こんにちは、フェンリル東京本社でデザイナーをしている笹井です。
10月12日から2日間にわたり、六本木にある東京ミッドタウンホールで「Designship2024」が開催されました。フェンリルはシルバースポンサーとして参加。
私は『クライアントと共に「ユーザーに愛されるサービス」を目指して』というテーマでスポンサーセッションに登壇しました。
当日の会場の様子や、実際に登壇して感じたことを皆さまにお伝えします。
Designshipとは
Designshipとは、「広がりすぎたデザインを、接続する。」というコンセプトで、最前線のデザインを学び、第一線のデザイナーと語り合う、年に一度開催されるデザインの祭典です。
Designship2024運営チームの情報によると、今年の来場者数は2日間で1,739名、オンラインの配信PV数は1,752でした。(10月17日時点)
会場の様子・セッションの内容
会場には、メインステージとオープンステージという2つのステージに加え、各企業の個性あふれるスポンサーブースや登壇者と対話ができるミートアップエリア、事前申込した方のみ参加できるワークショップエリアなどがありました。
Designshipに登壇者として参加するのは今回が初めてでしたが、去年はゲストとして参加したので、イベントの雰囲気は知っていました。しかし、会場は去年よりもパワーアップして広くなっており、私が登壇するオープンステージの規模もかなり大きくなっていたため、最初に見たときは「ここで話すのか!」と、とてもドキドキしました。
登壇するまでの時間、私はメインステージのセッションを中心に見ていました。広義の意味でのデザインにまつわる話がたくさん聞けるため、自分の知らないデザインの世界を知ることができてとても興味深かったです。
公式からアーカイブが配信されたので、ご興味のある方はぜひ視聴してみてください。
VimeoDesignship 2024 をオンラインで鑑賞 | Vimeo オンデマンド
会場で配布し、好評だったフェンリルのノベルティ
今回フェンリルはブースを出展しませんでしたが、ノベルティを配布しました。ノベルティは、フェンリルのプロダクトであるDROMI(iPad向け絵コンテアプリ)のステッカー。イラストを施したパッケージに封入されたかわいいデザインもとても好評で、開場して2時間ほどですべて無くなったそうです。
友人である他社のデザイナーからも「ノベルティもらったよ〜」と、うれしい報告を受けました。
クライアントと共に「ユーザーに愛されるサービス」を目指して
ここからは、私が『クライアントと共に「ユーザーに愛されるサービス」を目指して』というテーマで話したセッションの内容を少しご紹介します。
セッションでは、アプリ制作時に「ユーザーの声を元にして作ったはずの機能があまり使われていない」という課題に向き合うなかで、愛されるサービスを作りたいと思うようになったエピソードをお話ししました。「愛される」とは、サービスの価値がきちんと伝わり、使い続けてもらえるということです。
具体的には、ユーザーインタビューを実施し、ユーザーに使ってもらうための新しい施策を検証した例を紹介。当初はユーザーが利用するだろうと想定していた施策が、ユーザーインタビューを実施した結果、ユーザーの心にはあまり刺さらなかったことから、ユーザーの考えやアプリの利用シーンを“想像して”サービスを作ることは、ユーザー目線とは言えないと気付きました。
真のユーザー目線とは、実際のユーザーの声を元にサービスを考えること。それが、愛されるサービスになるための道のりなんだということを学びました。
登壇の準備から本番までを振り返って
登壇で話す内容を練っている時は、自分の経験談に、参加者の皆さんにとって目新しく有意義な話題はないのでは......と不安ばかり感じていました。しかし、フェンリルメンバーのサポートを受けながら内容を考えていた時に、自分の認識が間違っているところがあることに気付きました。それは、先述した「ユーザー目線」についてです。
私は、ユーザーが考えていることを想像してサービスを作ることがユーザー目線だと思い込んでいたのですが、そうではないと、このときに学びました。
ネットで「ユーザー目線」について調べると、私が以前まで持っていた認識と似たようなことが書かれていました。もしかすると、私以外にも誤った認識をしている人がいるのではないか?と思うようになり、そこからは自信を持ってスピーチに挑めるようになりました。
登壇の準備を通して、新しい学びを得ることができてよかったです。
支えてくれた、フェンリルのメンバーに感謝!
入社3年目で初登壇したDesignship。改めて振り返ると、私1人では絶対に成功できなかったと思います。まだ浅い知識をより深くしてくれたフェンリルメンバーの存在が大きかったです。
今回の登壇だけでなく普段の業務においても、個人で成し遂げられることは多くありません。困ったときは必ず仲間が手を差し伸べてくれる文化・環境のなかで、今後も成長していきたいですし、私も仲間に手を差し伸べる側になりたいです。
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