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採用イベント「every meetup #2 DELISH KITCHENの広告事業について」を開催しました

※この記事は、株式会社エブリーのオウンドメディア「every.thing」にて2021年6月8日に更新されたものです。(https://everything.every.tv/20210608/

エブリーではオンラインでの採用イベント「every meetup」を定期的に開催しています!イベントでは会社説明やサービスの方針説明の他に、メンバー同士のパネルディスカッションも実施。今回は、レシピ動画サービス『DELISH KITCHEN』が展開する広告事業について現場メンバーの声をお届けします。

こんにちは。エブリー人事グループの飯嶋です。

エブリーでは年齢性別問わず高いスキルをもった方々が事業と会社を牽引していってほしいと考えており、現在中途採用を強化中です!

今回実施した採用イベントの中では、前半会社説明やサービス方針についてサービス責任者から説明し、後半は現場のメンバーも参加してパネルディスカッションを実施しています。

本イベントに登壇したのは、DELISH KITCHENカンパニー ユーザーグロース部 部長 堀田 敏史と、マーケティングソリューションズ事業部 部長 渡邉 武尊、マーケティングソリューションズ事業部 副部長 平原 友里恵の3人。


パネルディスカッションではこんな話題をお話ししました。今回は参加者の皆さんからたくさんご質問をいただき、時間オーバーしてしまうほど盛り上がりました!今回は、当日お話した中からいくつか話題をピックアップしてご紹介していきたいと思います。

Q. ニーズ調査や課題把握の方法や頻度は?
Q. 営業チームの組織体制や、チームごとの連携はどんな感じ?
Q. 小売に置かれているデジタルサイネージと広告の連携はどのようなもの?
Q. 失敗エピソードは?そこから学んだこととは
Q. ミールキットについて詳しく教えてください
Q. 今後のプロダクト戦略は?
Q. タイアップ案件を受注してから配信されるまではどんな流れなの?
Q. アカウントエグゼクティブ(AE)、プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)の役割について
Q. 自社メディアならではの面白さはありますか?

Q. プロダクトづくりについて、ニーズ調査や課題把握の方法や頻度は?

堀田:SNSで始まった『DELISH KITCHEN』ですが、サービスをアプリ化していく中でよりユーザー体験を深掘りしていくフェーズのときに、レシピ動画を見てくれる人たちがどのような課題を抱えているのかニーズ調査をはじめました。

方法としては、定量的なアンケート調査を実施しています。もちろん、立ち上げ当初からサービスの変化とともにユーザーニーズもどんどん変化していくと思っていますので、こちらは半年に一度定期的に実施しています。

ーユーザーニーズの深掘りはどのようにされていますか?

堀田:定量的なアンケート以外にも頻繁にN1インタビューを実施していますね。定性的な情報は実際に『DELISH KITCHEN』をお使いいただいているユーザーの皆さまにご協力いただいて、料理にまつわる様々なお話を聞いたり、サービスについて率直な意見をいただいていますね。

参考記事:プロダクトマネージャー(PdM)とは?役割・スキル・ミッションを詳しく解説!

Q. アカウントエグゼクティブ、プロダクトマーケティングマネージャーの役割について

渡邉:私の方からは、アカウントエグゼクティブ(以下、AE)、『DELISH KITCHEN』広告事業のセールス職がどんな役割かお話しさせていただきます。

一言で表すとクライアントさんの課題解決を行っています。各社さんのニーズを正しく把握して、それに対して『DELISH KITCHEN』をどのように活用いただければ解決できるかということを日々ご提案しています。既存の枠を繰り返し売り続けるというのではなく、自社メディアとしての強みを生かして、各社さんのニーズに合わせてカスタマイズして販売しています。

なので、AEが起点となって顧客ニーズに応えるために新しい商品を生み出したりすることも日常的ですね。オンライン/オフライン問わず施策を提供できる、本質的なニーズに対して適切なソリューションを提供していくというのが今の『DELISH KITCHEN』の一つの特徴的な姿かなと思っています。

参考記事:「アカウントエグゼクティブ」と「広告営業」との違いは?『DELISH KITCHEN』で活躍する人材ややりがいについて

ープロダクトマーケティングマネージャーについて、平原さんからお願いできますか?

平原:はい。私からは、プロダクトマーケティングマネージャー(以下、PMM)という職種についてご説明させていただきます。簡単にお話しすると、ビジネスサイドの要件を整理して商品のコンセプトを設計し、社内のいろんなチームと連携して商品開発したり、サービスへ反映したりするのがPMMです。

堀田さんなどプロダクトマネージャー(以下、PdM)という職種もあるのですが、ユーザー向き合いのプロダクトサイドを見ているメンバーとも連携を取りながら、例えばこういう機能があればこんな広告商品が実現できるのではないかというブレストをしてシステムの設計まで落としていく感じですね。商品といっても、他社とコラボしたアライアンス系の商品などプロダクト設計が伴わないものもあったりします。外部のメディア企業と連携しながら新しい商品を作っていくこともありますね。

セールスはもちろんですしクライアント、ユーザーさん、エンジニア、アナリストなど全体的に関わっていくことになります。新しい商品を作る際にはもちろん経営陣からフィードバックをいただくこともあり、いろいろなチームと関われる点がおもしろいかなと思います。

ーPdMとPMMではどのように連携していたりするんですか?

