1
/
5

What we do

農村にて現地ニーズを調査
地方奥地の圃場を訪問
Empag Pte. Ltd. (http://www.empag.sg) は、「アグリ・フードビジネスにおいて、イノベーションを創出し続ける事で、消費者と生産者を幅広く豊かにする」をミッションに、アジアの農業分野でビジネスを行う企業です。 設立1年目、ひとつ目の事業として、カンボジアでの収穫代行ビジネスを計画しています。圃場や作物のデータを収集し、現地の生産・加工・流通の構造を明らかにしながら、今後、アジア各国で様々な事業を展開していく予定です。

Why we do

カンボジアの農業風景
農村にも普及するモバイル
「世界的に重要な役割を果たす農業・食という領域で、イノベーションを生み出し、その発展に貢献したい。」 農業従事者は世界に10億人以上おり、総雇用の30%以上を供給する最大の職業となっています。特にアジア等の発展途上国ではその割合が高く、約半数の人口が農村に住み、農業を行っています。このように多くの雇用を担う重要な産業であるにも関わらず、多くの農村では、情報やファイナンスの不足から、技術発展の恩恵を受ける事ができず、未だに非効率な農業を続けており、より発展的な生活が出来ていません。また、グローバル化や気象変動等の変化が行っており、それらへの対応も間に合っていません。 需要サイドに目を向けてみると、世界的な人口増加とGDP増加から、大量、かつ、多様(肉食化や安全志向等)な需要が発生しています。食料価格高騰・食料不足が起こり、その結果として、飢餓・貧困の拡大が懸念されています。 そのような農業分野ですが、技術の発展と普及から、イノベーションが起こせるチャンスが広がってきました。 IT・バイオ技術が発達してきており、実際にGPSやドローンを使った圃場管理サービスや、解読されたゲノムをもとにした品種改良が進んできています。スタートアップとしても、 $1Bでモンサントに事業売却したClimateCorporationや、今年$4M調達したFarmlogs等、米国を中心に数々の企業が出現しています。 途上国農村部でもモバイルの普及により、新しいビジネスが可能になってきました。アジアの多くの国で、モバイル普及率は50%以上。さらに、$100以下のスマホが販売されていく事により、スマホの普及も進んでいく事が間違いありません。米国・日本等の先進国の技術をそのまま持ち込むだけではなく、現地の状況に合わせたサービスを展開する事で、アジアならではのイノベーションが生み出せるではないかと考えています。 このように、大きなインパクトがある農業という領域で、イノベーションのチャンスが広がってきているように感じています。その中で、我々もビジネスを通じて、さらなる発展に貢献したいと思いながら、事業を行っています。