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新入社員の印象が新鮮なうちにFOLIOのイメージを聞いてみた~SREチーム編~

みなさんこんにちは、FOLIO採用担当です!

今回のインタビューは、「FOLIOに入社してNヶ月が経過した後の仕事ってどう?」という部分にフォーカスを当てて、2020年7月に入社された小柳津裕真さんにお話をうかがいました。

※本インタビューは2020年秋頃に行ったものとなります。

入社からしばらく経過した今だからこそ、入社当初とはまた違った角度で仕事や会社、チームのメンバーのことが見えてるのだろうと思いますが、今回のインタビューでは、数ヶ月経った後のFOLIOでの仕事ぶりや内容についてお話をお聞きします。

FOLIOで働くやりがいとは?

司会:
本日はよろしくおねがいします。小柳津さんは入社して約3ヶ月が経過しましたね。改めて所属部署と仕事の内容を教えてください。

小柳津:
インフラ部のSREチームに所属して、会社で提供しているサービスをより良くしていくための活動をしています。具体的に話しますと、FOLIOには「おまかせ投資」「ROBO PRO」「テーマ投資」などのサービスがあるのですが、それらを開発する環境やお客様へ提供しているサービスの品質向上のためのお手伝いをしています。その中の一環としてサーバーの管理やサービスに伴う開発・運用の改善が業務の中心になっています。(*SRE= Site Reliability Engineeringの略)

司会:
小柳津さんは、前職でも同じようなSREのお仕事をされていたのですか?

小柳津:
SREだけでなく、アプリケーション開発も行っていました。小さな組織だったので、フロントエンド・バックエンドも兼任するなど、一人で幅広い範囲をカバーする必要がありました。ただ、今FOLIOでやっているようなSRE専任は今回が初めてです。

司会:
なるほど初めてなんですね。FOLIOは金融業界ということもあり、他業種と比較して特殊な構造だったりセキュリティーが厳しかったりしますが、色々と技術的な点で大変なことが多くあったはずですが、未経験の領域をやるにあたり、高いハードルを乗り越える必要があったのでは?

小柳津:
はい、大変でしたね。元々前職が決して大きな組織ではなかったのもありますが、FOLIOのセキュリティーに対する考え方や向き合い方のレベルが高くて、最初はギャップを感じていました。でも上司を含め、周りの皆さんが手厚くサポートしてくれたので、最近は軌道にのって仕事できるようになりました。私は金融や証券とは全然関係のない畑からの転職だったのですが、FOLIOはサポートが手厚いので、その辺は安心して働けています。

オンラインでのオンボーディングについて、こちらの記事も是非ご覧ください。

「FOLIO流オンボーディング」〜オンラインで新メンバーとOneチームになった話〜 | 株式会社FOLIO
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https://www.wantedly.com/companies/folio/post_articles/462279

司会:
元々金融とは関係ない業界から、この業界に入ってきて、最初はどんな世界かわからなかった部分も多かったのではないでしょうか。小柳津さん自身は元々投資とか証券など、お金にかかわる仕事に興味があったんですか?

小柳津:
まったくないわけではなかったのですが、どちらかというと関心は低かったですね。そんなに金融に関する知識は深くなくて、2019年頃に「年金2000万円問題」というのがありましたよね。あの頃になんとなく「ああ株とか投資について勉強しないとな」って思っていたんです。

そしたらカジュアル面談の時に「FOLIOにはその辺のことが詳しい人がたくさんいるので、投資や資産運用の知識なども身につきますよ」みたいな話をOJT担当の山本さんに言われて、その点は魅力を感じました。

司会:
小柳津さんは、投資に関しては、かなり初心者に近かったんですね。

小柳津:
前々職で持株会の制度などがあったので、その辺の知識と保険で積立ができるのがあるんだよな、くらいのレベルです。

司会:
投資や資産運用の知識が身につくのは、FOLIOに入社する1つのメリットですよね。

小柳津:
そうですね。ただ、FOLIOでは、有価証券等の売買に関する社内規程があり、有価証券取引には事前の申請が必要な場合があったり、保有している有価証券の売却が出来ない期間もあったりします。また、そもそも取引が出来ない商品もありますので、その点は注意が必要ですね。

司会:
今まで金融には関わりが薄く、そんなに興味のない業界に入ってこられたようですが、仕事でどんな部分に面白さや魅力を感じているんですか?

