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1QMVP、入社半年のワーママが受賞

皆さん、こんにちは。ファームノート編集部です。2021年12月に第1四半期のMVPとチームMVPが発表されました。今回の受賞者は北海道セールスチームの山田 由里奈(やまだ ゆりな)さんです。チームMVPも北海道セールスチームで、W受賞となりました。

多忙なワーママも綿密な時間管理で乗り切る

実は、山田さん、2021年5月の入社でまだ半年ほど。短期間で受注に結びつくといった成果も出せました。また新しい取り組みとしてFDP(ファームノートデーリィプラットフォーム)ツアーを提案し、盛況なイベントにこぎつけました。受賞理由として「自らの努力とチーム内の意見交換から創意工夫を行い、営業成果を残したことは営業全体に勇気や力を与えた営業成績とチーム全体に大きな影響を与えたことを高く評価し選出した」とのことでした。

山田さんの訪問件数は、各セールスメンバー目標のなんと1.5倍。山田さんが担当するのは根室・釧路(根釧)地区です。担当地域が広大なうえに、1日3件訪問しないと達成できません。山田さんは「目の前のお客様に向き合っていただけで特別なことはしていない」と話します。しかも、山田さんは小学校1年生の子供がいるワーキングマザーでもあります。家事や育児の予定も加わってきます。朝早く起きて食事を作り、夜は子供の寝かしつけなどもこなしています。お客様の都合も加わってくると予定を組み上げるのは至難の業ですが、パズルのように予定を組みながら、がむしゃらに取り組んでこられました。山田さんは「家族の協力があってこそ成り立っている」と屈託のない笑顔で話してくれました。

負けず嫌いで決めたことはやりきる

なぜ、ここまでやみくもに仕事に打ち込むのでしょうか。山田さんは自身の性格を「負けず嫌いで決めたことはやりきる」と評します。実は当初、既存顧客のフォローする役割と聞いて入社したという山田さん。新規顧客獲得が重要になってくる中で、北海道セールスに参加することが決まりました。「最初は戸惑ったけど、何でもやると決めていた。新規顧客獲得も一番になると決めて頑張ることにした。」と語ります。新製品「Farmnote Compass」ではリーダーとなり、一番に契約を獲得するなど取り組みが加速していきました。


Farmnote Compass
クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」などから抽出した情報やデータに基づいて課題を抽出し、最適なPDCA(計画・実行・検証・行動)を回せる環境づくりをご支援するサービスです。 疾病予防や繁殖成績向上施策などの獣医療に必要な環境づくりを低価格で構築できます。実証実験にご参加いただいた生産者の中には、1年間で平均分娩間隔が25日間短縮できた方もいらっしゃいました。
https://lp.compass.farmnote.jp/


この躍進を支えたのがチームメンバーの皆さん。当社のバリュー、Connected、Bold、Professionalとも深く結びついたお話を聞かせてくれました。



まず、Connectedの観点でみると、とにかく分からないことは聞くことに徹しているのです。メンバーのひとり杉本さんは「やまでぃ(山田さん)は、自分の弱みを惜しげもなくさらし、教えてもらうことを積極的に取り組み、自分の糧にしようとしている」と言います。

ファームノートは酪農業界のデジタル・トランスフォーメーション(DX)のリーディングカンパニー。ITだけでなく酪農に関する知識も不可欠です。山田さんはチームメンバーや獣医師など周りに聞くことでそのギャップを埋めています。

ギャップを埋めるスピードも圧倒的です。訪問直後に車に乗り込むと、すぐに分かりそうな人に「最短の納期はいつ頃になりそうですか?」「製品の仕様でこんなこと実現できますか?」といったように電話して、疑問を引きずらないようにしているそうです。「分からないことは何日たっても解決することはない。だったらすぐに解決しないと次の訪問に活かせない」と語る山田さん。成長への飽くなき渇望が社内外のメンバーを巻き込んでいきます。北海道地区のチームリーダーを務める鏡沼さんは、「気がついたら巻き込まれてる人が増えている。そんな力を持っているのが山田さんです。」と語ります。

疑問が湧く→相談・解決→自分の知識にする→営業で活かす――。訪問回数が多いことから、このサイクルをかなりのスピードで回していることが成長につながっています。

次にBold(果敢に攻める)の点でも、皆の意見が一致していました。「根っこにあるのが向上心。協調性を持ちながらも一番でありたいと頑張っている。」と鏡沼さんは話します。とにかく一番になるためにどう動けばよいのかをがむしゃらに取り組んできています。

牧場見学して半年後に案内役に

実は入社するきっかけとなったのはファームノートデーリィプラットフォーム(FDP)でした。当時会計事務所に勤務し、お客様の同行でFDPの見学会に参加しました。そこで北海道チームの営業リーダーを務める鏡沼さんをはじめ、ファームノートの社員と接し「この方々と働いてみたい」と考えるようになったそうです。「もっと自分の可能性に挑戦できる環境で働きたい」と考えていたことで転職を決めました。山田さんは「まさか半年後にFDPで私が案内役をしているとは思いもよらなかった」と笑います。

そしてProfessionalな点でみても、山田さんの個性が光ります。一番間近でみていたのは、入社時期が1ヶ月違いの渡邉多聞さんです。ほぼ同期入社の渡辺さんは同じ根釧地区担当として、切磋琢磨してきました。「ぶれたところは見たことがない。一生懸命やっている人は応援したくなります。」と語る渡邉さん。夜遅くまで議論することもあり「いつまでも仕事のことを話せる関係」(山田さん)だといいます。

チーム賞も同時受賞

山田さんのひたむきな姿がチームにも好影響をもたらし、チーム賞受賞という結果につながりました。チームリーダーの鏡沼さんは「シンプルにめちゃくちゃ嬉しかった。発表があった時はガッツポーズしました」と喜びを噛み締めています。ベテランと新加入のメンバーが支え合い、刺激を受け合うことで良いチームが出来上がったのです。全員の得意分野や長所をうまく活かすことでチームとしての円熟味を醸し出していきました。

山田さんが分からないことはすぐ聞くことで、何でも聞ける雰囲気ができました。朝会といった定期的な会議だけでなく、隙間時間を活かし電話やSlackなどを通じたコミュニケーションで活性化してきました。

個性的なメンバーを束ねる鏡沼チームリーダーに対するメンバーからの信頼は厚いです。メンバーからは「鏡沼さんはいつもポジティブ」「相談しやすい雰囲気を作ってくれる」など頼れる兄貴分としてチームを牽引しました。いまリモートワークへ移行したときにコミュニケーションに課題を抱える企業は増えています。北海道セールスチームの取り組みは新しい形のConnectedであり、その解のひとつにもなりそうです。

目指すは頼れる専門家

最後に山田さんに目標を聞いてみました。「◎◎といえば山田と言われたい」。いまは知識を吸収する段階で、社内外の方々に助けていただくことが多いと山田さんは現状分析しています。いまFarmnote Compassのリーダーとしても成果を出すといったように、山田さん自身が成長し専門領域を深堀りすることで頼られる存在を目指したい考えです。

ファームノートでは、新しい仲間も積極的に積極的に募集しています。お気軽に声をかけてください。

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