みなさんお久しぶりです!川本です!
先日、弊社の代表取締役である川田社長が、東京都立立川国際中等教育学校でSDGsの授業を行ったので、そちらについてご紹介していきます。
こちらの取り組みは、子どもの「食」応援クーポン事業『Table for Kids』にて、経済的な事情を抱える子育て家庭への支援を一緒に行っている、『認定NPO法人夢職人』さんのコーディネイトのもと、実現に至りました。
「デジタル地域通貨とSDGsってどういう接点があるの?」「高校生視点のデジタル地域通貨と社会課題解決ってどういう意見があったの?」など、デジタル地域通貨と社会課題の関連性ついて語っていきますね!
本格的な話題にも熱心に取り組む高校生の姿が印象的で、高校生の斬新な発想と共感力に驚かされると思うので、是非読んでみてください!
1.まずは、「お金の価値」を考えてみよう!
川田社長の自己紹介・フィノバレーの事業紹介を簡単に済ませ、「まずはお金の価値を考える!」という主旨のもと、お金に関するクイズを導入としていくつか出題しました。
一部抜粋してクイズを出題しますので、みなさんも考えてみてください!
Q1.「日本にある硬貨(コイン)の枚数が一番多いのは??」
1位は1円硬貨で、2位は10円硬貨です。
当たり前じゃないの?と思うところですが、実は3位は5円硬貨ではなく、100円硬貨なんです。
多い順に並べると、1円硬貨>10円硬貨>100円硬貨>5円硬貨>500円硬貨>50円硬貨となります。
ちなみに、日本円を作るのに必要な材料費は、一枚につき18円以下なんです。
Q2.「100円は18円でつくられているのになぜ、100円の価値があるのでしょうか?」
それは、信頼があるから!「100円分の価値がある」とみんなが信じていることで、本来お金は成り立っているのですね!
お金の主な役割の一つとして「交換」の役割があります。現代では、この「交換」という手段に現金以外の割合が増えてきました!
それが弊社も運営している「キャッシュレスサービス」なんです!
でも、なんでお金をデジタル化する必要があるの?クレジットカード以外の支払い手段が広がっている理由ってなんの?など素朴な疑問が発生してきますよね!
「お金のデジタル化」や「デジタル地域通貨」などについても、川田さんにお話していただいた内容をご紹介していきます!
2.なんでお金をデジタル化する必要があるの?
次のテーマは、「お金のデジタル化」についてです。
みなさんも一緒に「お金をデジタル化する理由」や「クレジットカードではなく何故デジタル化された決済手段が普及しているのか」という点を一緒に考えてみてください。
結論として、『スマホアプリ(プログラム&ネットワーク化)と融合することで、これまでできなかった仕組みの可能性が広がっている』というところにあります。
『これまでできなかった仕組み』を利用することで、世の中の課題を解決をできるのではないか!というのが、「お金のデジタル化(お金×技術)」をする意義なのです。
お金のデジタル化と言っても、クラウドファンディングや融資(マイクロファイナンス)など非常に幅広くあります。その中の一つにフィノバレーの行っている『デジタル地域通貨』があるんですね!
『デジタル地域通貨』の仕組みを活用すれば多くの社会課題を解決の一助となり、昨今活発となっている幅広くSDGs目標達成に貢献できると考えています!
実際に『お金のデジタル化(お金×技術)』で、世の中の課題解決案を高校生に考えていただきました!
3.実際に、「デジタル地域通貨」を活用した社会課題解決案を考えてみよう!
高校生は実際に、立川市の社会課題を「デジタル地域通貨」というツールを使った解決案を提案してもらうグループワークをおこないました!
まず、仮で『たちかわPay』と称した、立川市独自のデジタル地域通貨の前提とし、
次に、立川市で現在社会課題とされている4つをピックアップしました。
そして、この4つの社会課題を「デジタル地域通貨」というツールを使った解決案を提案していただきました!
高校生ならではの柔軟な考え方や新鮮な考え方に驚いたので、一部抜粋してご紹介していきますね!
4.高校生からいただいた案の一部をみなさんにもご紹介!
実際に高校生が発表した内容を一部みなさんにもご紹介します!
解決テーマ:①多様な産業の活性化+②地域福祉の推進+③スポーツの推進
【誰でも人力車計画】
足腰が弱くなった老人サポートと同時に運動がしたい人をサポート!
1.町内に二人乗り自転車を設置する。
2.乗る時に自分のスマホアプリと連動して、実績を紐付けする。
3.終わったらサイクルスポットに返す。
『高齢者が行きたいところに連れていった結果、街の知らないところを知るきっかけができ、テーマ1にもつながるのでは?また、運動したい人とどこかに移動したい老人をマッチングしてWin-Winになるのではないか?』
(イメージ図)
正直、いい案ばかりで、高校生の発想力の柔軟さに驚かされるばかりでした。
いろんな人に会ったり、体験したりして、気づく機会を増やしながら、色々な可能性を考えていってほしいですね!
5.最後に!
今回のSDGs授業を通して、『デジタル地域通貨』の可能性を改めて考える良い機会になりました。また、高校生ならではの自由で斬新なアイデアに非常に刺激を受けました!
そして、東京都立立川国際中等教育学校の皆さんには、『デジタル地域通貨』を使った社会課題解決案を実際に考えてもらうことで、『デジタル地域通貨』を身近に感じることができたのではないか、と思います。
私自身、お金が本来持つ価値や歴史を学び直すことで、これからの新しいお金のカタチと、自分が地域活性化に貢献するためにやるべきことを改めて考える機会となりました
今後もデジタル地域通貨の取り組みを広めていけるよう、色々なことにチャレンジしたいです!
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