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[土木業界からドローン企業へ] 働き方に関わらずスケールの大きな仕事に挑戦できる喜び

今回ご紹介するのは、FLIGHTS CONTROL事業部 開発担当の伊東 三友紀(いとう みゆき)さん。土木業界での11年間を経て、どのようにドローン企業であるFLIGHTSに出会ったのか。どのような経緯で入社をし、何を感じながら仕事に向き合っているのかを伺いました。



明石海峡大橋のスケールの大きさに感動し、モノづくりの道へ


ー まずは簡単に経歴を教えてください


私は兵庫県で生まれ育ったのち、立命館大学理工学部に進学。その後、新卒でコンクリート橋の設計会社に入社し橋梁を中心とした土木構造物の耐震設計に携わった後、株式会社FLIGHTSに入社しました。


モノづくりの道を志したのは、幼少期のころによく明石海峡大橋にドライブに行っていたことがきっかけでした。当時は、明石海峡が建設されている最中でしたが、そのスケールの大きさに感動したんです。子どもながらに「大きなモノをつくるのっておもしろそう」だなと思いました。この経験から、大学では理工学部に進学し、本格的にモノづくりの道を目指すようになりました。

大学では、阪神大震災の経験から地震や防災に関心があったので、橋梁の耐震設計に関する研究を行っている研究室に所属していました。その後1社目の設計会社は、当時の研究室の先生のご紹介で入社し、11年間、新設橋の耐震設計や既設橋の耐震補強設計に携わりました。



新たな経験を求め、土木業界からドローン企業へ


ー なぜ11年務められた設計会社辞めて、FLIGHTSへ入社されたのでしょうか


長年、土木業界に身を置いていましたが、違う業界にも挑戦してみたいと思うようになりました。

とはいえ、これまでの経験を活かせる仕事が良いなと考えていたところ、転職サイト経由でFLIGHTSから声を掛けてもらったのです。建設業界大手の大日本ダイヤコンサルタント株式会社(旧:大日本コンサルタント株式会社)と一緒に開発を進めているとのことで、技術力の高さは確信していました。

FLIGHTSはドローン企業という立場から、橋梁点検や測量などの土木業界に向けたサービスを提供している会社であることから、この場所であれば前職の経験を活かしながら、新しい刺激も受けられそうだと思ったのです。


入社の決め手になったのは、代表の峠下さんの言葉でした。子育てとの両立をするためにフルリモートを希望したところ、「フルリモートでできるように、どんどん環境を変えていきましょう!」と前向きに捉えてくれたのです。

異業種からの転職だったので不安もありましたが、その言葉に背中を押されました。





フルリモートで、オフラインと変わらない信頼関係


ー 実際に入社されていかがでしょうか


入社前のイメージ通り、良い人ばかりが集まっているなと思いました。ドローンという先進的な業界ですが、地に足が付いていて落ち着いた社風です。

また、どうしてもフルリモートとなると、携われる仕事が限定されがちですが、FLIGHTSはそうではありません。働き方に関わらず、裁量をもってバリバリ仕事ができるので、日々の仕事に対してやりがいを感じることができます。


実際に全国各地にフルリモートで働くメンバーがいますが、密に連携を取りながら仕事を進めることができています。チャットツールなどを活用して、いつもコミュニケーションを取っている状態なので、オフラインと変わらないくらい、信頼関係を築くことができていると思います。



最先端の技術も、地道な知見の積み重ねから生まれている


ー FLIGHTSの仕事で印象に残っている仕事はありますか


入社後の仕事で印象に残っているのは、気仙沼湾横断橋の現場見学です。この橋は「斜張橋(塔からケーブルを斜めに張り、橋桁に直接繋ぐ構造)」と呼ばれ、橋に関する仕事をしている人にとっては憧れのようなもの。現場デビューのときに、ドローンで点検する様子を見学させてもらい、そのスケールの大きさに感動しました。


