(左)Makikoさん (右)Mariさん
株式会社エウレカ(以下: エウレカ)は、恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営する企業です。エウレカでは管理職(Director以上)の女性比率が47%(2025年10月現在)となっており、性別関係なく活躍できる環境です。現在、Finance Team(以下 Financeチーム )で活躍されているSr. Director,FinanceのMariさんと、人事・総務領域などを管轄するPeople TeamのDirector として活躍されているMakikoさんに対談いただき、入社してからのどのようなキャリアを歩んできたのか、また現在Working Parentsとして活躍されているお二人に、働く上での苦労や、やりがいについて語ってもらいました。
👉Mariさん:2019年8月にエウレカのFinance TeamにSenior Financial Analystとして入社。2度の育休を経て、2025年3月からはSr. Director, FinanceとしてFP&Aチームをマネジメントしている。
👉 Makikoさん:2019年8月にHRBP(人事企画)として入社。第一子出産後、育休復帰のタイミングで、2023年3月にSr. Managerに昇格。2025年3月からはDirector, Peopleとして、Peopleチームのメンバーマネージメントを行っている。(LinkedIn)
この記事は、Pairs Careerの記事を一部改変して掲載しています
エウレカ入社前のキャリア
Mariさん: 私はアメリカ育ちで、大学もアメリカでした。学生時代からアルバイトをしてマネタイズするのが好きで、数字にも強かったので、会計学を専攻しました。
Makikoさん:大学の頃から数字やお金の動きに興味があったんですね。
Mariさん:はい。その延長で、卒業後は監査法人で約5年働きました。その後は、IT系ベンチャーのアメリカ本社で、アカウンティングの仕事をしていました。
Makikoさん:なるほど。キャリアの最初からグローバルな環境だったんですね。私は最初、日系ベンチャーでソーシャルゲームの運営に携わっていました。入社当初はマーケティング部門で、CM制作などを担当していたんです。
Mariさん:ゲーム業界のマーケティングからキャリアをスタートされたんですね。
Makikoさん:はい。でも会社が成長するにつれて、一部のマーケ部署が子会社化されることになり、制度設計などの組織作りを立ち上げ時に任されたんです。
Mariさん:いきなり人事寄りの業務になったんですね。
Makikoさん:そうなんです。その後は全社のMission, Vision, Valueの改訂にも関わりました。人事に近い仕事をやるうちに、人事領域に強い関心を持つようになり、最終的に組織開発部の立ち上げと、マネジメントを担当することになりました。
エウレカに入社した理由
Mariさん:前職のITベンチャーで働いていた時に、休暇で日本に遊びに来たんです。その時にすごく惹かれて、「日本で働いてみたい」と思いました。
Makikoさん:へぇ、日本に遊びに来たのがきっかけなんですね。
Mariさん:はい。日本語も使えるし、「経験するなら今かな」と思って転職活動を始めました。転職エージェントからエウレカを紹介されて、候補のひとつとして受けたんです。
Makikoさん:応募ポジションは最初からFP&Aだったんですか?
Mariさん:そうなんです。でもそれまでAccountingしか経験がなかったので、正直「難しいかな」と思っていました。ただ、面接で直属の上司となるAndrewさん(現Match Group Asia CFO)や経営陣と話して、人柄の良さや会社の方向性に共感して、「ここで働きたい」と決めました。
Makikoさん:私はエウレカのMission「人生に“あってよかった”と思ってもらえるものを」に共感したのが決め手でした。
Mariさん: なるほど。ゲーム業界からの転職でしたよね?
