出戻り社員の本音 〜エンジニア採用担当はこんな人〜 | エン・ジャパン株式会社
こんにちは。エン・ジャパンで次世代HRビジネス開発室で、エンジニア採用などバックオフィスを担当をしている吉本と言います。「採用担当」とはいっても、私が「採用・不採用」をジャッジすることはありませ...
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就職活動には「学生時代がんばったことを教えてください」という白いご飯に負けるとも劣らないオーソドックスな質問があります。これに対して私は「学生時代がんばったこと、いやー、てか現在進行形でがんばっているのはですね」とタジタジしながら展開するエピソードの中に登場し、大活躍をして武功を納めた闘将”ラクロス部での活動”も12月には本格的に引退し、日がな毎日を研究室と自宅と近所のお肉屋さんを行ったり来たりしていたある日のことです。
入社の許可(通称:内定)をいただいているエン・ジャパン株式会社様(敬称略サズ)から突然の「内定者アルバイト」のご連絡がありました。募集人数は1人、募集要項は詳しく書けないのですが、とにかく敷居が高い。
案内の一行目には、
エン・ジャパンの中の頭脳集団、新規事業チーム!すごい人しかいない部署です。
占い師に「あなた直感で生きてるでしょ」「さそり座でしょ」「B型でしょ」「でもあなたはそれでイキテイケル」と言われて頭脳を使わずにイキテイケルお墨付きを貰った僕にとっては一気にハードルが上がります。
そして、案内の最後には
【応募方法】
「我こそは!」と思う理由を、簡単に良いので文章か何かにまとめてください。
と、書かれていていました。
募集要項を最後まで読み、少しだけ、ほんの少しだけ「我こそは!」と思ってしまった僕は応募しようかなと思い始めます。しかーし、ここはエン・ジャパン株式会社。嗚呼エン・ジャパン株式会社。
CareerSelectability(どんなところでも生きていける力をつけよう)を掲げるエン・ジャパンの内定者なら、この最後の文に反応して大量の応募があり、競合多数なのではないかとビクビクと警戒しながら「まあひとまずダメ元だな」と応募をしたところなんと通過。
アルバイト初日、受付までお迎えに来てくれたのは吉本さん
思わずなんてどころの騒ぎじゃなく、強烈に引き込まれてしまいそうな魔性の瞳をもった吉本さん曰く「応募してきたのは君だけでした」とのことで、ここでビックリ
応募者は合計1人、そう競合はまったく存在しないブルーオーシャン、ナイスバカンス
前置きが長くなったのでそろそろ本題に入っていきたいと思います。
まずはこちらの動画をご覧ください。
観れない、もしくは観るのが面倒だという方に説明をすると、紹介しているのはengageの紹介動画です。
engageとは、採用HPを無料で作れて、無料で求人情報を掲載し、無料で採用まで出来てしまう、という魔法のツールであります。
なにがなんだか分からないという方は、とりあえずengageというのは従来の人材業界のビジネスモデルを根幹から揺るがしかねないサービスであるというポイントを押さえておけば会社内やクラスでは人気者になることができます。
さてさて、結局チミは何の仕事をしたのということですが、やっていたのはエンジニアの採用のお手伝いです。
engageのバージョンアップをしたい、それに伴いエンジニアを採用したい、だから人手が必要かもしれんから手伝って欲しい!というルービックキューブ世界王者も突っ込みどころのないほど綺麗なロジックにより僕の雇用が生まれたというのが、今回の記事の舞台となる「次世代HRビジネス開発室」です。
エンジニアさん達の採用の流れとしは大きくわけると以下のようになります。
①求人サイトに登録しているエンジニアさんのプロフィールを見て、要件にぴったりであろう人を抽出
②抽出したエンジニアさんの中から更にスカウトを送信する人を選定
③面接
④採用
そこで僕がやっていたことは、①求人サイトに登録しているエンジニアさんのプロフィールを見て、要件にぴったりであろう人を抽出です。
エンジニアの転職市場は大きいようで小さいのですがそれは統計上のお話。求人サイトにはフロントエンド、サーバ、インフラ系などなど様々な種類のエンジニアさん達を一人一人目視で確認していれば、日が暮れてしまうどころの騒ぎではありません。
そこで、検索をかけるわけです。ざっくりと分類するならば
・見える部分を作るフロントエンドエンジニアさん
・動的な処理を記述するサーバサイドエンジニアさん
・各種サーバ環境を整えるインフラエンジニアさん
とすることができます。
そこで、各エンジニアを抽出してというミッションを託されるのですがこれが難しい。
エンジニアでもなんでもない僕は魔性の吉本さんに「フロントエンドエンジニアの抽出をお願いね」と肩をポンと叩かれて魔力を注入されてやる気を出しても、「はてフロントエンドエンジニアとな?」状態ではダメなわけです。
ここでもう一点。次世代HRビジネス開発室に在籍してるエンジニアさん達のレベルは素人目のも相当高いのではと思います。それゆえ採用レベルが高い。。。
幸い今までに幾らかの言語に触れていた僕は微かな記憶を元に猛勉強をし、なんとかwanedlyやgreenといったサービスを駆使してエンジニアさんの抽出をひたすら行いました。
このアルバイトでは人を採用するということの一連の流れと、エンジニア採用の難しさを学ぶことができます。
気づいたらこんなものを作っていました
さきほどのengageというサービス、登録をしたはいいものの上手く扱えない企業様がいるということで、使い方動画なんてあったらいいよねということで作成をしました。
エンジニアさんの採用のところにあれほどの文量をさいた割に、累計作業時間はおそらくこちらのほうが上です。
「あれ?うのくん動画つくれるんだ?」「あ、はい少しであれば!」というやりとりから発展したこのお仕事はアルバイトの要件に書いてなかったのですが、作ることになります。
次世代HRビジネス開発室の大樹さんと庄子さんにはビシバシとフィードバックをいただきました。
その他、20Fの図書ブースの整理をお手伝いできたり、本当にいろんなことをすることができました。ここに書ききる頃には集中力がパッサパサになってしまい、文章が見るに耐えない姿になってしまいそうなので、誠に勝手ながらここまでにします。
実はまだできたばかりの部署ということで、エン・ジャパンの中では異彩を放っているのではないでしょうかと、内定者ながらに感じます。
イケてる言葉で例えるならば「社内スタートアップ」です。
“風通しの良さやスピード感を大切にしながら、新しいHRTechのプロダクト開発・運用を行っています。”と、どこかに次世代HRビジネス開発室の説明がありましたが、これは本当です。
その証拠に、あくまでもアルバイトの僕に「きみ動画つくれるの?じゃあ作っちゃおう!」といったことが平気で起こります。
また、あまりの風通しのよさに12月後半からお正月にかけて風邪を拗らせてしまいました。
ウケを取りにいったか、素で書いた文章か自分の中でも定かではないですが、スベりっぱなしの文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまでやって良いのかと思うところもありましたが、そのような素晴らしい環境を用意していただいた皆さんに感謝いたします。
4月からいよいよ社会人生活スタートということでドキドキやきもきとしていますが、ワクワクとして残りの時間を過ごそうと思います。