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「エクサウィザーズ」で活躍する”ウィザーズたち”を紹介するストーリー。
フリーランスを経た後、正社員に戻りFIn Tech部にてTech Leadを務める伊賀を紹介します。
プロフィール
伊賀裕展(いが・ひろのぶ)
大学は物理学を専攻し、新卒で医療情報のエンジニアとして日本電気株式会社(以下、NEC)に入社。その後、株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイム)へ転職し、アプリエンジニアとしてiOSアプリの開発をメインに担当。2019年5月、同社を退職してフリーランスになる。ヘルステック業界で成長中のメドピア株式会社(以下、メドピア)に参画し、モバイルアプリケーションの開発に従事。2020年4月、エクサウィザーズ株式会社(以下、当社)に入社し、再び正社員に。現在はFinTech部のソフトウェアエンジニアとして、社会課題を解決する新しい金融サービスのプロダクトを開発中。
フリーランスを経験して見えてきた、自由と引き換えの限界
フリーランスになった理由は、働き方そのものが魅力的で、一度やってみたかったのが正直なところなんです。契約ベースで企業と直接やりとりするとか、税金関連の対応を全部自分でやるとか、そういうところにちょっと憧れていまして…(笑)。
もちろん、キャリア視点での理由もあります。業界に縛られず、医療や金融など他にも興味のある分野にどんどんチャレンジして自分のドメイン領域を広げていきたいと思っていたんですね。
実際にフリーランスをやってみて、たしかに自分が学びたい技術を勉強できる自由な時間は増えました。一方、フリーランスという立場だと、事業の中核的な部分には踏み込みづらいなと思うことも。
フリーランスのエンジニアがプロジェクトに入るときは、すでに概要が決まっていて、「こういうものを作るから、〇〇ができる人を募集します」というピンポイントな依頼が多い。結果、どうしてもサポート的な役割で入ることになり、「何を作るか」「どう見せるか」といった上流の部分から関りにくい。
また、正社員だったら、未経験かつ成長につながる仕事のチャンスも巡ってきますよね。フリーランスの場合、最初からそのプロジェクト内容に合わせて「〇〇ができる人」として入ることになるので、「あえてチャレンジングな課題に直面して、やりながら一からスキルを身につけていこう」という働き方は難しい。
事業の中核から携わりつつ、自分のスキルの成長にもつなげたいと思うようになり、正社員に戻る準備を始めました。
働くからには、全力を傾けられる場所がいい。エクサウィザーズで再び正社員に
正社員に戻るステージにエクスウィザーズを選んだ理由は、主に三つあります。
一つ目は、「社会課題を解決して、幸せな社会を実現する」というミッションに惹かれたこと。仕事をすると、自分の時間をかなり費やすことになるので、やるからには誇りを胸に全力を傾けられるミッションを持った会社がいいなと思っていたんです。
領域かかわらず社会課題の解決を全面的に掲げている会社って他になかなかないですよね。そういう困難にあえて正面から立ち向かおうとする姿勢が、すごくカッコイイなと思いました。
二つ目は、AIの会社であること。自分のキャリアを考えたときに、このタイミングでAIを使ったサービスを作る経験をしておきたいなと思いました。今後、パーソナライズされたサービスの需要が上がると考えており、その実装ためにはAIが不可欠です。
ただ、実際にAIをサービスに組み込むためにはまだまだ乗り越える壁が多くあります。
例えば、実用化後に得られるデータでも一定以上の精度を出せるようなモデル開発と、モデルの精度に対するフィードバックの仕組みをサービスに組み込む方法を考えなければなりません。また、分析したデータをパーソナライズして見せるためのUIもユーザー体験を損なわないように工夫する必要があります。
このような難易度の高い課題に今の時点で挑戦することは、今後必ず活きてくるだろうと思っています。
そして、三つ目はエンジニアとして技術スキルは高めつつ、プロダクトの上流から関われる機会が豊富なこと。前職では、役割がiOSアプリ開発として専門化されていたことでバックエンドも含めた全体を見渡すことが難しかったので、開発の全体像を把握し、推し進めるスキルも身に付けたかったんです。
エクサウィザーズでは、ちょうどゼロイチのプロダクトフェーズがすごく多いという話を聞き、自分が今やりたいことと合致していると感じて入社を決めました。
“便利”だけでは物足りない。人々の”生活の質”を豊かにする、価値あるプロダクトを
入社後はFinTech部にて、新プロダクトの開発に初期から携わっています。iOSアプリとサーバーサイドの開発をしつつ、全体の設計やリリースに向けた細かいタスクの明確化・割り振りなど、Tech Leadの役割も担っています。
(7月13日にテスト版提供のプレスリリースを出した口座見守りサービス)
新規プロダクトのコンセプトは、高齢者やそのご家族の方々を金融面の不安から解放すること。
例えば、高齢者の方がATMで普段とは違う高額な取引を行ったら、その変化を検知し、お子さんに知らせます。口座の支払い状況の「異常検知」により詐欺や払いすぎなどを早期発見できるほか、「傾向変化」を捉えることで認知機能低下の兆候発見にも役立てることができ、変化の兆候についてアプリを通じて親子で共有することが可能です。
現在プロダクトは実証実験を迎え、やっとスタートラインにたった段階。まだまだその実現のためには決めなければいけないこと、考えなければいけないことが多く課題は山積みの状態です。しんどさもありますが、日々楽しみながら業務に向き合っています。
私はプロダクトを作る上で、「このプロダクトは、本当にユーザーが気づかなかった本質的なボトルネックを解消し、情緒的な面でも生活の質を変えられているのか」と常に自問するようにしています。効率化を促進し、生産性をあげるプロダクトももちろん価値があると思っていますが、個人的には便利の先まで追求したモノづくりがしたい。
「社会課題を解決する」という会社のミッションを体現する、ど直球なプロダクトなので、すごくやりがいを感じています。
出る杭は伸ばしまくり、最も大きな課題への挑戦をカッコいいと認める環境
当社では行動指針としてクレドを大切にしており、その一つに「Tackle the biggest challenge」という言葉があります。意訳するならば、「できる、できないではなくて、最も大きな課題にチャレンジすることをカッコ良いと思える集団であろう」ということです。
今のチームはまさにその状態。課題に対して立ち向かい始めたばかりなので大変なことも多いですが、そこに対してただ「ツライ」と思うのではなく、エンジニアとしてどう解決していくかを面白がれる人とぜひ一緒に働きたいですね。
リソースも期日も限られている中で、「出せる最大限のアウトプットは何だろう」と考えながら仲間とプロダクトを作っていくフェーズはものすごく面白いですよ。
社会課題の解決という会社のミッションに共感できる人なら最高です。求められるものや目の前のタスクが多くてくじけそうになったときも、「でもやれる!」と思える心の土台があれば、胸を張って頑張れるじゃないですか。
エクサウィザーズの社風は本当に独特で、ここまで個性の強い優秀なメンバーが揃いながら、一つの目標に向かって視線が合っている会社はなかなかないと思います。お互いに足を引っ張り合うこともなく、誰かのトゲを切り落とそうとするより、その尖った部分でみんなを強くしようとするような組織です。
働く意味を存分に感じながら、自分自身の成長も求めていきたい方にとっては、最高の環境だと思います。
※撮影の時だけ、マスクを外しています。