エンジニアリング指針|環境|株式会社FLINTERS
未来につながる、火を灯そう
https://www.flinters.co.jp/culture/guidelines
こんにちは、採用担当の横山です。
先日、「技術指針」を改め「エンジニアリング指針」をアップデートリリースいたしました。
リリースにあたってCTO 河内さんに公開までの経緯などお話を聞きました!
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
エンジニアがエンジニアリングをしていく上で共通の方向性・やり方をもって、みんなが同じ方向に力を揃えるために作成されたものです!
内容は大きく5つ掲げております。
具体的な個別の技術要素にはあえて触れないようにしています!
それは、使っている個別の技術は事業やプロジェクトによって多様化しています
その背景には我々の行動規範である「最適な技術は最高の選択肢」という考え方がある為です。
事業やプロジェクトにとって最適な技術を選んだ結果として、個別の技術要素はかなり違ったものになりますので、指針というものは全員が自分事として捉えられるよう、より抽象的な内容になっています。
もともとは技術指針という形で存在していました。
内容としては「Scalaを積極的に使うぞ」「スクラムやるぞ」「DDDやるぞ」「ユニットテストかくぞ」「コードレビューをするぞ」などを掲げておりました。
昔はWebアプリケーションの開発がほとんどの会社だったので、このような個別の技術やプラクティスが大半のプロジェクトであてはまっていた現実がありました。
以前の指針でも、「この場合は例外的にこうしますよ」といった記載がありましたので、それによってカバーできたといえばできていたんですけど
例外にあてはまることが多くなってきたので、多くの社員がそれを自分事として捉えるのが難しくなってきたところが大きいかなと思います!
具体例で言うと、データエンジニアリングの増加、MLOpsの増加。
データエンジニアリングですと、SQLを用いたデータパイプライン構築というのが多くなり、技術的指針的にはカバーの範囲外でした・・
また、ユニットテストの考えがデータパイプラインになかなかそぐわない、ユニットテストよりも全体を見た品質保証のマネジメントが必要になってくるということで、改訂の必要を感じたところがあります。MLOpsの方で言いますと、Python のエコシステムがあり、そもそもモデルがPythonで作られているので、Python以外を使っていくのは現実的ではないよねという事情がプロジェクトによっては発生していることもあります。
そして指針は外部公開し、採用の候補者の方にも見ていただけているので、
古い技術指針のままでは、候補者の方の考えとミスマッチが起きる可能性もあるので、大幅アップデートを行った一つの理由として挙げられます!
個別の技術要素を書かないようにした。という話がありますが、そこが大きな理由かなと思っています!
そもそも我々の仕事の本質はエンジニアリングです。
技術者としてエンジニアリングをしていくという文脈を踏まえて、エンジニアリング指針という名前が私としてはしっくりきていますし、そうあるべきだろうと思っているところもあります!
社員の全員が当事者意識を持てるように、自分事として扱えるような指針が理想的だなと思っていて、参加型のプロセスで進めたところは、結構こだわりをもってやりました!
具体的には、先ず各プロジェクトチームで
・現在の指針をどう思いますか?
・どういう指針だと良いと思いますか?
という検討の機会を設けてもらって、それらの意見を統合した上で話し合いました。
また、現在の社員に向けて書いているのはもちろんですが、未来の社員に向けても書いているので、採用を通じて今後入社してくださる方が会社のことが理解でき、魅力的なものになるようにもこだわりました!
指針というのは、こうなったらいいよね!こうやっていきたいよね!という意志の表れであって、そこに書いているから我々はできていますという類のものではないです。
そして、書いたからって何もしなくても指針通りにもなりません。
あっちの方向に行くぞ!と旗を立てた状態ですので、そこに向かって歩いていくという努力が必要になってくるのは間違いないと思っています!
それを見てくださる方に関しても、これができているんだ!すごいね!という風に捉えていただくのではなく、一緒にやっていきましょう!という気持ちで来ていただけると良いかなと思います!!
ありがとうございました!
エンジニアリング指針に対しての気持ちや、こだわりを聞けました!
概要についてはお話ししましたが、指針の具体内容についても見ていただき、より深いお話を聞きたい方や、この指針に共感した方などぜひお話できればと思います!
少しでも気になった方はご応募お待ちしております!!