こんにちは。フェリックスでエンジニアをしていました渡邊です。
2月末日付で退職しました。
フェリックスにはちょうど3年間お世話になりました。
思い出を振り返る意味でも、私の3年間の軌跡を綴ってみたいと思います!
(フェリックスに入社を考えている未経験エンジニアの方には参考になるかもです?)
入社
私はエンジニア完全未経験でフェリックスに入社しました。新卒入社した前職は、肩書きはエンジニアだったのですが、エンジニアらしい仕事は何もしませんでした。そんな状況から脱却するため9ヶ月ほどで退職し、何を思ったか海外を1年ほどフラフラとし、やっと帰ってきて日本でエンジニアの職探しをして、たまたまフェリックスに拾っていただきました。
今思うと、あの時は行き当たりばっかりで就活していましたが、フェリックスに入ったのは本当にラッキーだったと思っています。決断次第では、全く別の道にいたのかもと思うと感慨深いです。
前職のような肩書きエンジニアだけの仕事であれば長続きしなかったかなーっと思っています。
研修期
フェリックスに入って最初の3ヶ月間は、何も理解していなかった時期でした。知識がない状態だったにも関わらず、手厚くフォローしていただけたのは大変感謝しています。あの頃は、案件の話やシステムの話をしている際は、話の30%くらいしか理解できていなかったように思います。
フェリックスでは最初の3ヶ月はOJT制度があったので、そこで基本的な業務の進め方や開発に必要なツールや操作方法など一から教えていただきました。逆に言うと、最近入社してきたメンバーたちは、既にその辺りを身につけていて、すごいなあと感心しています。
今思い返すと、あの頃は毎日がとても楽しかったです。サポート頂きながら、案件のお手伝いのようなことをやっていました。勤務8時間、お昼の休憩1時間以外はほとんど休憩も取らずに、課題や案件に没頭していたのを覚えています。単純に新しい知識の吸収に楽しんでいた時期で1日があっという間に終わっていく時期でした。
新人期
入社して4ヶ月目ほどで正式?に開発スタッフとして案件につくようになりました。
そこから、半年ほどで2案件に携わりました。両方ともサーバーサイド系の案件でしたが、一方はPOC開発、一方は既に運用されているシステム改修だったため、勝手が異なり2案件目ではかなり苦労しました。難しい案件だったこともあり、対応中は少し負の感情も渦巻いていたのが正直なところです。
この時期になると、職種にも慣れてきて、自分でも少しずつ成長を実感してきました。
また、2件目のシステム改修案件では、他の人が書いたコードじっくりと解読することで、良くも悪くも色々な書き方を知ることができたのはプラスだったと思っています。
初めてのモバイルアプリ開発期
2年目の初めは、Flutterを使ったAndroidアプリの開発を行いました。2ヶ月ほどの改修の案件だったのですが、これが初めてのアプリ開発でした。
この案件は、私の経験不足のせいでかなりトラブルが起こり、今でも印象深い案件です。また、ここからあの時起こした不具合は別の案件でも二度と起こさないと心を決めた案件でもあります。(それからは同じようなミスは起こしてないはずです...!)
この案件で、開発だけ考えていた状況から、品質の面にも目を向けられるようになったきっかけの案件だったなと感謝しております。
一人プロジェクト期
ここから半年ほど一人で3件開発を行いました。正確にはチームだったのですが、開発しているのが私だけだったので、良くも悪くも自由でした。レビューがあるのは当然ですが、基本的には好きなように開発を行っていました!3件中、2件はFlutterの案件だったので、この頃にはFlutter開発にも手慣れてきました。
また、コロナが流行ってきてリモートワークに切り替わったなんてこともありました。開発も一人だし、環境も一人だしちょっとだけ寂しかった思い出です。ランチ会とかピザ会とかできなくなってしまったのは、悲しいですね。
3年目
3年目はOJTをやったり、プロジェクトリーダーを任されることができました。案件も大きめなFlutterのアプリ開発にも携わることができ、2年目までとは違う角度で成長したと思えた一年でした。3年目はがっつりとチーム開発を行ったこともあり、2年目とは全く異なる仕事の進め方を身につけることができました。
なぜ辞めるのか
フェリックスに関して、ネガティブな感情は一切ありません。
仕事にもチームにも恵まれ、今でも去りがたいと思える会社です。私にとっては2社目なので、あまり他の会社のことはわかりませんが、胸を張っていい会社だったと言えるし機会があったら戻ってきたいと思える会社です。
しかし、この先もずっとフェリックスに勤め続けるかと言われると答えは「No」であるかなと思っています。私自身、なぜ「No」なのかは答えが出てないです。エンジニアだからなのか、受託開発だからなのか、はたまた私個人の変化なのか... とにかく遅かれ早かれ別の道を進むだろうなとは思っていました。
強いて理由を挙げるなら、2、3年後のフェリックス内での自分の姿を想像できてしまったからというのが大きいのかもしれません。
ただし、イメージがついているから成長できないという意味ではなく、技術面でもマネジメント面でも、このままフェリックスにいることでエンジニアとして申し分なく成長できると思っています。
案件を数々こなして、技術に厚みをもったリーダークラスになれるのではないかと想像しています。今回の退職ではそのチャンスを捨てることにもなるため、かなり悩みました。フェリックスにとどまり続ける方が、エンジニアとしては数段上に行けるとも考えています。しかし、私自身が変化や先の見えないワクワク感を渇望しているから、今回の退職に踏み切ったのかもしれません。
これから
次の転職先は決まっておりません。ひとまずフリーでエンジニア活動をする予定です。
運よく3月からの仕事を頂いたのですが、それから先は全くの未定です。自分のやりたいことに突き進んでいこうと思っています。
また、5月からは旦那の里帰りで1ヶ月ほどイスラエルに滞在する計画を立てていたりします。その期間は仕事しないと思います。(コロナで頓挫するかもしれませんが...😢)
3月から気ままにフリーランス生活を謳歌できたらいいなと思っています!