私が株式会社フィッツコーポレーション(以下FITS)にインターンとして入社したばかりのころ、企業文化である「明日も行きたくなる会社」ってなんだろうか、そんなことはあり得るんだろうか、と疑問に思っていました。
そんな私がFITSの卒業を前にして、
だから私は「明日も行きたくなる会社」がわからなかったんだ
まだ本当の意味で「明日も行きたくなる会社」でなかったんだ
と気づかされました。
「明日も行きたくなる会社」がわからなかった
このタイトルだけ見てしまうと、「明日も行きたくなる会社」を企業文化として挙げているにもかかわらず、なぜ?と思うかもしれません。
しかし、正直なところ、まだ入社したばかりのころは「明日も行きたくなる会社」かといわれたら「うーん」と言葉に詰まってしまうくらい会社のことをあまり知りませんでした。
それに
「自分がどんな仕事をどんな風にやっていきたいか」
「自分の仕事がどんな役割を果たしているのか」
をきちんと言語化できていない状態にありました。
会社にようやく慣れてきてからも、FITSの「明日も行きたくなる」要素はいくつも見つかるけれど、なぜか私はしっくりときませんでした。
なぜだろう。私以外の人達は「明日も行きたくなる」ということを生き生きと語っている。
自分一人だけが浮いているように感じていた私ですが、インタビューをしていく中であることに気づき、道が開けました。
それは、FITSの社員もインターン生も皆「明日も行きたくなる会社」に入社したのではなく、FITSに入社し、自分にとっての「明日も行きたくなる会社」を創り上げていったのだということです。
インタビューにおいて「あなたが仕事において心がけていることは何ですか」という質問を投げたのですが、その質問に対する答えを聞いていると、皆が自発的に何かを心がけて仕事に向き合い、自分にとっての「明日も行きたくなる会社」を創っていたのです。
もとからFITSが「明日も行きたくなる会社」として存在していたのではなく、個人が、そしてチームが、「明日も行きたくなる会社」であるように、工夫して、会社を創り上げてきていたのです。
私は、入社したばかりも、それから数か月もずっと、
FITS = 「明日も行きたくなる会社」
という式をたてて、FITSのどこかに「明日も行きたくなる」要素があると、探していました。
だから、探していく中で、FITSの素敵なところは見えてきても、どこか自分と少し距離を感じていたのです。なぜなら、その素敵なところは、あくまで自分ではない他の社員が創りだした「明日も行きたくなる」要素だから。
私の「明日も行きたくなる会社」を創る
こうして、ようやく私は「明日も行きたくなる会社」は自分が自主的に創り上げていくものなんだと分かることができました。
そこから、私の「明日も行きたくなる会社」創りは始まります。
まず、私にとって「明日も行きたくなる会社」とは
- 自分のやりたいことができること
- 一緒にやっていて楽しいと思える仲間がいること
- 自分の成長を実感できること
この3つが揃っていることかなと思いました。
そして、この3つが揃うために私は以下のようなことに現在心がけています。
- 自分のやりたいことができるようになるために、やりたいことは口に出して人に伝える
- 仲間には共感的関わりをもって接する
- 日報を書くときは過去を振り返って書く
以上を心がけていくことで、自分にとってFITSが「明日も行きたくなる会社」であれば良いなと。
そして、これからFITSで働こうと思っている人に、FITSで働く人々にとっての「明日も行きたくなる会社」が伝われば良いなと思っています。