Makikoさん:そうです。前職ではエンタメとして人を楽しませることに関わっていましたが、次は社会課題を解決する事業に携わりたいと思っていたんです。
Mariさん:そこでペアーズに出会ったんですね。
Makikoさん:はい。面接でお話を聞いて、ペアーズに対する経営陣の熱意を強く感じました。一時的な楽しみではなく、誰かの人生をより良いものにし、社会課題にも貢献できるサービスだと実感できて、「ここしかない」と思いました。
エウレカ入社後のメンバーとしての業務
Mariさん:FP&Aは未経験で入社したんです。正直、最初はFP&Aに関する知識はゼロでした。
Makikoさん:じゃあ、エウレカ入社のタイミングでFP&Aに関する知識も自身で学びながら、働かれてたんですね。
Mariさん:入社当初はのんびりマイペースで働いていて。そしたら上司のAndrewさんに「期待していたのに残念だ」と言われちゃったんです。
Makikoさん:Andrewさんって、普段は褒めて伸ばすタイプですよね。そんな方から言われるのはショックだったのでは?
Mariさん:そうなんです。本当に落ち込みました。でも負けず嫌いなので、「このままじゃ終われない」と思って仕事の姿勢を変えました。
Makikoさん:そこからがむしゃらに頑張るようになったんですね。
Mariさん:はい。必死にやっていたら、難しいプロジェクトや新しいプロジェクトもどんどん任せてもらえるようになりました。
Makikoさん:私は人事企画として入社しました。当時すでに親会社であるMatch Group(以下、MG)の傘下でしたが、まだカルチャーや評価制度は日系スタートアップだったんです。
Mariさん:そうだったんですね。そこからグローバル化を進めていったんですか?
Makikoさん:そうです。MGが採用していたグローバル共通のジョブ型評価制度を導入することになって、私が担当しました。
Mariさん:単純に仕組みを導入するだけじゃなかったんですね。
Makikoさん:はい。エウレカらしい良さを残しつつ、MGの目指す姿を反映できるかどうかが大事でした。そのためにMGやエウレカの経営陣と密にコミュニケーションを取りながら進めていました。
エウレカ入社後のキャリアにおける大きな決断
Mariさん:Andrewさんから良いフィードバックをもらえるようになって、入社1年半後にFinance Managerに昇格しました。
Makikoさん: すごい!未経験からそんなスピードで昇格したんですね。
Mariさん:はい。その後、ちょうど1年くらいFinance Managerをやっていた頃に、AndrewさんがMG AsiaのCFOになる話が出てきたんです。
Makikoさん:なるほど。その後任として指名されたんですね?
Mariさん:そうなんです。Andrewさんが私を後任に指名してくれて、Directorになりました。FP&Aの経験は3年ほどしかなく、まだ経験が短かったので「がむしゃらにやるしかない」と思って、さらに仕事に注力しました。
Makikoさん:責任も一気に大きくなりますもんね。
Mariさん: はい。ただプライベートでは「子どもを持ちたい」と考えていて。先延ばしにせず、気力も体力もある今だからこそ仕事と子育てを両立できると思って出産を決めました。決めた以上は後ろを振り返らずに、上を目指していこうという気持ちは今も変わっていません。
Makikoさん:私は、新しい評価制度の導入が一段落したタイミングで産休に入りました。
Mariさん:ちょうどその時期に会社の大きな変化もあったんですよね?
Makikoさん:そうなんです。産休に入った頃、約10年在籍していたCEOが退任して、現CEOのRyomaさんに変わりました。同時に、所属していたPeopleチームの上司も退職したんです。
Mariさん:かなり環境が変わるタイミングでしたね。
Makikoさん:はい。でも、これまでの取り組みを評価していただき、育休復帰のタイミングで「Sr ManagerとしてPeopleチームをリードしてほしい」と打診を受けました。正直迷いもありましたが、エウレカが好きだという気持ちもあって、Sr. Managerとして復帰を決めました。
会話もはずみ、楽しい雰囲気で、対談が進みました。左 Makikoさん 右Mariさん
二人が感じるエウレカのカルチャーとは
Mariさん:入社面接のときに感じて、今も変わっていないのは、Missionである「人生に『あってよかった』と思ってもらえるものを」を大切にしている点ですね。
Makikoさん: Missionへの思いは、社員に共通している部分ですよね。
Mariさん:はい。組織が成長する中で変わった部分も多いですが、Missionを真摯に受け止めて、ユーザーにとって良いプロダクトを提供しようという思いは変わりません。
Makikoさん:なるほど。働く人たちについてはどう感じますか?
