#2 主体性を伸ばすには?
やりたいことを問い続け、先ずは信じる
私たち経営陣は常に社員に主体性を求めているかと思います。
しかし、主体性とは本来、自分自身のことであり、会社と社員が100%一体となり
社長の考える会社都合の主体性を持って働くということは本来難しいと考えなければいけません。
ではどのようにしたら社員が会社を自分事として主体的に働くことができるのか?
100%は難しくても、そこに近づいてもらうことが強い会社、一流のスタッフの育成に繋がる大事なプロセスだと考えます。
子育てでも、「自分自身で何がやりたいかを考え、自分で決めさせる」主体性教育が大切と言われています。つまり会社でも、いかに社員が自分のやりたいことができているか、自分自身で決裁権を持っているか、が大事になるかと思います。
「やりたいことを我慢するのが社会だよ!」「あいつに決裁権はまだ早い!」
そんなお気持ちは十二分に理解できます。
しかし、「育てた」と思っている人材はやりがいを求めて常に転職先を探していたりします。
そうならない為にも、気をつけなければいけないことは
・勝手に決めない、押し付けない
・やりたい事、やってみたいことを問い続ける
・まずは大胆に信じてみる
社員と会社の見解、意見が食い違った際に、先ずは会社がその見解を認める事から始めては如何でしょう?
社員は自分の見解を受け入れてくれたと感じたら、きっと会社の見解も受け入れ、主体的に動き出してくれるはずです。(と信じましょう)
かつて弊社でも実力のある社員に決裁権が無いのでと会社を去られてしまった経験があります。
今ではその時に気付かせてくれてありがとうという気持ちです。
#1 はじめにお読みください。一流のスタッフの育て方
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