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新卒入社で若くして部長へ抜擢!DXプラットフォーム事業部長 滋野井氏インタビュー後編(「生い立ちと部長職に取り組む今」編)

前回に引き続き、後編は新卒入社7年目と若くして部長になった滋野井さんの生い立ちを踏まえ、部長職に取り組む今の思いを伺います。それではインタビュー始まります...

生い立ち

2015年に新卒で技術職として入社し、異例の20代で部長職についた滋野井さんですが、新卒3年目と若い頃から管理側を経験されていたとのこと。学生時代はどんな学生だったのか気になります。教えていただけますか?

小学校の時は何かをして目立ったりするわけではなかったのですが、誰かに推薦されたのがきっかけで学級委員をしていました。
思い出されるのは、先生がクラス全員を集めて怒っているお通夜のような雰囲気の中で、学級委員であるが故にどう思うか?などのコメントを求められる機会が頻繁にあったという苦い記憶です(笑)

中学校では地元から少し離れた学校に進学しました。上述の小学校時代の苦い経験から、あまり目立たずに過ごそうと思い平穏な学生生活を送っていました(笑)
ただここでは、仲良くなった友達の影響で未経験のテニス部に入っていたのですが、ある日の帰り道にたまたま会った顧問から「部長をやってほしい」と打診をうけ、部長になったという経験があります。この部には、テニスの実力があり、みんなを引っ張っていくキャプテンという存在もあって、もともと部長の仕事はこれというのがなかったため、そんなにすることはなかったのですが(笑)

こう話していると何だか上に立つのが好きみたいに思われてしまうかもしれませんが、少なくとも自分からぐいぐい引っ張って行くような動きをしていた記憶はないので、リーダーをするにしても、後ろから支える携わり方が自分には合っていたのかなぁと思いますね。

インタビュアー)入社当時から落ち着きと安定感のある印象の滋野井さんなので、学生の頃のエピソードも納得ですね...もう頼られる星の元に生まれたといっても過言ではありませんね。

自分の役割

今も「後ろから支えるポジションが自分には合っている」という感覚は変わらないですか?

そうですね、その感覚は今も持っています。
フォルシアは非常に能力が高い方やパッションを持っている方が多いので、そういった方達を見ると、(少しネガティブに聞こえるかもしれませんが)自分は敵わないなぁと。彼らにやってもらう方がより良いものができるんじゃないかと思うところがあります。

であれば自分は、その人たちが存分に開発業務に集中し力を発揮できるように、人があまりやらないような(またはやりたがらないような)仕事をして、そういった方達の助けになることが出来ればよいなぁと...それが今の自分のやりがいになっていますね。そういった意味では、「後ろから支える」というのは合っているように感じます。

自分は、「世の中に〇〇で貢献します!」ということより、自分に関わる身近な人達が幸せになれるような業務に従事する方が俄然やる気が出ると言うか...大げさかもしれませんが、自分としてはそういった周りをサポートする仕事の方が好ましい気がしています。それも7年続けてみて分かったことですが。



ズバリ伺いますが、部長職の辞令が出てどう思いましたか?

入社前からエンジニアとしてこうなりたいという明確なビジョンはなかったということもあり、多種多様な仕事や役割も新鮮に前向きにできていたので、それをひたむきに熟していくうちに、目の前に部長職がきたという感じでした。

役職というよりは役割としてきた感覚で、個人的な感覚としてはフォルシアの役職辞令は、年次的要素より性質的要素を感じますね。

あくまでも個人的なイメージですが、技術者はより効率よく開発したり技術を磨いたりと技術の研鑽に時間や力を注ぎたい気持ちがある人が多いと思います。一方で組織が大きくなると人も増え、人を管理するマネジメント業務も組織としては大事な業務となりそちらにリソースが割かれ、開発時間が取れなくなります。なので、そういった前者のような思いがある技術者には開発業務に専念してもらって、所謂マネジメントの部分を自分が担えばいいのかなという気持ちはありました。

部長職、重荷に感じることはないですか?(大変じゃないかなと...)

昔から自分にマネジメントといった能力があるかどうかは考えたりしてこなかったので、自分が本当に向いているのか?という感覚は常にあります。

部長の業務も含めてどの仕事も自信満々にできますと言えることはあまりないです。ただ、それでも今までこうしてやってこられているのは、周りの方々の想いがあってこそなのかなと思います。そういった仕事を周りの人が自分にできると思って頼んでくれていて、継続してやらせて頂いている。きっとそれは、任せられる程度にはできていると判断されてのことなのかなと勝手に思っています。

自分に与えられたことをできる限り精一杯やって、その結果ダメだとなったら、「すみません、これ以上は自分にはできませんので、他にもっと適任の方にしていただいた方が良いと思います」と割り切って考えれば良くて、そうなる瞬間までは、「自分のできる限りをやっていく」。そういったシンプルなことだと思っています。

そうは言っても重荷が全くないというわけではないですが...上述したように自分に出来ることをやるのみと思ってやっているので、大変じゃない?と聞かれれば、大変じゃないと前向きに答えられるぐらい、程よい環境の中でやれています。



今見えている景色

部長職を経験している今、現在のフォルシアの印象について思うことはありますか?

何か明確に「あなたの裁量はこれです」と渡されて...つまり、「やること・やれることが決まっている」中で業務を行うというわけではないんだなと、ひしひしと感じています。

最近のフォルシアは既存の事業のみならず、新規プロダクトにも力を入れています。社員から自然と「やりたい」という声が上がるという、企業にとって大事な非常に良い動きがあります。一方で、新規プロダクトをゼロから作り上げるということも企業としても大きな決断であり、担当者や役員・部長間で幾度も検討が行われます。

このような何か新しいことをしたい時に、上司や周りの方に論理的に説明できなければ「それは違うんじゃない?」と一見突き返されてしまうように感じることがあるのですが、「方針として違います」「ダメです」などと頭ごなしに却下されることはないんです。

突き返されると聞くと「自分の思っていること・やりたいことはできない」、「自分に裁量はないんだ」と思ってしまいがちですが、逆に言えば「納得」に至るような説明と、やりたいという「強い情熱」があれば、多少今までの流れと違うところがあっても妨げられることはほぼないと感じています。

そして、そういった情熱を持った人が成し遂げてきたことが積み重なって、この会社を作っているという意味では、社員が感じている以上にフォルシアは個人の判断や動きによって会社が回っているんだなということを特に全体を見るようになって感じています。

最後に、ここまで読んでくれた方々へ向けたメッセージをお願いします!

これからも変化していく会社の中で、自分ももっと情熱を持って仲間をサポートしていかなければならないと思っています。そういった情熱を持ち、挑んでいく仲間が増えていくとそれに勝るものはないなと思っています。共に、「Passion と Warmth」※1を実現していきましょう!

※1「Passion と Warmth」についてはこちら


滋野井さんプロフィール

1989年に大阪府で生まれ、京都大学・大学院を卒業後、2015年にフォルシアに技術職として入社し、現在はDXプラットフォーム事業部(福利厚生や専門商社などの課題解決を行うとともに、新規事業推進をも担う部署)で技術者と営業職の人達を統括していて重責の多い中奮闘中。一人ランチは決まったお店に通い詰めるタイプ。

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