小柳津:
FOLIOでの仕事のやりがいは、色々な意味で仕事のレベルがとても高いことですね。そこに一番の魅力を感じています。

たとえばインフラ部ではAWSを導入しているのですが、セキュリティの部分もきちんと織り交ぜて、ベストプラクティスとして公開されている方法に遵守して運用している点や、アプリケーションを作る点においても、クリーンアキテクチャーだったり、ドメイン駆動開発などのエッセンスを積極的に取り入れているんです。

それらを導入して運用しながら、高いレベルを維持していくのが大変なんです。でもFOLIOの場合はそれを実行している人たちが多いので、そこがFOLIOで働く魅力です。

入社前と後のギャップは?

司会:
入社されてから直後〜数週間後の時期を思い出していただきたいのですが、その頃に抱いていたFOLIOへの期待感やイメージと、数ヶ月経過した現在におけるそれと、「想像と違った」部分や、逆に「やっぱり思ったとおりだった」みたいな点があれば教えてください。

小柳津:
そうですね、入社前に想像していた部分と入社してしばらくしてからというのは、あまりギャップがないですね。入社前は、技術レベルの高い人がたくさんいるんだろうな、と思っていたのですが、入社して「やっぱりレベル高いな」と思いました。もっと勉強しなきゃいけないな、と感じながら日々過ごしていましたね。その後2ヶ月ほどが過ぎて、具体的に何を勉強するべきかが見えてきました。ですから、ギャップというのはあまりないですね。

司会:
ということは、何の動揺や驚きもなく3ヶ月が経過したということですか?

小柳津:
驚きといえば、入社してからしばらく経った時より、入社直後の方が驚きがありましたね。レベルの高い人が多いんだろうなと思ってはいたのですが、ここまで優秀な方々がいるとは思わなかったです。そのインパクトが最初は強かったですね。

多分そんなに困ったことがなく入社して3ヶ月経過できたのは、私の努力というよりも、周りのサポートがきちんとしているからなのかもしれません。デイリーのミーティングなどで色々な方と話をしていると、「自分はもしかするとこういう部分が足りないのかもしれない」と不足している部分が明確になってくるんです。

3ヶ月経って見えてきたこと

司会:
入社して3ヶ月で、一番おもしろかった仕事や思い出に残っているような印象深い仕事はありますか?

小柳津:
私はインフラ担当として採用されたのですが、入社当初にバックエンドの開発側に少しだけ留学させて頂いたのですが、その経験が面白かったです。

FOLIOの場合、インフラはインフラ、バックエンドの開発はバックエンドの開発と、業務分担がきちんと分かれているのですが、そんな中でバックエンドの開発に留学させてもらって、バックエンドの理解を深められたのはとてもいい経験になりました。

司会:
でも採用はインフラなのに、関係ない部署で働くのはしんどくなかったですか?

小柳津:
Scalaは難しかったですが、すごくいい経験になりました。証券基盤部の人にたくさんフォローして頂いたので、大変だったですが充実しました。ScalaはFOLIOに来て初めて触ったのですが、ベースとなる知識が少しあったのと、周りのメンバーがサポートしてくれたので業務をこなすことができました。

司会:
3ヵ月の間に色々なことを経験したんですね。ところで、入社して3ヶ月が経過して、FOLIOに古くからいる人には気づかないこととか、新しく入ってきた人だからこそ見える部分があると思うのですが、何かありますか?

小柳津:
それは間違いなくSlackですね。FOLIOのメンバーは業務の面でSlackを高度に扱っていると思います。同時にカルチャーの面でSlack上でここまで盛り上がっている会社は、あまり聞かないですね。

仕事でも活用しているのですが、チームビルディングといいますか、組織の雰囲気作りにあれほどSlackが役に立っているのは驚きでした。結構Slack上でみなさんワイワイやっているので、それでメンバーの距離が近く感じられるのではないでしょうか。

司会:
Slack上でもカルチャー作りをしよう、チームビルディングをしようというのは確かにありますね。でもそれって積極的にそのことに取り組む人がいないとできないですよね。小柳津さんからみて、FOLIOにはどういう人が多いと思いますか?

小柳津:
そうですね、他人に興味を持って接してきてくれる人が多いですね。私のOJT担当の山本さんも、自分が出したものにたいしてしっかりフィードバックをくれますし、私が別の部署(証券基盤部)に短期でお邪魔させてもらっていた時も、自分が学んだことをドキュメントにまとめていたら、かなりしっかりとしたコメントを下さったりしました。

自分が今まで働いていた職場ではこういうカルチャーがなかったので、全然業務に関係ない人まで色々コメント書いて下さるんだなと思いました。

司会:
確かにFOLIOは、そういう部分を意識して、他の人にコミットしていこうと考えている方は多いかもしれませんね。チームで仕事をする雰囲気作りのために。

小柳津:
そうですね、チームビルディングを大切にする人が多いですね。結構チームビルディングって手法の話になりがちなのですが、FOLIOの場合、何のためにやっているのか?という目的が先行してチームビルディングがおこなわれいる感はありますね。