また、前職は設計の仕事だったので、図面や数字をもとにPC上で考えていました。そのため、現場に出向く機会は少なく、実際に橋が出来上がる頃には別の橋の設計のことを考える必要があったため、完成した橋を実際に見る機会はほとんどありませんでした。だからこそ余計に、橋を目の前にして「私ってこんなに大きな仕事をしているんだ」と誇らしい気持ちになりました。


また、機能拡大に向けた試験も印象に残っています。私はドローンを活用して、橋を精細に撮影できるようにするために、どのように機能として実装すれば良いのかを考える開発部署にいます。そこでは、一つの機能を作るにしても、模型を作成し、何度も何度も試験を重ね、実証実験を通して、実際に動くのかどうかをチェックする…そしてやっと、ドローンで取得した画像による点検技術が実現するということを地道に丁寧に行なっているのです。

あらゆる新しい技術は、世紀の大発見のようなものではなく、地道な試験を経て生まれます。これは、FLIGHTSでドローンの技術者になって驚いたことの一つです。




大きな裁量をもって、スピーディーに仕事を進められる


ー 伊東さんから見て感じるFLIGHTSという会社の特徴を教えてください


FLIGHTSの特徴は「仕事のスピードの早さ」と「裁量の大きさ」です。ベンチャー企業ということもあり、誰かが意見を出したらすぐに進んでいくことが多いです。何かを検討する、考えるというプロセスで立ち止まったりすることはあまりなく、「まずはやってみよう」というスタンスですね。


またメンバーそれぞれが「自分にできることはないか」と考え、できることはどんどんやっていこうという雰囲気もあります。ポジションや職種に関わらず、自ら積極的に仕事を取りにいくことができるので、裁量をもって働くことができます。その分、自分に責任が伴いますが、「大変だけれど役に立つことができて嬉しい」と思いますね。


ー 伊東さんが日々の仕事で大切にしていることはありますか


私自身としては、普段の仕事において「当たり前のことを馬鹿にせずちゃんとやること」を心掛けています。これは確認や相談をこまめに行うこと、納期を守ること、最後まで仕事をやり切ることなど、小さなことほど徹底しています。本当に当たり前のことですが、特に土木技術者と関わる仕事では、これが信頼関係を築いていく上で不可欠だと思っています。



さまざまなメンバーと協力しながら、大きな仕事を実現していく


ー 素敵ですね。実際FLGHHTSで働く方はどういう方が多いのでしょうか


FLIGHTSには、チャレンジ精神のある方が多いです。私はどちらかと言うと慎重派なので、そのギャップに戸惑うことも結構ありましたが、中立的な立場で役に立つことができればと思っています。


また、メンバー全員が中途入社で、前職は営業やカメラマン、土木関係の方、ドローン関係の方などさまざま。それぞれのバックグラウンドや専門知識を活かしながら、得意不得意を補い合って、同じ方向に進んでいます。こうして前職での経験を活かしながら、新しい刺激も受けられる環境がとても心地よいです

FLIGHTSのサービスは、土木業界だけで完結するものではありませんし、部署やポジションの垣根を超えて仕事をすることができます。常に他部門と連携しながら、どんどん新しいことにチャレンジして、ドローンの可能性を広げていける。このような環境はとても貴重だと思います。



これから力を入れたいと思っているのは、大日本ダイヤコンサルタント株式会社(旧:大日本コンサルタント株式会社)さんの技術を“FLIGHTSの技術”として引き継ぎ、育てていくことです。現在は、日々、経験豊富な技術者の皆さんにご指導いただきながら、知見を貯めているところです。長年培われた技術を学べるという魅力的な環境に感謝しながら、技術力向上に邁進しています。将来的には「橋×ドローン」の領域で新たな土木技術を築いて、土木業界を変えていきたいです。


FLIGHTSでは積極的に採用を行っています📣

ぜひ、皆様のご応募お待ちしております!


採用情報 / 株式会社FLIGHTS
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