EZO CONSULTING GROUP株式会社(以下:EZO)の採用担当三上早紀です。今回は、札幌オフィスに所属する、不動産事務のシニアマネージャー河合絵美さんと佐賀亜希子さんにインタビュー。お二人とも二児の母であると同時に、体制が整っていない創業フェーズから携わり、EZOの札幌オフィスを育ててきました。私にとって大事な札幌オフィスの先輩であるお二人に、EZOに入社した経緯や札幌のオフィスの雰囲気や働き方などを聞きました。
不動産事務 シニアマネージャー 河合絵美さん
富山県出身、大学卒業後、不動産業と米穀店を営む実家を手伝う。結婚を機に北海道へ移住。転勤族だったこともあり不動産管理会社でパートとして働く。妊娠を機に退職し、子育てに専念した後、EZOに入社(2019年12月)。夫・子ども2人の4人家族。
不動産事務 シニアマネージャー(採用担当兼務)佐賀亜希子さん
札幌出身、6歳から高校卒業まで剣道部に所属。短大卒業後は自動車整備会社に就職、その後転職し、医療機器の販売会社へ。子どもが欲しいと考え結婚を機に退職。子どもが生まれた後、仕事を再開しようと探したときにEZOを知り入社(2020年4月)。夫・子ども2人の4人家族。
「直感的に楽しそう」「より難しい方へ」。EZOを選んだ理由
〈佐賀亜希子さん〉
――今日はよろしくお願いします!まずはEZOの札幌オフィスがどんな業務をしているところなのか、教えてください。
佐賀さん(以下:佐賀):札幌オフィスには大きく分けて不動産事務、土地調査の2つの業務があります。不動産事務は、契約書類の作成やWEB掲載のメンテナンスなどEZOの不動産事業に関わる事務全般を担う業務で、土地調査は、『反響革命』のお手紙をお送りする物件とそのオーナー様情報をリストアップする業務です。
▼不動産コンサルと反響革命って何するの?EZOの事業を紹介します
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30人弱(2024年3月末時点)のスタッフが在籍していて、それぞれの適性や経験に合わせて業務を分担しています。
〈河合絵美さん〉
――お二人の仕事の役割や一日の仕事の流れを教えてください。
河合さん(以下:河合):私と佐賀さんは二人とも不動産事務のシニアマネージャーをしています。私たちの仕事は主にマネジメントで、期限を考慮して優先順位を決め、スタッフに仕事を割り振るところから始まります。割り振った後は、スタッフが作成した書類のチェックをしています。
佐賀:私は不動産事務の他に人事も担当していて、札幌に勤務するパートスタッフさんの面接もしています。事務経験がない方やパソコンが得意でない方は土地調査からお願いすることが多く、不動産の経験がある方やパソコンを使った事務経験のある方は不動産事務も担当していただくなど、適性に応じて決めるようにしています。
――お二人がEZOを選んだ理由を教えてください。
佐賀:自宅から近かったことと、宅地建物取引士の資格を生かせる仕事ができればと思ったからです。Indeedの検索で一番上にEZOが表示されたので気になってホームページを見ると、カフェをやっていたり花火大会をやっていたりと、いろいろなことにチャレンジしている新しい会社だと感じました。不動産会社は古い体質の会社が多い印象でしたが、EZOはそんなイメージと違って、直観的に楽しそうだと感じたんです。
河合:私も同じで、自分の持っている宅地建物取引士と簿記の資格を生かせる仕事を探していたのと、できれば近所が良かったので希望に合うところを探していました。司法書士の勉強もしていたこともあって司法書士事務所かEZOかで悩んでいたのですが、“より難しい方を選ぶべきだ”という、ある著名人の方の言葉に従って、大変そうなベンチャー企業に挑戦してみようということでEZOを選びました。
――河合さんがEZOにいてくださったのはその方のおかげですね(笑)。実際に入社してみて、どのような印象を抱きましたか。
河合:当時は田中雄土社長とCOOの油井航平さん、事務は私ともう1人しかいなくて、役員の2人は外回りで会社にほとんどいない状態でした。契約書のレクチャーも一度だけで全部任されて。事務スタッフ間でのダブルチェックの体制が整っていなかったので、自分が作成した書類をそのまま油井さんに提出して、大量のバツがついて返ってくることもありました。当時はそれが当たり前だと思っていましたが、今考えると大ざっぱな体制だったなと(笑)。
いろいろと整っていなくて大変なことも多かったですが、この期間に責任感がすごく養えたと思います。「自分がしっかりやらなければ代わりはいない」という状態だったので、鍛えられましたね。
心理的ハードルも低く、出勤時間を自由に調整できるのがいい
――お二人ともまだお子さんも小さいなか、育児との両立は大変なこともあったのではないでしょうか。
河合:会社としてチーム作りを重要視してくれているので、何か大変に思うことがあれば、相談しながら改善してこれたと思います。
今はチーム内で情報共有ができる体制が整ってきたので、誰かが急に抜けるようなことがあっても仕事の流れが止まることはありません。誰がどんな仕事をしているのかをみんなが把握し、同じ作業ができるようになっています。お互いのカバーはもちろん、社長や油井さんも「そういうときはすぐに帰っていいよ」と言ってくれるので気持ち的にも助かっています。
佐賀:子育てしながら働ける環境を整えることが会社として大事だと、私たちの意見も汲み取ってくれたのは嬉しかったですね。今は、たとえば子どもの熱で迎えに行かないといけないときでも、安心して子どものために動けます。子育て中のお母さん方にとって働きやすい環境が整えられてきていると実感しています。
――この流れで、札幌オフィスの雰囲気や、働いている方たちについてもご紹介したいです!
