こんにちは。ファストドクター採用広報です!
ファストドクターでは現在、リードエンジニアやモバイルアプリエンジニアなど、エンジニアを積極採用中です!
そこで今回は特に、「エンジニアのカジュアル面談でよく聞かれる質問」にまとめてお答えします。
ぜひ最後までご覧ください!
〇開発業務について
開発プロセス(課題設定~実装までの流れ)について教えてください
経営陣や新規事業チームから新しい企画があがっているケースと、メディカル事業部門から課題がチケット起票されて進んでいくケースがあります。課題については、チケット起票経由であがるものと会議の中で生まれてくるものが半々くらいのイメージです。
新規事業はPoCのソフトウェアを作って検証するパターンが多いです。PoCでは極力少ない工数で動くソフトウェアを作って課題が解決されるかを検証していきます。
課題駆動のものは経営企画DX推進チームとエンジニアチームが協同して仕様に落とし込み、開発を進めていきます。
エンジニアがどれくらい企画に関われますか?
開発責任者の宮田のポリシーとして業務や現実の課題をエンジニアが理解出来た方が良いソフトウェアが作れると考えています。そのため、ある機能を作ろうとした時に、エンジニアは上流から課題に接してもらうようにしています。
定例会議やmtgの頻度について教えてください
開発時間を確保するため、会議は少なく設計しています。デイリーの朝会を毎日13時から10分程度行っています。月次で経営陣と開発戦略会議を実施して、大きな粒度の開発項目の優先順位をつけています。
〇技術について
技術的な課題はどのようなものがありますか?
当社ではFDシステムという往診受付から往診〜診療報酬計算(代行)までを行っています。モノリシックになっていて、新しいコードを書いた時に影響範囲が読みづらくなっています。少数精鋭のエンジニアがRailsでDRYを突き詰めて書かれたもので、本当に良く出来てるなと感心してしまうのですが、新しいエンジニアが入ってきた時に背景も理解してコードを書かないとならず立ち上がりが難しいのと、長期的に品質が作りづらくなるだろうなと感じています。
開発チームとして今後注力していきたいことを教えてください。
➀開発マネジメントの自動化と➁ミニCTOとしてのメンバー育成です。
➀開発マネジメントの自動化について
当社のソフトウェア開発は大きなものをみんなで作っている側面と小さなプロジェクトが並行で動いている側面があります。
各プロジェクトの進捗を正確に追っていくのは中々難しくなってくるだろうと思っていまして、開発マネジメントは極力自動化したいと思っています。医者の不養生という言葉がありますが、ITエンジニアのDX化遅れもあるなというのがこれまでのキャリアで感じていることです。業界的にこれくらい出来ていればイケてるよね、という水準よりも自動化のポテンシャルはあるんじゃないかと考えていまして、そこにチームとしてチャレンジしていきたいです。
➁ミニCTOとしてのメンバー育成について
小さいものとはいえ開発プロジェクトをリードするエンジニアには一定の幅広い能力が求められます。コードがちゃんと書けることにとどまらず、ユーザーインタビューがちゃんと出来ることだったり、提案をわかりやすく説明できる、事業計画へのインパクトを説明出来る、など多様な範囲です。当社では、CTOのスキルを棚卸しし、意図的にスキル獲得していってもらえるようにしていこうとしています。
技術選定はどのように行っていますか?
今後の事業展開を見越してアーキテクチャ課題を言語化し、解決するための技術選定を行います。アーキテクチャや技術選定は、事業推進のために行うものだと考えています。「今後こういう展開をするだろう」という想定の上で、今のアーキテクチャだとどこがネックになるか、どういうアーキテクチャであれば高速に品質の高いソフトウェアを作れるかということを考えます。
またエンジニア採用がしやすい技術スタックであることも重要です。
当社が良いなと思うのは、技術選定やアーキテクチャの話も経営陣と話して決められている点です。Flutterでスマホアプリをリプレースする方針も、TypeScript/NestJSを今後の主要フレームワークにしていく方針も経営陣と話して決められています。その議論もたくさんの時間を使うことなく、一回の会議で決めて頂きました。
「エンジニア組織に裁量があるか」というのを大事にされるエンジニアもいます。ただテックカンパニーを目指す中では、技術的意思決定は経営決断であって欲しいですし、そうしていきたいと思っています。
今後新しい技術・言語を使うことはありますか?
7月末現在でデータ分析の基盤をBigQuery上に構築しています。データサイエンス的なアプローチも取っていきたいと思っていて、Jupyter NotebookやGoogle Colabo上でPythonは使っていくと思います。分析内容によってはR言語も利用していくと思います。
〇開発組織について
開発組織のチーム・役割分担について教えてください。
開発組織は、エンジニアとデザイナーからなる技術開発部とITコンサルやPMや経営企画DX推進と協同で運営されています。
事業的なインパクトは経営企画としてのDXチームに明らかにしてもらった上で、エンジニアがコーディングしつつ、機能の現場への落とし込みはDXチームが実施します。
〇働き方や環境について
貸与PCのスペックやモデルは選べますか?
貸与PCはM1 CPUのMacになります。キーボードの種類については、ご希望をお伺いします。
勤務場所は?リモートワークは可能でしょうか?
オフィスの最寄りは田町駅になります。リモートワークは可能ですが、常時フルリモートにはしていないです。エンジニアに限らず週2,3で出社/リモートを切り替える人が多いです。コロナの波が来たときには感染抑制のためスイッチシフトして技術開発部はフルリモートにしています。普段からフルリモートにしないのは、当社はエンジニアばかりの組織でなく、看護師や医師、管理薬剤師、エリアを統括する部隊などバックグラウンドが異なる職種が数多くいるため、対面のコミュニケーションが取れた方がスムーズに話せます。またエンジニア組織も拡大中で毎月新しいメンバーがジョインしてくれている状況です。最初の立ち上がりを作るのにも、リアルで対面した方がやりやすいなと思っています。
リモートワークでのコミュニケーションについて教えてください
コミュニケーションツールはSlackを使っています。またプロジェクトマネジメントにはAsanaを利用しています。Asanaはチケットが複数のプロジェクトに属する事ができる点がユニークで、部署間を跨いでチケットをやり取りするのに重宝しています。
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おわりに
以上、よくある質問に答えました!
面談をするしないに関わらず、少しでも弊社に興味を持って頂いた方の参考になれば幸いです。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひカジュアル面談からお話しさせていただけますと幸いです!
ここまで読んで頂いてありがとうございました!