働いている人達のベースにあるのが、「我々のサービスを使って下さるユーザーにいいものを届けよう」という思考で、そのためにサービスを良く磨けるようにチームをちゃんと作りましょう、ちゃんとしたチームを作るためにはもっと他人に興味を持ってフィードバックしましょうと考えている人が多いから、一人一人が能動的に動けるのではないかなと勝手に感じています(笑)。

真面目な議論も、雑談も、チームビルディングも、FOLIOの社員はSlackを活用しています。

FOLIOで働くってどんなイメージ?

司会:
そんな職場環境で日々お仕事されていますが、これから色々と新しい方も入ってくると思いますが、小柳津さんはどういう方と仕事したいですか?

小柳津:
私が転職をFOLIOに決めた一つの理由が、ここならチームで働けそうだと感じたからなんですよ。なので、入って来られる方も、チーム意識を持っていて、お互いに高め合えるような人と働きたいと思っています。もちろん私も、もっとチームにgiveできるように頑張ります。

あとは、一人で何でもこなして手をうごかす、いわゆる「少人数のスタートアップ」的な働き方をイメージされている方は、FOLIOはそういうスタートアップではないことを知っておいた方がいいですね。

司会:
もう少し具体的に教えて下さい。

小柳津:
これは変な意味ではないのですが、いわゆる世間一般がイメージしている「スタートアップ」をイメージして入られると、ちょっとギャップを感じるかもしれませんね。

普通スタートアップだと少人数で自分の手を動かし何でもこなす……みたいな働き方をイメージすると思いますが、会社は今70人ほどいて分業ですから。いわゆる立ち上げたばかりのイケイケなスタートアップで、少人数で「なんでもやるぜ!」みたいなのとは違いますよね。

司会:
サービスをゼロから組み立てて、一人で全部やりたい!という人はたしかにFOLIOには合わないかもしれませんね。

小柳津:
そうですね。ただ、同じスタートアップでも「業界に風穴を開ける」「自分たちのサービスで業界の決まりきった慣習を変えていきたい!」「自分たちのサービスで世の中をもっと良くしたい!」という意味合いの部分であれば、FOLIOはまさしくスタートアップ気質なんだと思います。

本当にそう思って働いている方が多いですから。そういう思いで自分の技術を生かしてスタートアップで働いてみたいという方にはいい環境ですね。具体的にたとえばFOLIOでは、投資へのハードルを下げて、誰もが資産運用ができて将来お金に困らない社会を作りたい、みたいな思いを持っている人が多いはずです。

司会:
でも小柳津さんは最初はあまり金融とか投資には興味なかったんですよね?(笑)

小柳津:
はい、そうなんですが、その部分での興味ではなくて、「ああ、FOLIOがやろうとしていることは、社会的な課題にたいして意義がありそうだな」という意味で興味を持ったんです。

投資のハードルを下げて多くの人が資産運用をやって、将来のお金に困らない世の中が作れたら社会に役立つよなと思っていまして、そういう意味で興味を持ちました。金融の世界で、我々のスキルを駆使して、自分たちのサービスを通して多くの人の生活が豊かになって欲しい、そう思っている方ならFOLIOは向いていると思います。

エントリーしてくださるみなさんへ

司会:
小柳津さんが今後FOLIOで実現したいことや、目標などあれば教えてください。

小柳津:
入って3ヶ月でまだ見えない部分が多いのですが、一日でも早くサービスの管理や運用を高いスキルで遂行できる実力をつけていきたいなと思っています。

FOLIOは金融業界の会社で、お客様の資産を預かっているサービスをおこなっているので、他の業界に比べてセキュリティー等の面ではすごく厳しい要件がたくさんあるんですね。

高度な要件がつけばつくほど、運用や構築や開発のハードルもあがるのですが、そこはすごくやりがいがありますので、良いサービスを提供するために、その部分は果敢にチャレンジしていきたいです。

司会:
最後になりますが、FOLIOに興味を持ってくれてエントリーしようとしている方がいらっしゃると思いますが、そういう方々にメッセージなどあればお願いします。

小柳津:
働いているメンバーのスキルレベルは間違いなく高いので、そういう環境で働けるという点では、自分のキャリアにとってもプラスになるはずです。また技術レベルがただ高いだけでなくて、人に興味を持ってくれる人が多いので、チーム感を持って仕事ができるので、そういう環境に興味がある方とは是非一緒に仕事をしたいです。

司会:
本日はありがとうございました。

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