佐賀:札幌オフィスで働いている方の半分以上が子育て中で、小さい子どもから中学生までさまざまです。フルタイムで働いている若い方もいますし、大学生や大学院生の方もいますよ。状況も年齢層もバラバラですが、そうした垣根を感じることも少なく気軽にコミュニケーションができるので、和気藹々とした職場だと思っています。
――EZOでは勤務時間や出社頻度を個人が柔軟に決められる仕組みになっていますが、お二人はどのように出社頻度や勤務のスケジュールを決めているのでしょうか。
河合:オフィスへの出社をメインにしています。雇用形態に関わらず一定の在職期間を超えると週に2、3日は在宅勤務できる仕組みを利用して、自分の予定や家族の予定に合わせて在宅勤務する日もあります。長期休みの期間などは、子どもが一人で留守番したり児童館に行ったりするので、在宅勤務の回数が少し増えますね。
EZOでは、2週間前の金曜日までに共有カレンダーに登録するかたちで、自分の勤務時間を設定します。出勤時間を調整したい場合も毎回報告する必要はなく、期日までにカレンダーに入れておけばいいという認識が共有できているので、心理的ハードルも低くて楽にできるのがいいところだと思っています。家庭の都合にあわせて、シフトに入っている日の出勤時間を自分で設定できるのはありがたいですね。
――時間や勤務形態が状況に応じて選択できるのが働きやすさに繋がっていますよね。
河合:そうですね。あと先ほど、子育て中のお母さんが多いという話がありましたが、佐賀さんを始めお母さん達が、お下がりのおもちゃなどをさりげなく持ってきてくれるんですよ。働きやすさとは少し違うのですが、居心地の良さという意味でもいい環境があると思っています。
佐賀:アンパンマンのおもちゃや、洋服を持ってきたことありましたね(笑)
――おすすめの公園や、子ども用のスペースがある施設の話で盛り上がるときもありますよね。お母さん同士の繋がりが職場でも生まれていて、子育てに関する情報交換やおもちゃ、洋服を共有できるのはとてもうれしいです!
佐賀:若いスタッフが自分のお母さんに職場の雰囲気を話したら「なんなのその会社、すごくいい!」と言われたそうです(笑)。それを聞いて、こんなに喜ばれることなんだと感じましたね。
使わなくなったおもちゃや小さくなった洋服は、フリマアプリに出品しようかと思ったけれど、「せっかくなら、知っている人が大事に使ってくれる方がいいな」と思ったのがきっかけだったんです。それでみなさんに喜んで使ってもらえて、すごく嬉しかったですね。
子育てとキャリア形成の両立は、目の前のことに向き合い続けた結果
――お二人が入社してから4年ほど経ちましたが、入社時と今とで大きく変わったなあと思うことはなんでしょうか。
河合:一番大きな変化は東京オフィスができて、社長と油井さんの拠点がそちらになったことですね。今は月に1度、一週間程度札幌に滞在して一緒に仕事をすることもありますが、大半は東京なのでコミュニケーションはリモートです。新しいスタッフにとって、頼れる人がいるかは重要だと思います。ですがその点について、今は私たちを頼りにしてもらったら大丈夫だと伝えたいですね。
佐賀:社長と油井さんが抜け札幌のスタッフが多くなったタイミングで、私たちはシニアマネージャーという役割を担うことになりました。私たちが札幌オフィスの代表として、新しいスタッフが安心して働ける体制をつくっています。
――お二人が頑張って土台づくりをしてきてくださったからこそですね。そうした取り組みもあって、子育てもしながらキャリアアップも実現されているのがすごい。
佐賀:私は特にキャリアアップを目指していたわけではなくて、目の前のことに一生懸命取り組んでいた流れで今の役割になったと思っています。私は人事の仕事で面接などもさせてもらっていますが、取り組んでみて、意外と人と話すのが好きだと気づかせてもらいました。話すことでコミュニケーションの楽しさも覚え、今はすごく楽しく仕事をさせてもらっています。
河合:私もキャリアアップを目指していたわけではありませんが、任される仕事の幅がどんどん広がってきたのは実感しています。関わる人みなさんに、育ててもらってきました。会社はベンチャーらしく、オープンな状態で仕事ができるのでやりがいを感じながら、働いています。
〈思い思いの仕事道具を手に持って集まる札幌スタッフのメンバー〉
――ありがとうございました!最後に、記事を読んでくださったみなさんへ一言お願いします。
河合:EZOはどんどん成長して変化している会社で、スタッフ一人ひとりの意見を大事にしてくれます。作業中に脳に糖分がほしいからお菓子を買ってもいいですか?と聞いて、「いいよ」と言ってくれるくらいに(笑)。そのくらい楽しく仕事ができる会社だと伝えたいです。
佐賀:社長やマネージャーのみなさんとの距離も近い会社です。物理的に離れていても、社内チャットで直接要望を伝えれば、どんな些細なことでもリアクションが返ってきます。さまざまな面で、とてもオープンな社風なのがいいところだと思うので、興味ある方はぜひ気軽に問い合わせていただきたいです。