Mariさん:はい。Financeの仕事柄、いろんな部門と関わりますが、どの部門の人もフラットで話しやすいですし、本質的な議論ができる環境です。
Makikoさん:「自分たちの提供するサービスは世の中に良い影響を与えるものだ」という熱意を持っているからこそ、周囲に対する尊敬や信頼の上でしっかり意見を交わしながら、結論を導き出すことができるのは、エウレカの良いところですよね。
Mariさん:はい。エウレカには多様なバックグラウンドを持つメンバーがいますが、バックグラウンドが違っても、その思いは共通していますね。
Makikoさん:そうですね。現在エウレカでは10カ国以上のメンバーが働いていますが、根幹の考えが共通しているので、違いを大きな力に変えながら仕事ができています。
Sr DirectorとDirectorとして働く中で、難しさとやりがい
Mariさん:MGのポートフォリオの中でも、ペアーズは誇らしい数字を出しているので、MGや経営陣にもしっかり理解してもらうように働きかけることが大切だと考えています。そこにやりがいも感じています。
Makikoさん:ただ、理解してもらうのは簡単なことではないですよね。
Mariさん:そうなんです。数字の背景を正しく理解して伝える必要がありますし、MGの状況も正確に把握する必要があります。
Makikoさん: 私が一番難しいと感じるのは、変化の激しいマーケット状況の中で、エウレカが変わっていくべき部分と変えずに守っていく部分を判断しながら、組織作りを行なっていく点です。特にMGの一員としてグローバル化を進めていく点は、とても難易度が高いと感じています。
Mariさん:エウレカらしさを残しつつ、グローバル企業としても両立させるのは確かに難しいですね。
Makikoさん:そうですね。でも、その分やりがいも大きいです。組織作りに直接関われるのは面白いところですね。
Mariさん:立場が上がると、やはり孤独を感じることもあります。簡単には話せない情報も多く、同時にメンバーのキャリアや仕事をサポートする責任もあります。自分のモチベーションをセルフコントロールしながらも、メンバーに心地よく働いてもらうバランスが非常に難しいです。
Makikoさん:確かに、難しいですよね。キャリアを積み重ねていくうちに、私たちが話す言葉の主語も「私」や「チーム」ではなく「エウレカ」になり、目線も変わりますよね。一従業員としての目線を持ちながらも、会社としてどういう意思決定をしていくべきか?を考えることが、一番難しいところであり、やりがいでもありますね。
Working Parentsとして働く上での大変さとやりがい
Mariさん:子供が生まれる前は平日はほぼ仕事に振り切っていたんですが、今はお迎えがあるので17:00には一旦業務を終わらせなければなりません。
Makikoさん:やっぱり時間の制約が一番大きいですよね。
Mariさん:はい。必要に応じて夜に仕事をすることもありますが、極力17:00までに仕事を終わらせられるように、業務の優先順位を整理したりメリハリをつけるようになりました。
Makikoさん:私も同じですね。効率を上げるために今までのやり方をかなり変えました。時間がないので、自分のタスクを緊急度と重要度で分類して判断して、デリゲーションもしています。プライベートも含めて、旦那さんに頼めることは頼む、外注できることは外注する。さらに時間でカバーできない分は、自分の考えや言葉の質を上げるようにインプットも増やしています。
Mariさん:私は、もともとメンバーへのデリゲーションがあまり得意ではなかったんですが、育休を通じて、積極的にメンバーへ業務を渡すようになりました。その結果、メンバーが急速に成長してくれて、とても良かったと感じています。
Makikoさん:自分自身にとっても、メンバーにとっても良い成長機会になりますね。
Mariさん:子育てはメンタル面でもすごくポジティブに働いています。17:00には強制的に切り替えられるので、子供と向き合う時間を大事にできますし、24時間しかないんだからアンハッピーでいる暇はないと思えるようになりました。
Makikoさん:仕事=社会と向き合う時間、という感覚になりますよね。
Mariさん:はい。仕事を通して、日本をより良くしていきたいという思いも強くなりました。
