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更新される採用情報:2023年の採用市場について

🔷中途採用の周期

一般的に中途採用が活動的になると言われている時期は下記の時期だと言われています。

・1月~4月 冬のボーナス取得後、転職。期が変わるタイミングで転職をしようと考える

・6月~7月 夏のボーナス取得後、転職

・9月~12月 下期に向け、転職か活発になる

組織体制の変更や給与改定・賞与のタイミングで転職を検討し始める人が多く、特に賞与授与前後のタイミングは社内で業績評価や能力・スキル評価を行うため、自然と自分自身のキャリアを見つめ直す時期になります。

(上記の時期に合わせスカウトメールを送信すると、すぐの転職を検討していなくても情報収集を始められる方が多いため、返信率に変動があります。)


🔷変化していく転職条件

リモートワーク&フレックス制度:コロナ禍を経てリモートワークを導入する企業が増えたことでワークライフバランスを重視する社員が増えてきたと思います。これまで数々のカジュアル面談を実施してきましたが、転職の条件に「リモートワーク・フレックスタイム制度を導入している」「フレキシブルに働ける環境」を掲げる候補者が多く見られました。自由な働き方を重視する候補者が増えていると考えられます。

充実した福利厚生:選考の中で求職者から最も多く質問されるのが「福利厚生」です。社会保険の完備、育児・介護休暇制度や資格取得制度など、企業によってその内容は様々ですが社員にとってのモチベーションの向上や長期雇用の定着のため、近年では規模に関わらず、独自の制度を取り入れている企業が増えています。

弊社でも社員の健康面を考えたウェルネスプログラムを導入し、週に1回朝の時間に「オンラインヨガ」を行っています。他社でもアニバーサリー休暇やPower nap制度など多種多様な制度を導入している企業が増えてきています。福利厚生の見直しや改定は採用だけでなく既存社員の満足度にも繋がっていくため、総合的なメリットが生まれてきます。

副業制度:候補者からの質問で2番目に多く寄せられるのは「副業の可否」です。リモートワークを取り入れている企業では副業制度の整備も進んできています。副業を認めることで社員のスキルアップに繋がり、本業に相乗効果をもたらすことができます。また、自社のPR活動ができ、優秀な人材の獲得へと繋がるメリットがあります。こういった観点から今後も副業を認める企業が増えていく傾向があると思います。


🔷これから見直すべきポイント

米国大手企業の採用凍結と共に人員削減も始まり、全世界的に経済状況に大きな影響が出ている今、日本企業にとっても転職市場が冷え込む可能性があります。2023年の採用市場は企業にとっても候補者にとっても今以上に厳しくなるかもしれません。

ただ、このような状況に逆手をとって、社内の採用ツールの見直しや使用媒体の選定、採用ブランディングや社内リスキリングなど新たなアイディアを生み出せる良いタイミングになると思います。優秀な人材層の獲得の為、2023年度上半期は採用の方針を再度固めていくことをお勧めします。


参考記事:

https://employment.en-japan.com/saiyo/en-tenshoku-season

https://career-research.mynavi.jp/reserch/20221006_37504/

https://www.randstad.co.jp/careerhub/work/20180215.html

https://www.jac-recruitment.jp/market/articles/marketInsights/#i


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