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「フロントエンドカンファレンス沖縄2023」に参加しました!

こんにちは! ND部の西田です。

11月18日に沖縄で「フロントエンドカンファレンス沖縄2023」が開催されました。

私はフェンリルの「カンファレンス・社外勉強会参加費補助制度」を利用して、このカンファレンスに参加しました! 今回はそのレポートをお届けします。

フロントエンドカンファレンス沖縄とは

HTML、JavaScript、UI、UX、デザイン、アクセシビリティ、SPAフレームワーク、PWAなど、フロントエンドに関わる領域のイベントです。デザイナーやエンジニアといった職種に限らず、ウェブに携わる人たちが楽しめるようなセッションが用意されていました。

フロントエンドカンファレンス沖縄の公式サイトはこちら

フロントエンドカンファレンス沖縄2023
フロントエンドカンファレンスを沖縄で開催します! HTML、JavaScript、UI、UX、デザイン、アクセシビリティ、SPAフレームワーク、PWAなど、フロントエンドに関する様々なセッション・企画をご用意。 デザイナーもエンジニアも、職種問わずWebに携わる方が楽しめるカンファレンスです。
https://frontend-conf.okinawa.jp/


カンファレンス当日

会場は那覇市内のシェアオフィスで、約50人の参加者が集まり、セッションを聴講しました。

私はエンジニアですが、エンジニア向けの技術的な話だけではなく、デザインにまつわるセッションもあり、新鮮な気持ちで話を聞くことができました!

どのセッションも面白かったのですが、特に印象深かったものをご紹介します。


プライベートプロダクト戦略。ウェブアプリを起点にしたクロスプラットフォームで大企業が真似できない価値をつくる

「ウェブエンジニアという職はすでにレッドオーシャンで、次の10年後を見据えてどう動いていくのか」という問いかけに興味を引かれました。

これからの戦略は主に「ウェブ制作のスペシャリストになる」と「ウェブ制作の技術を使い、価値あるプロダクトを作る」の2つでした。

このセッションでは「価値あるプロダクトを作る」について取り上げていました。アイデア勝負よりも自分の手札で勝てるようにしたり、乗る巨人の肩を探し続けたりするなど、エフェクチュエーション(※)の、「手持ちの手段を使い、何ができるかを考える」という理論に通ずるものを感じました。

※エフェクチュエーションとは、優れた起業家に共通する意思決定プロセスや思考(考え方)を発見・体系化した市場創造の実行理論のこと


Figma Widgetを自作して、デザイナーとエンジニアのコラボレーション強化を図る

私はカンファレンスが始まる前からこのセッションに注目していました。私自身がデザイナーとのやり取りでFigmaを使用する機会が多いからです。

セッションでは「Tag Note」というウィジェットが紹介されていました。
Figma標準のコメント機能では、どこに何があるのか一目で理解できないといった課題がありました。これを解決するために「Tag Note」を制作したそうです。「Tag Note」を使用することでコメントのタグ付け、ラインコネクタ、非アクティブといった機能により、コメントの見落としを防げたり、コメントを探す手間が省けたりします。デザイナーとエンジニア間でのコミュニケーションがより円滑になりそうな気配を感じました。


2023年のゼロランタイムCSS in JSを考える

このセッションでは、社内プロジェクトの課題を解消するために、新たなCSS環境への移行を検討した際の技術調査に関する話題でした。

内容は、CSS in JSの技術選定の話でしたが、CSS in JSだけではなく、他のライブラリを選定する際にも役立ちそうな話でした。パフォーマンス測定についても触れていて、登壇者は5000枚のダミーイメージのレンダリング時間を計測・評価したそうです。その結果、レンダリングにかかる時間が一番短かったのは、Kuma UI(css api + Utility Props)だそうです。

最近、CSS in JSについて調べることが多く、ゼロランタイムCSS in JSに関する記事をよく見かけるようになりました。そのような中、実際に直面した課題を解決するために、技術調査をされた方の話を聞くことができてうれしかったです。

終わりに

技術カンファレンスへの参加に加え、沖縄へ行くこと自体、私には初めての経験だったため、会場にたどり着くまでずっとドキドキしていました。しかし、カンファレンスではセッションを聴講するだけではなく、沖縄県内のエンジニアの方とお話しする機会もあり、自分のモチベーションが上がる良いきっかけとなりました!

今回の沖縄出張では観光する時間があまり取れなかったため、次回行く機会があれば、綿密に計画を立てて観光も楽しみたいと思います。

冒頭にも書きましたが、今回私はフェンリルの「カンファレンス・社外勉強会参加費補助制度」を利用して、カンファレンスに参加しました。出張滞在費は全てフェンリルが賄ってくれたので、費用を気にせずに済みました。自費負担がなく技術を学び、経験を積めるのはとてもありがたいです! 機会があれば、いろいろなカンファレンスに参加したいです。

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