こんにちは!
エンドルフィン株式会社でデザインを担当している阿部です。
webtoon(縦読みフルカラー漫画)の制作現場ではどんな人が働いているのかをご紹介します。
今回は、エンドルフィン株式会社で韓日翻訳の事業部長Aさんにインタビューしました。
韓国でヒットした小説を原作としたwebtoonを制作する上で欠かせない韓日翻訳のお仕事について色々と聞いてみました。
韓国語のスキルを仕事にしたいとお考えの方はぜひご参考になさってください。
<プロフィール>
- Aさん(2021年入社)
- 担当作品ジャンル:韓国原作でエンドルフィンにて制作したwebtoon全般
- ハマりもの:「青鬼」というクラフトビール
ーエンドルフィン入社のきっかけを教えてください
弊社代表の張(チャン)からの誘いで入社しました。
前職でも翻訳会社で長年勤務しており、日本語と英語の翻訳のプロジェクトに多く携わっていました。
エンドルフィンでは韓国の小説を原作としてwebtoon(縦読みフルカラー漫画)を制作するので、韓国語を母国語とする私にとっては自分の力をフルに出せるところで仕事だと感じ、ジョインする事にしました。
ーどのような業務を担当していますか?
韓国原作の作品のコミカライズに関わる翻訳及び翻訳業務に関わるスタッフのマネージメントなどを担当しています。
ー韓日翻訳とはどのような仕事ですか?
まずは一番大きいところは韓国原作のwebtoonや小説を日本語に翻訳する事です。
翻訳自体は業務委託パートナーのみなさんに依頼してるので、納品された原稿のクオリティチェックと修正指示を行います。
今回いっしょに働いていただくメンバーにはクオリティチェックと翻訳のお仕事を担当して頂きます。
ー韓日翻訳のチームにはどのような方がいらっしゃいますか?
さまざまなバックグラウンドの方がいらっしゃいます。
キャラクター開発経験者、インハウス通訳者などさまざまですが、みなさんマンガが好き、物語を読むことが好きな方です。
物語を楽しむマインドも翻訳に重要になってきますので、ぜひそういった方にジョインしていただきたいですね。
ー韓日翻訳のチームにをするにあたり、どのような事を心掛けていますか?
とにかくインプットする!本を読む事です。
自分が好きなものを読めばいいと思っています。
実際の翻訳では自分の言語感覚を大切にする事を心がけています。
ー韓日翻訳のチームににはどんな人が向いていますか?
普段から小説・webtoonを読んでるような人の方がいいですね。
文字を読むことが好きで、文脈を深いところまでキャッチできる方。
もっと言いますと、文章を書くのが好きな人がまず一番向いていますね。小説を読んだり自分で文章を書く方。
また、自分なりの言語感覚を持ってる人です。
ー「文章を書くのが好きで自分なりの言語感覚をもっている方」とのことですが、あまりに個性的すぎると多くの人に受け入れられる作品を翻訳して制作していく上では難しいのかなとも思ってしまうのですが。
そうですね。
そこはやはり韓国語原作があっての翻訳のお仕事なので、客観視できる能力を求めます。
業務の中で、他のメンバーが書いたものを読んでチェックするという仕事でもあるので、その過程で自分の言語感覚を客観視化せざるを得ないです。
まずは韓国語を読むワケですよね。それと翻訳した日本語を読む。
もう既に異質な言語の文章を2つ同時に読みながら進めていかなければならない。
翻訳したものを翻訳者とチェック担当という二人が作り上げていく。そういったフローなので複数の人が関わっている状態であり、主にその作業に関わること自体が自分の言語感覚を客観化していく過程になっています。
それが、創作とは大きく異なるところですね。
ー韓日翻訳でのやりがいや、やっていてうれしかった事はありますか?
翻訳が好きなので、基本的に楽しみながらやっています。
自分の仕事がwebtoonをいう成果物として目に見える。翻訳することでより多くの人に物語が伝わるところが仕事の喜びですね。
また、当たり前ですが自分の翻訳にかかわる能力がレベルアップしていくのを実感できるのも嬉しいです。
ー応募者の方へメッセージなどをお聞かせください。
エンドルフィンでは韓国にある面白い作品の良さを活かして日本語に翻訳し、webtoonやさまざまなメディアミックスとして展開しています。
韓日翻訳というスキルを活かす事のできるお仕事ですので、ご興味が少しでもあればぜひお気軽にご連絡ください。
Aさん、ありがとうございました!