き、さらにその意見を分析しサービスや商品に反映することで、消費者の満足度を上げることができます。

「マーケティングリサーチ」は、企業がマーケティング活動を行う上で必要な、消費者の声を集めるために実施する調査です。

企業がマーケティング活動において、重視すべき消費者の情報は多くありますが、その中でも特に大切なのが下記の5点になります。

①ターゲットとすべきユーザー

②適正価格

③ユーザーに響く広告媒体や手法

④購入に至る経緯

⑤サービスや商品に対する満足度

これらの項目に関して、適切なリサーチを行い、消費者の声を聞くことで、サービスや商品をより消費者のニーズに寄り添ったものへと改善していくことができます。

市場調査との違い

「マーケティングリサーチは「市場調査」と混同される場合がありますが、これらはそれぞれ役割が異なります。

大きな違いは、「市場調査」は過去の傾向や現状までの「過去」について分析をすることに対し、「マーケティングリサーチ」は現状や今後のニーズという「未来」について調査予測をするという点です。

また、「市場調査」は数値で分析をすることが基本となりますが、「マーケティングリサーチ」は、言葉などの数値化できないデータ、例えば化粧品の香りや使用感も調査します。

企業によっては、「市場調査」を「マーケティングリサーチ」に含んでいることもあるため、「市場調査」も該当するのか、認識を合わせておくとスムーズに調査を実施することができるでしょう。

定量調査

「定量調査」とは、数値や割合などの結果を定量のデータで分析する調査です。

一般的な調査方法は、アンケート方式が主流となっています。

例えば、とある商品を何%の人が美味しいと感じたのか、値段は何円だと妥当だと考えたのか、などのアンケートから得られた数値を元に「全体の傾向や結果」を分析をします。

定性調査

「定性調査」は、行動や言葉などの数値化することができないデータを分析する調査です。

一般的な調査方法は、インタビュー形式が主流となっています。

例えば、ゲームに関するグループインタビューを実施し、どのような場面が楽しかったのか・操作性に関して、意見をしあいます。その時の出席者の発言・しぐさや表情などのデータを元にして、「個人の気持ちや言葉」を分析をします。

実施される手法

先ほど「定量調査」「定性調査」に関して紹介しましたが、それ以外にも効果的にリサーチする手法がいくつかあります。

今回は目的別に、紹介していきます。

①ターゲットとすべきユーザー

■モニター調査

サービスや商品に応じてアンケート調査やインタビュー、モニター調査を組み合わせて調査し、結果から年齢や職業、どのような趣味を持っている人に該当するのかを考慮し、ターゲット層を決定します。

②適正な価格

■価格受容性調査

PSM分析やCVM分析といったリサーチ手法を活用します。

まずはPSM分析(製品やサービスの適正価格を導くための分析手法)を行うために、アンケート調査で商品をいくらなら適正価格と感じるかの調査をします。

「いくらだと高いと感じるか」「この値段だと逆に不安に感じるか」というアンケートを実施し、回答から集計、累積分析を行い曲線グラフの交点を出し、価格の基準に設定します。

他に、CVM分析(価格変更によるシェア獲得シミュレーション)も実施します。

「この商品が5,000円だと高いか」という質問に対して、はい、いいえから金額を変更していき、最終的にどの金額で購入意欲率が出てくるかを算出していきます。

PSM分析とCVM分析の結果を組み合わせ、分析することにより適正な価格を決定します。

③ユーザーに響く広告媒体や手法

■テスト調査

調査の対象者に動画や画像などを見てもらい、その広告の印象や認知度、企業側の意図が消費者に伝わっているのかの回答してもらうことで、どのような広告媒体や手法がユーザーに響くのかを分析します。

④購入に至る経緯

■デプスインタビュー

対象者とモデレーターが“1対1”でインタビューする「デプスインタビュー」といわれる訂正調査の一つを用いて、ユーザーのニーズや購入の経緯を調査します。その調査結果を元にインターネットの調査も実施し、ターゲットにすべき層や購入までの動線の方向性を定めます。

⑤サービスや商品に対する満足度

■ミステリーショッパー

覆面調査と呼ばれている「ミステリーショッパー」を迎えることで、提供までの時間やお店の雰囲気などについて顧客満足度の情報を得ることができます。

「サイレントマジョリティー(声なき声)」の存在についても考慮し、ユーザーに接する機会のある現場の従業員から、ユーザーがサービスに対してどのような表情や会話をしていたのかをヒアリングすることも、満足度調査には大切な手法です。

