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出戻り社員のリアル

【はじめに】

今回は、全社で行っている、FLINTERSブログ祭りの記事です。

こういうイベントがあると、圧倒的な当事者意識を見せてくれるこの会社の人たちって、ホントに凄いと毎回思います。


時に私は、いわゆる「出戻り社員」です。

Septeniグループ全体はもちろん、FLINTERSにも、私の他にも出戻り組の方がいて、とても活躍されています。

今回はそんな、「出戻り社員」について書いてみようと思います。


【まずは数字的なところ】

ちょっと調べてみたのですが、エン・ジャパン 人事のミカタ「出戻り社員(再雇用)に関するアンケート」によると、出戻り社員を「再雇用したことがある」企業は、全体の67%でした。

規模別だと、FLINTERS連結が該当する「従業員101名~300名以下の企業」では84%、Septeniグループ全体が該当する「従業員1,000名以上の企業」では、なんと90%となっています!


そんなに!?という気もするし、まあ、そうかな、という気もしますよね(どっち?)。


【出戻りのきっかけ】

本当に多種多様だと思うのですが、私の場合のお話をさせていただくと、一度退職後、とある出版社の人事に在籍していました。割と時間に余裕がある会社だったので、何か今後の自分の武器になるような資格でもとるか、と思い、社会保険労務士という資格を取得しました。

その武器を携えて、新たな挑戦をしようかと転職活動をしていたところ、それを聞きつけた元同期から、「他の会社に行くなら、またうちで一緒にやってみない?」と声をかけてもらったのがきっかけです。


【出戻ってみて感じたこと】

実際に戻ってみると、良かったことも、大変だったこともあったように思います(当然ですねw)。


良かったことの一番は、やはりカルチャーのアンマッチがない、ということでしょうか。

これは、会社側にとっても大きなことだとは思います。採用活動の中で、重要かつなかなか難易度が高いのが、このカルチャーマッチの部分ではないかと思います。

それが、事前に分かっている、そして合うと思うから戻る、というのは大きいかなと。

リファラル採用が結局最強だよね、という考えも、この部分によるものだと思います。


ついでに会社目線でもう少し加えると、採用コストや、教育コストの削減、というメリットもあるかと思います。


と言いながらも、私は6年~7年くらい経ってから戻ったので、教育コストは少しかけてしまったかもです、、、カルチャーマッチと逆のことを言うようですが、当然会社も随時変化しているので、知っていると思っていたことが変わっていたりすることも多く、浦島太郎状態になることも多々ありました。


出戻り=即戦力、であるべきだからすぐに貢献しないと、と自分で自分にプレッシャーをかけてしまっていたような気もします。


一方で、もちろん会社側としてもメリットだけではないことも、少なからずあるとは思うので
待遇面も含め、慎重に再雇用に向けた検討や調整が必要になるとは思います。


その上で、再度迎え入れてくれた会社に感謝すると共に、何よりも在職中の皆さんが快く受け入れてくれたことで救われました。


【グループで運用しているアルムナイ】

昨今「アルムナイ」という言葉を見聞きすることが多くなったかと思うのですが、実はSepteniグループも、アルムナイの運用をしています。


グループを卒業後も、同意した人は卒業生として会社と繋がりを持ち続けます。

その後、ご縁やタイミングが合えば、また一緒に、という可能性を大切にしたいと思っている証かな、と思います。


【最後に】

以前のブログでも書いたのですが、私は産休&育休取得もしていますので、

出たり(退職)、戻ったり(再入社)、出たり(休職)、戻ったり(復職)、しています。


だからなのかもしれませんが、受け入れてくれた会社には本当に感謝と愛しかありません。

少しでも恩返ししたいな、役に立ちたいな、と素直に思います。


何事も、ご縁とタイミングだなーと、だからこそ大切にしていこうと、改めて思う今日この頃でした。



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