経歴 2012年4月株式会社フィードフォースへ新卒第一期として入社。セールスを経験後、マーケティングチームを立ち上げプロダクト専任のマーケティング担当者に就任。現在はソーシャルPLUSのマーケティングに従事。
私がITベンチャーを選んだ理由
元々インターネットが好きだったため、インターネットに関わる仕事をしたいと思っていました。その中でも「新しいこと」をしている会社で働きたいと思い、自ずとITベンチャーに関心を持つようになり今に至ります。
小学生だったころ、父がパソコンを購入し、私もそれに触れる機会がありました。その当時はYahoo!のディレクトリでカテゴリをたどり面白そうなサイトを見つけるのにハマっていて、それがインターネットに興味をもったきっかけです。
中学生になるころにはインターネットを使いこなし掲示板などで情報を集めていました。当時はネット上が情報の最先端という意識がありそこで生み出される新しい情報や、やり取りに終始わくわくしていたのを記憶しています。
埋もれがちな学生だった。でも素直さがあればなんでも出来る
インターネットへの興味・関心はありましたが、大学生の頃には特にネットに関連する経験を積んでいたわけではありませんでした。
最近の学生は何かの学生団体に所属していたり、留学を経験していたり、バックパッカーをしていたり、そういった壮大なエピソードをもって、自分の個性というものをしっかり築き上げられている人が多いと思います。
それに引き換え私は、レストランでバイトをするごく普通の平凡な女子大生だったので、これといったスキルや経験があったわけでも無いですし、一般的に営業に向いていると言われるようなハキハキしていて人と関わるのが大好きという性格でもありませんでした。
ただ、人見知りを直したいと思い飲食店で働き続けたり、自身の弱点を克服するために地道に頑張ろうとする姿勢は持っていたと思います。
私のどこがフィードフォースから評価されたのか正確にはわかりませんが、フィードフォース社員の多くは「素直な人」と一緒に働きたいと思っています。やはり新卒に求めるものがあるとすれば素直さだなと。なので自分のどこが評価されたかと考えるとその「素直さ」があったという点だと思います。
周りの人からも「深谷(ふかや)は面接だと不利なタイプだよねー」と言われました(笑)「入社してからは頑張りが見えていたけど、面接で会ったら他の学生に埋もれがちよね」と。まさにそんな感じの学生だったと思います。
何もなかったからこそ何にでも挑戦できた
無事に入社するも、大変なことも多くありました。特に、制度も教育もチームとしての役割分担もない中で、マーケティングチームを立ち上げたことは印象に残っています。
当時は「プロモーションチーム」というマーケティングチームの前身になる部署がありました。しかし、チームと言っても最初は私と取締役の喜多の2人だけしかいませんでした。喜多はセールス業務も兼任していましたが、プロモーションチームの仕事には多くの時間を割いて協力してくださいました。 その後、当時別チームだったマネージャーがチームにコミットしてくれたことでマーケティングチームが本格的に立ち上がります。
プロモーションチーム立ち上げの頃はアドバイスして貰ったものを私が必死に一つずつ拾っていって、それを実現するということに徹していましたね。当時は経験もないので自分がやっていることが正解かどうかもわかりません。一つ一つ探り探り、仕事をしていました。
例えば、今では週に数回配信しているメールマガジンも、当時は配信する仕組みがありませんでした。データベース上に整頓されずに残っていた顧客情報を一回エクセルなどで吐き出して、企業名や社員名が間違って保存されている場合には、私が手動で1つずつエクセル上で修正していました。数千件はありましたね。
入社して3年にもなるころにはプロダクト専任のマーケ担当者として自分で戦略を考え、チームを巻き込んで仕事をすることが多くなりました。 現在は最新のツールを活用した高度なマーケティングを実践し、新しいテクノロジーを業務に積極的に取り入れています。
会社もいい感じに成長して、第二創業期という感じです。根性でやっていた時代から効率よく仕組みを作っていこうと、マーケティングを効率化するツールを導入したり、新しい道具をつかってさらなる挑戦に取り組んでいます。
入社してから5年が経ち、がむしゃらに多くのことをやってきたこともあり「こういう時はこうすればいい」という予測は立てやすくなりました。「この施策だと受注につながりやすい」などが実際の経験を通して見えてきたので、「こういったターゲットにはこのフローでアプローチしていった方がいいかもね」という提案も出来るようになりました。
何もなかったからこそ全部出来ましたし、全部経験出来たというのは非常に大きかったと思います。
学生に対して伝えたい事
「好きだ!やってみたい!」というポジティブな気持ちがあれば、現状のステータスなど気にせずどーんと飛び込んでもらいたいです。飛び込んでチャレンジしているうちに、案外すごいものを手にしてたりします。私の場合、新しいもの好き、挑戦意欲があっていつも何かにわくわくした人々が周りにいるという環境が自分の成長に大きく寄与したと思います。そんな新しいもの好きな社員が多いフィードフォースに、興味を持ってもらえたら是非エントリーしてみてください。