Makikoさん:私は人事なので、会社全体で子育てしながら働くメンバーが増えているのを実感しています。子育て世代が楽しみながら働ける環境を作っていきたいですね。不安を感じる人もいると思いますが、会社の制度も必要に応じてパワーアップさせていき、少しでもその不安を減らせたらと思っています。
お二人は仕事上でもコミュニケーションが多く、仕事もプライベートについてもよく話す間柄
Working Parentsとして活用している福利厚生
Makikoさん:会社が提携している病児保育のシッターサービスには本当に助けられています。子供がまだ小さいので体調を崩すことも多いのですが、プロが自宅まで来てくれるので、業務を休むことなく仕事ができるんです。
Mariさん:それは心強いですね。
Makikoさん:はい。それに、年次有給休暇とは別に、子の看護休暇やSick Leaveも付与されているので、それも活用しています。Sick Leaveは本人だけでなく、家族やペットの体調不良でも使えるのが便利です。
Mariさん:私はまだ病児保育は使ったことがないんですが、コアタイムなしのフルフレックスは本当に助かっています。
Makikoさん:フルフレックスだと、どういう場面で便利ですか?
Mariさん:例えば子供を病院に連れていく時に、早めにお迎えに行くなどの調整がしやすいんです。あと、子供や自分が病気になった時、有給だけでは足りないこともあるので、Sick Leaveがあるのはありがたいですね。
Makikoさんのとある1日のスケジュール
08:15 子供を保育園に送り出し
08:30 - 09:00 メールチェックなどデイリータスクの確認
09:00 - 10:00 Global TeamとMTG
10:00 - 11:00 オフィスへ移動
11:00 - 12:00 MTGやタスクの処理
12:00 - 13:00 ランチ
13:00 - 17:00 MTGやタスクの処理
17:00 - 18:00 自宅へ移動し、保育園へ子供をお迎えに
18:00 - 20:00 Family Time
20:00 - 21:00 残ったタスクの処理
21:00 終業
最後にこの記事を読んでいる方にも一言
Mariさん:英語で「It takes a village(村全体で子育てをする)」という言葉がありますが、今は保育園や仕事のメンバーなど、周りの力を借りることも多いです。
Makikoさん:そうですよね、サポートがあると助かりますよね。エウレカのメンバーはとてもサポーティブで、子育てに対する理解が深くて、本当にありがたいです。
Mariさん:入社時から会社として変化はありつつも、社員のライフステージの変化を受け入れてくれるカルチャーは変わっていないですし、恵まれた環境だなと感じています。
Makikoさん:カルチャーもそうですし、両立が求められる状況であったとしても、仕事にしっかり向き合えるのは、会社やプロダクトが好きだからですよね。
Mariさん:そうです。エウレカという会社、ペアーズというプロダクトが好きだからこそ熱意をもって取り組めます。
Makikoさん:私も入社してからずっとエウレカが好きという気持ちは変わっていませんが、やはり子育てと仕事の両立で悩むことはあります。そういった悩みを少しでも減らしたいという思いから、福利厚生も社員の声を反映してアップデートしてきました。
Mariさん:福利厚生は、子育てだけでなく、介護などの様々なライフステージの変化に対応してアップデートしてくれているので、お陰で安心して働けています。
Makikoさん:エウレカには、私たちのようなワーキングペアレンツもそうですし、いろんなバックグラウンドを持つメンバーがいます。そういった多様性をこれからも大切にしながら、働く人たちがより力を発揮できる環境を整え、会社がさらに成長できるように貢献していきたいと思っています。
Mariさん:私は今子育ての真っ最中ですが、エウレカには若いメンバーも増えてきていて、今後ライフステージが変化するメンバーも増えてくると思います。今後は、自分の経験を踏まえて、若いメンバーをサポートできるようにしていきたいです。
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