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B2B企業が実践する、”成果を出すための”オウンドメディア活用術を学ぶ勉強会を開催しました! 火星の学校#5


こんにちは!フィードフォース広報兼火星の学校運営事務局の金井です。
先日、第5回目の火星の学校「B2B企業が実践する、”成果を出すための”オウンドメディア活用術」を開催しました。

現在、多くの企業が情報発信やユーザーへの有益な情報提供等の目的でオウンドメディアを運営しています。B2B企業においても、オウンドメディアをマーケティング施策のひとつとして戦略的に活用し、認知獲得など自社の強力な武器として運営しています。

一方で、オウンドメディアを運営するご担当者様の中には、成果を出し続けるうえで課題にぶつかる方も多いのではないでしょうか。

今回は「成果を出すためのオウンドメディア活用術」 をテーマに、成果を出すためのノウハウ、運営体制、投下コスト(予算)、目標設定の組み立て方といった内容が学べる会を開催しました。成功しているように見えるオウンドメディアも、過去に様々な失敗やチャレンジを経験していることがほとんど。そんなちょっぴり言いにくい失敗談も一部ご紹介しますので、ぜひご一読ください!

1時間目:freee株式会社 「経営×テクノロジー」の最先端を切り拓くメディア 「経営ハッカー」 編集長 中山先生

1時間目は、「経営ハッカー」編集長の中山先生より『経営ハッカーの運用で大事にしていること、KPI、今後のプランなど』と題してお話しいただきました。「経営ハッカー」は2013年9月にスタートし、経営者や個人事業主を読者層として持つ月間PV388万を有するオウンドメディアです。現在の運営体制は2つに分かれており、編集部に編集長である中山先生とインターン生1名、ライターに社労士さんや税理士さんと外部ライターを置いているそうです。

かつては費用が低めのクラウド系ライターさんに執筆してもらったこともあるそうですが、クオリティのコントロールが難しいといった理由から現在ではバイネームで信頼できる人に依頼し「価値あるコンテンツをつくろう」と原点回帰しています。

今後はポジティブなSOV(share of voice)を増やすべく、潜在層へアプローチするための工夫や、「価値」にこだわった記事の作成、そして定期的にバズコンテンツを作っていきたいと意気込みを語ってくださいました!

2時間目:シックス・アパート株式会社 オウンドメディアの運営者のための実践的なノウハウを提供するオウンドメディア「Six Apart ブログ」編集長 壽先生

2時間目は、「Six Apart ブログ」編集長の壽先生より『ネット&勉強会の両輪で成果を出す!シックス・アパートのオウンドメディア活用術』と題してお話しいただきました。
「Six Apart ブログ」は、企業の名前を背負ってネットで情報発信する人を助けることや、会社の認知拡大といったところを目的としていて、壽先生と勉強会参加メンバーの執筆による記事を毎月2,3本公開しています。

一番大切なことは「ファンになってもらう」ことと話す壽先生。コメントをもらったらコメントを返しコミュニケーションもはかっています。更に、記事を執筆する上で大切にしているのは「実際にマネできる、実践性のある内容にしていること」だそうです。こういった工夫を重ねてシェアされやすいコンテンツを作成されています。

広報マネージャーも兼任している壽先生は「コミュニティ作り」にも力をいれており、「オウンドメディア勉強会」を運営されています!気になった方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

3時間目:ソウルドアウト株式会社 Webマーケティングノウハウメディア「LISKUL」編集長 鬼頭先生

3時間目は、「LISKUL」編集長の鬼頭先生より『月間問合せ数200件になるまでの2つの失敗』と題してお話しいただきました。「LISKUL」は、中小・ベンチャー企業のWebマーケティングを支援するソウルドアウト株式会社のWebマーケティングノウハウを発信するメディアです。記事は基本的に社員が執筆しており、2014年1月のスタートからこれまでに約400もの記事を掲載してきたそうです。

元々ソウルドアウトでは新規のお客様とはテレアポで出会うことが多かったそうですが、より多くのWebマーケティングで困っているお客様を支援するため、オウンドメディアを立ち上げました。結果、PVも問合せも右肩に伸び、月間問い合わせ数は約200件になっています。

そんな「LISKUL」も、現在の形にたどり着くまでには紆余曲折があったそうです。例えば、記事の質がなかなか上がらなかったり、メディアのターゲットの設計がうまくできていなかったり…。こういった失敗を踏まえターゲット・方針を明確に設定し、質の高い記事を生産し続ける仕組みを整えることでメディアを成功に導いたそうです。ちなみに、社内で記事が書ける社員は50名以上、記事は一定のクオリティになるまで公開しないというルールとのこと。現在も、新入社員研修で記事の書き方を教えるなど工夫しながら、運営されています。

4時間目:株式会社フィードフォース 広告とマーケティングのニュースを発信する情報ブログ「Feedmaticブログ」 澤井先生

4時間目は、「Feedmaticブログ」を運営するフィードフォースの澤井先生より、『Feedmaticブログの歴史』と題してお話しいただきました。「Feedmaticブログ」は企業のマーケティング担当者に向けてソーシャルメディア、インフィード、ダイナミックを軸にした最新情報を発信するブログで2016年にスタートしています。

フィードフォースとして最初のブログを立ち上げたのは、2011年の夏ごろ。当時から内定者インターンを中心に執筆していたため時期によっては書き手が不足したり、逆に書き手が増えることでコンセプトが曖昧になってしまうという問題がありました。
そこで2016年新たに現在の「Feedmaticブログ」を立ち上げ、明確にコンセプトとターゲットを置き、マーケティング戦略の一部にブログを組み込むことで仕組みを整え直しました。ちなみに現在は編集長1名、アルバイト1名、内定者インターン1名と時々社員が書きたいタイミングで記事を書くという体制で運営しています。

ということで今回は、オウンドメディアを運営する4社から運営体制だけでなくこれまでのチャレンジや失敗といった生々しいお話しを具体的にお伺いすることができました。参加者様の中にはこれからオウンドメディアを立ち上げる方やオウンドメディアを立ち上げたばかりの方も多くいらっしゃったので今後のご参考としていただけたのではないでしょうか。

最後になりましたが、「火星の学校」のご紹介です。

「火星の学校」とは、BtoBのSaaS・IT関連ビジネスにおいてサバイバルするために必要な知識やスキルをみんなで身につけることを目的とした勉強会、交流会です。
職種に囚われず、経営、セールス、マーケティング、エンジニア、デザイナー、人事など幅広い職域において学ぶ場を提供します。
火星の学校の詳細については、是非下記を確認ください!
https://www.feedforce.jp/information/8834/

次回開催概要について
次回の予定は下記よりご案内致しますので是非お楽しみに!
▼Peatix
http://feedforce.peatix.com/

▼connpass
https://feedforce.connpass.com/

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