平原:PMMはビジネスサイドの要件を取りまとめて事業戦略を生み出し、PdMはそれをどう実現していくかを考えて実際にサービスに落とし込んでいくといった感じです。

ただ実際にリリースした後、ユーザーさんの行動がこういう風に変わったから、広告商品としてもっと振り切った方がいいんじゃないのかとか、日々データと向き合って情報収集してくれたりするので様々なアドバイスをPdMのメンバーからもらうことも多いです。それを元にまた事業戦略に反映することもあるので、どちらかというと二人三脚で進んでいる印象に近いかなと思います。

参考記事:『DELISH KITCHEN』にしかできない消費者の利益を第一に考えた広告を追求したい!マーケティングマネージャーのやりがいとは

Q. 営業チームの組織体制や、チームごとの連携はどんな感じ?

渡邉:組織体制としては、メーカー担当のチームと代理店担当のチームに分かれています。クライアント単位でチーム編成している場合もありますが、複数のクライアントが同じニーズを抱えていることもあるんですよね。そういった場合は1つのクライアントに特化せずに常に他のメンバーとも情報を連携しながら、どういう取り組みができるか、新しいソリューションを生み出せるかというところを日々連携をしながら検討していますね。

Q. タイアップ案件を受注してから配信されるまではどんな流れなの?

渡邉:大まかな流れとしては、提案段階からプランニングや広告の制作を担っている広告企画のメンバーと密に連携を取り、プランニングしたものをクライアントへ提案します。そして、実際にレシピを考えるフードスタイリスト、他にもPMMのメンバーなどとも連携しながらコンテンツを制作しています。発注いただいてからリリースするまでは2ヶ月くらいのスケジュール感で進行している感じですね。


Q. 自社メディアならではの面白さはありますか?

渡邉:自社メディアだからこそユーザーさんがちゃんと見える、自分たちが発信したものによってユーザーさんがどんな反応をしたか、どう行動変容したかが見えるのがすごく面白いポイントだと思いますね。

前職は広告代理店という立ち位置で、広告に対する反応がいいとかCVRがいいというのは見えていたし、クライアントの売上に貢献できている感覚はありました。が、サイネージによって店頭でなかなか買うものが決まらない人の後押しできたとか、そういった具体的なユーザーニーズを踏まえた上で、顧客課題に対してアプローチするというところまではできていなかったなと思います。

最前線でクライアントに接しているので顧客ニーズというのは当然重視していますが、それと同じくらい、時にはそれ以上にユーザーさんにはどんなニーズがあってどんなメリットを提供できるのかというのをセットで考えることはAEとして本質的だなと思うんです。「食」という部分でいろんな課題解決、社会貢献ができているのは嬉しいですし、自社メディアだからこそ感じられているところだと思います。

平原:おっしゃる通りだなと私も思いますね。私の生活圏にもスーパーマーケットのライフさんがあるんですが、行くとサイネージが置いてあって『DELISH KITCHEN』のレシピ動画が流れているんですよね。アナウンスでも流してくださっている…それを見た時には素直に嬉しいなと思いますね。

+αで言うと、家族で共通の話題ができるのが嬉しいと思っています。「今このクライアントさんとはこんな取り組みしていて、こんなレシピ流しているよ」という話をすると、「このレシピはこうだね」という消費者目線でのフィードバックを自然ともらえたりします。仕事ではありますが、生活の中に溶け込んでいてそれをきっかけに大切な人と会話が生まれたりするのはやりがいにつながっていますね。

堀田:やっぱりユーザーの声が近いというのはいいですよね。アプリではストアレビューが社内のスラックで共有されるように設定されていて、例えば「これで献立決まりました」とか「彼氏に作ったら喜ばれました」といったほっこりするレビューが届いたりします。ユーザーさんを近くに感じることができますし、プロダクト作ってる側からするとすごくやりがいがありますね。

広告事業のPdMとしては、ユーザーサイドも意識しつつ顧客課題も踏まえてうまくバランスを取りながらプロダクトを作っていかなければなりません。どちらの課題も解決できるプロダクト、機能、ソリューションてどういったものだろう、どう組み込んでいけばいいのか、考えることも実装することも正直難易度は高いと思うのですが、だからこそ面白いところだなと思っています。ユーザーとクライアント双方のメリット、課題解決になるところを探して本質的な課題解決につなげていきたいですね。


今回は一部のご紹介となりましたが、参加者の皆さんから寄せられた質問にも回答していて、パネルディスカッションはとても盛り上がりました!

今後も、様々なテーマ・職種にフォーカスをあてたイベント開催をしていきますのでお楽しみに!

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