出典:pixabay https://pixabay.com/photos/concept-man-papers-person-plan-1868728/

リサーチ力を高めるには

「マーケティングリサーチ」の調査で得た結果を、商品やサービスに生かすには、リサーチ力のスキルを高めることが大切です。

最後にリサーチ力を高める5つの方法を紹介します。

データの分析力を向上させる

データの分析力を向上させることで調査結果を適切に分析することで、今後のマーケティングに有効的に生かせることが可能になります。

マーケティングでよく使用される分析方法の一例に、「3C分析」があります。

顧客(Customer)・自社(Company)・競合(Competitor)の3つの視点から結果を分析することで、サービスの成功要因を探ります。

3C分析によって、自社でしか出せないサービスの強みを見出したり、消費者目線に立つことでお客様の心理、ニーズの変化や狙うべき世代などが明確に浮き出るはずです。

これらの分析では、数字だけではなく、消費者の言葉や行動も分析するため、主観的な気持ちは入れずに客観的な視点に立って分析することや、結果を分かりやすく言語化してチーム内へ伝えることも、データの分析力の向上には必要です。

コミュニケーション上手になること

「マーケティングリサーチ」において重要なことは、「消費者の目線に立ち、消費者の声を聞くこと」になります。

調査にはインタビューなど、消費者の方と接する機会が多いです。

消費者の正直な声を引き出すためにはコツが求められてきます。

例えばグループインタビューになると、たくさん話す人とあまり回答ができない人、に分かれてしまう可能性があります。

そのような状況でも、それぞれの消費者の置かれている状況を察知し立ち回ることができる機転と、適切に質問をし、率直な意見を聞き出せるコミュニケーションスキルが必要になります。

またマーケティングは、対消費者以外にも、チームや社内など様々な人と関わる仕事です。常に「聞き上手」「話し上手」となり、プロジェクトを円滑に進行できるように心がけましょう。

常に好奇心を持ち、情報収集の場を広げる

マーケティングリサーチをするには、トレンド、消費者の動向などを把握しておかなければなりません。

時代のニーズに合っていない商品やサービスに関して調査を行っても、未来の予測にはつながりません。常に先を見据えた、考えや行動が求められます。

普段から周りの様々な情報について、好奇心を持ってアンテナを張ることをおすすめします。実店舗やネットショップを覗く、外に出てどんな人が何に興味を示しているのかを観察する、SNSでトレンドになっているキーワードを調べるなど、情報を得る手段はたくさんあります。

情報収集の場を広げて、「マーケティングリサーチ」に活かしましょう。

語学を勉強する

語学を勉強することも、リサーチ力を高めることにプラスに働きます。

マーケティングの対象は国内だけではなく、海外が含まれる場合もあるからです。

必要に応じて海外に調査へ出向いたり、海外の調査資料を参考にする業務もあるでしょう。

情報収集に関しても、海外の言葉が分かれば、まだ国内では知られていない新しいトレンドになりそうなヒントがインターネットなどでも見つけられるかもしれません。

そのため、これからの時代のマーケティングにおいて、語学を勉強することはリサーチ力アップにつながるのです。

資格を取得する

マーケティングに関する資格を取得してみることも、リサーチ力向上への一つの手法です。

資格を必要とする職種ではありませんが、資格勉強を通してマーケティングの知識がもっと深まります。具体的にはこのような資格がおすすめです。

・Webアナリスト検定...Google Analyticsなどの分析ツールによる、アクセス解析やトレンドなどのマーケティングに関する資格

・ウェブ解析士...ウェブサイトのアクセス解析を活用することにより、事業の成果アップにつなげる資格

・統計検定...統計に関する知識や活用力を評価する検定

・マーケティング・ビジネス検定...マーケティングに関する知識を判定する検定

マーケティングの方法は、時代の流れに応じて変化していくため、資格の取得が目的ではなくても、経済界の動向や、社会調査などの勉強を怠らないように注意しましょう。

出典:Unsplash https://unsplash.com/photos/RSc6D7bO0fA

今回は「マーケティングリサーチ」と、手法やリサーチ力の高め方についてご紹介しました。

すぐにリサーチ力を高めることは難しいですが、紹介した5つの方法を心の隅に留めて実践していくことで、成長スピードはより高まります。

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どのポジションでも「マーケティングリサーチ」のスキルは求められますし、担当するクライアント様の職種や業界も様々です。

一緒に働くことで、新たな業界や職種の知見が広がったり、チームでリサーチをすることで新たな気づきが日々生まれる、そんな組織です。

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