株式会社エウレカ(以下: エウレカ)は、恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営する企業です。エウレカでは性別問わず、育児休業の取得を積極的に推進しています。男性の育児休業取得率は66.7%(2025年1月〜12月)となっており、性別に関係なく取得できる環境です。今回、Product Design チームのManagerとして活躍されているKameyaさんに育児休業を取得するにあたって感じたことやこれから取得を考える人に伝えたいことについて語ってもらいました。
👉Kameyaさん:Product design チームのManagerとして活躍中。4歳と0歳の2人のお子さんがいます。第二子が誕生して1ヶ月間の育児休業を取得。
この記事は、Pairs Careerの記事を一部改変して掲載しています
育児休業を取るきっかけは何かありましたか?
第一子が誕生した時は前職のスタートアップにおり、当時は育休を取る文化がまだありませんでした。そのため、生後1週間ほど有給休暇を充てて対応したのを覚えています。対してエウレカでは、育休を取得することがとても自然で、「当たり前」のことのように感じました。社内に多くの前例があり、夫婦間でも「取るのが共通認識」になっていたんです。良い意味で特別なきっかけがあったわけではなく、周りのみんながそうしているように、自分も自然と「取る」という思考になっていましたね。
エウレカには育休を特別視しない文化がありますが、具体的な制度やサポートで役立ったことはありますか?
社内イベント「People Series Lunch & Learn」で実施された産休・育休制度の説明や事例紹介は非常に参考になりました。「ここで自分が取らなければ、後のメンバーが続きにくくなってしまう」と思わせてくれる、この環境が素晴らしいなと感じます。実務面では、労務担当の方が「出産数日前から休むなら、出産応援休暇(※)を充てておくね」とスムーズに案内してくれたのが助かりました。また、40人ほど参加しているSlackの「パパ・ママチャンネル」での情報交換や悩み相談、子どもをオフィスに連れて行き、他の家族と交流できる「ファミリーデー」など、制度以上に同じ境遇の仲間がいることが何より心強かったです。
※出産応援休暇・・・配偶者やパートナーの出産にあたって、3日間取得できる男性対象の休暇。
ーPeople Series Lunch & Learnー
人、組織、働き方に関するテーマを扱う勉強会。育児についての回では、労務担当者からエウレカの育休取得率、妊活・出産・復帰後にまつわる福利厚生やサポート、育児・介護休業法の法改正に伴う企業の取り組みについて説明がありました。その後は3名のパパ・ママをパネリストとしてお招きしてトークセッション。育休取得について上長に伝えたタイミングや仕事と子育ての両立のコツについてお話ししてもらいました。
ファミリーデーの様子。お絵かきをしたり、風船遊びをしたり。「そろそろ帰ろうか」の声かけに首を振ったり、逃げたりするほど楽しんでくれたよう。
周囲の反応や、業務の引き継ぎはいかがでしたか?
安定期に入ってから伝えたのですが、みんな「おめでとう」と温かく迎えてくれました。チーム内に育休経験者が多く、受け入れ態勢が整っていたのは大きかったです。
引き継ぎについては、早めに自分のタスクを棚卸しして、チーム全員で見えるようにしていました。メンバーが引き継ぎはあるものとして構えてくれていて、自分からタスクの確認をしてくれるなど本当に頼もしかったです。
ただ、出産は予定日通りにいくとは限りません。長男の時に予定日よりも早まった経験をしていたにもかかわらず、今回も予定日直前まで引き継ぎの予定を詰めてしまっていました。実際、今回も1週間ほど早く陣痛が来たのですが、周りの理解もあり、前倒しで引き継いでもらったような形でした。引き継ぎは1ヶ月前くらいから余裕を持って始めて、2週間前には完了。最後の2週間は引き継ぎの並走期間として設けるのがベストだと実感しました。予定日より早まる前提で動くに越したことはありませんね。
育児休業中はどのように過ごされていましたか?また、その中で発見や喜びはありましたか?
主に長男のお世話を担当していました。朝の準備から送迎、寝かしつけ、その合間に家事......と、毎日があっという間でした。次男がなかなか寝てくれないタイプだったこともあり、妻と交代で一晩中抱っこし、ほぼ一睡もできない日もありましたね(笑)。
でも、特に妻の入院期間中に長男と二人きりで過ごした時間は、今後の人生に良い影響を与えるくらい仲良くなれたので大きな喜びです。最初は赤ちゃんに距離を置いていた長男が、次第に関心を持ち、兄としての姿を見せてくれるようになった。その変化を間近で見守れたのも、育休を取ったからこそ得られた貴重な経験でした。
生後2ヶ月の次男を抱っこしているKameyaさん。ファミリーデーにてお披露目。
復帰後の育児と働き方についてはどう変化しましたか?
本当の意味で子育ての大変さを体感したので、以前より「少しでも早く帰ってサポートしなければ」という気持ちが自然と強くなっているのを感じます。0歳児をケアしながら、元気いっぱいの4歳児を同時に見るのは、不可能に近いほど過酷なものです。だからこそ、育児のタスクを一つ二つ肩代わりできるだけでも、日々の積み重ねで大きな差になると思います。エウレカはフルフレックス制度や週2回のリモートワークが整っているので、短時間であれば休暇を消化せずに家族をサポートできます。この時期に、エウレカの柔軟な働き方には本当に助けられています。
育児休業を取得した感想をお聞かせください。
今後の人生でも二度とない、本当に貴重な時間でした。初めての育休で、当初は「外出を避けなければならない産後1ヶ月を乗り切ればなんとかなるかな」という感覚だったんです。実際に1ヶ月検診を終えて一安心、というタイミングはありましたが、いざ経験してみると、1ヶ月では全く足りなかったですね。1ヶ月ではまだまだ生まれたてと変わらない感覚で、育児の繊細さや大変さに変化はなかったです(笑)。
マネージャーという立場上、評価期間の兼ね合いなどを気にして早めに復帰しましたが、実際は不在でもチームはしっかり回っていました。自分にとっては濃い1ヶ月で長くも感じていたのですが、チームメンバーからは「久しぶりの感じがしない」と言われたくらいです(笑)。私の場合は復帰が12月だったので、少し勤務してすぐに冬季休暇があり、また育児をサポートできる時間が増えましたが、もしそうでなければ......と思うと、もう数週間から数ヶ月育休を取り、しっかり家族と向き合う時間を作っても良かったなと今は感じています。
これから育児休業を取得する人へメッセージをお願いします。
エウレカは「この会社で取らなかったら取る機会はない」と言えるほど、育休を取りやすい会社です。この期間に育児を経験することは、単に家庭での役割を果たすだけでなく、その経験を会社のコミュニティの中で共有し、組織の理解を深めることにも活かせます。
各家庭の事情はあるかと思いますが、男性には、3ヶ月程度の取得をおすすめしたいです。お子さんの性格にもよりますが、家族としての生活ルーティンが安定するまでには、2ヶ月はかかると考えた方が良いかなと。その上で、余裕を持って家事育児に向き合う「1ヶ月のバッファ」がある。それだけで、復帰後の安心感や家族生活の安定感が違ってくるはずです。もし不安なことがあれば、エウレカには心強い仲間がたくさんいます。ぜひ、一人で抱えずに気軽に相談してください!
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