1
/
5

ITベンチャーのエースが考える、「理想の会社」と「会社選びのポイント」とは

■経歴

川田智明 2012年4月株式会社フィードフォース入社。事業立案の市場調査からセールスを行い、半年後に新規事業として「データフィード最適化サービス」を立ち上げる。現在は、外部企業との事業提携を推進する事業開発チームの立ち上げと新規広告プロダクトの事業責任者を兼任している。2016年「いちばんやさしいデータフィードマーケティングの教本」を出版。

■前置き

新卒1期生としてフィードフォースに入社したエース社員、川田に新卒入社から今に至るまでどのようなスタンスで仕事に取組み、チャンスをものにしてきたのかをこれから社会に出る学生に向けて話してもらった。

ベンチャーで始まったキャリア。余白のある会社こそ楽しい

私がベンチャー企業に新卒として入社した理由は、ビジネスマンとしての 「当たり前のレベル」を最初から高い水準に置きたかった からです。どんな会社に入るにせよ、最初に働く会社でベースとなるスキルや考え方がある程度、形成されると思っています。 その点、フィードフォースでは入社1年目から役員陣の直下で仕事をしていたためアウトプットは高い水準を求められ続け、会社のカルチャーも事業も自分たちで作っていかなければならない環境だったので、当たり前のレベルは高くならざるを得ませんでした。

ベンチャー企業は制度などが完全に整っていない部分も多く、そういう余白があるということ自体が楽しいと思っており、不安定であるからこそ、自分はそこに面白味を感じるんだろうなと考えています。 自分が新しく価値を生み出していける「余白」がある会社で「未来にある当たり前をつくる」という思いを持った人たちと一緒になって働くようなスタイルが自分には合っていました。

1年目から成果を出し続ける仕事哲学。熱量を持って目標に臨む

入社した時点で自分の中で決めていたのは、 3年目までに全社的なMVPを取ることと、自分の給料に対して最低でも3倍以上は月次で稼ぐということ でした。そのため1年目のころから自分の売上が早く給料の3倍になるようにと考えて仕事をしていました。 MVP獲得に関しては、社内で既存の役割を担うだけでは賞を取るのは難しく、 新たな組織やサービスを立ち上げていくような人になる必要がある と感じていました。 そこで、元々新規事業をやりたいと思っていたこともあり、会社に対して常に、「新規事業を立ち上げる事前準備はしっかりしている」とのアピールをしていました。例えば、自分で見つけてきた新しいサービスやそのサービスが展開されている領域での自社との親和性を発信するなどです。 今思うと当時着目していたポイントなどは若干ずれていたかもしれませんが、 継続的に発信することが重要だったと感じています。 仮にチームとして取り組むことになれば、他の社員も関わるため、自分が日頃どういった姿勢で仕事に取り組んでいるのかを発信するのは大事なことだと思います。

新規事業立ち上げを任せてもらえると決まった後は自分が巻き込みたいと思った人に対して、 「なぜこのプロジェクトにあなたが必要なのか」というその人ならではの必要性や重要性を自分から話しに行っていました。 これは学生時代にチームスポーツをやっていたことが考え方のきっかけにあります。スポーツでは、「なぜあなたがこのチームに必要なのか」をモチベーションを高めるためにでもそうですし、言わなければならない時が必ずあります。

しかし当然のことながらスキルセットとしてはマネージャー、役員陣に比べて圧倒的に低いわけです。 その中で「こいつとやってもいいかな」と思ってもらうためには、言い回しなどではなく、最終的にはプロジェクトに対しての熱量が一番大切な要素でした。

「型にハマらない新卒」募集中。就活で理想の会社は見つからない

ベンチャー企業への就職を考えている学生はまず 「ベンチャー企業」の定義を自分なりに考えてみることが大事 だと思います。これは何も「ベンチャー」という単語だけでなくて、 自分の発する言葉に対して自分なりの定義や考えを持っていることが必要だということです。

私は学生と社会人の一番の違いは「正解があるかどうか」だと思っていて、社会人は本当に「正解」がありません。そのため、自分にとっての「理想的な会社」という正解もないので、それを探そうとしても難しいです。私自身、自分の働きたい会社を聞かれても正直、答えに困ります。理想的な会社は自分で作り上げるものだと思いますので。なので 理想的な会社を探すのではなく「自分が理想とする会社を作り上げられる余白があるかどうか」に注目してみるのがいいのではないでしょうか。

個人的には、フィードフォースに合わせなくていいので、枠にはまらない学生を求めています。フィードフォースが求める人物像などより、むしろ大切にしてもらいたいのは、 今まで何をやってきて、今どういう思いを持っていて、今後どうなりたいのか を自分の言葉で語ることです。あと馬力があって多少生意気なぐらいがちょうどいいと思っています。下剋上でどんどん先輩社員を追い抜いていくぐらいの気概のある学生がいてくれてもいいのかなと。自分自身追い越されるのではないかと焦るぐらいの「型にハマらない新卒」を募集中です。

株式会社フィードフォース's job postings
38 Likes
38 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Tomoaki Kawada's Story
Let Tomoaki Kawada's company know you're interested in their content