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【楽天市場】10分でわかる!楽天SKUプロジェクト!

はじめに

はじめまして!ディレクターの田中です。

弊社では事業の1つとして「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」などのECモールでのサイト構築のお手伝いをさせていただいています。
そんな中、最近話題になっているのが2023年4月から楽天市場で開始された「楽天SKUプロジェクト」!

このプロジェクトのおかげで、楽天市場でのお買い物がめちゃくちゃ快適になりました!
・・・といってもピンとこない方もきっと多いはず。

「SKUプロジェクトってなんぞや?」「どんなことができるようになるの?」
という声がちらほら聞こえてきますね。

実際に制作をご依頼いただく店舗様の中でも、どんなプロジェクトなのかいまいち理解できていない等のご質問をいただくことがあります。

実はSKUプロジェクトを理解していないと、今後の売上が落ちてしまう可能性大なんです。
これから楽天で出店を考えている方、既に出店している方、そもそも仕組みが分からないという方!
今回はそんな方々に向けて「楽天SKUプロジェクト」についての概要を、分かりやすく記事にまとめてみました。

題して「10分でわかる楽天SKUプロジェクト」!

この記事を読めばなんとなくこんな感じか~とわかっていただけるよう分かりやすく解説いたしますので是非参考にしてみて下さい。

そもそもSKUってなに?

そもそもSKUとは(Stock keeping Unit/ストック・キーピング・ユニット)の略で、
在庫管理を行うときの最小の管理単位のことをいいます。

例えば下記の画像のように「帽子」があったとします。
その「帽子」には「黒」「赤」「白」と3種のカラーバリエーションが存在していて、それぞれ「S・M・L・LL」4つのサイズ展開があります。この「カラーバリエーション」と「サイズ」が所謂「SKU」になります。


「黒い帽子のSサイズ」が1SKU、「赤い帽子のSサイズ」が1SKU・・・というように数えていくとこの「帽子」は全部で12SKUあることになります。

どの商品がどれくらい売れたかなどの商品の売上を把握するためには、SKUは必須といえますよね。

楽天のこれまでの仕様について

今までの楽天市場は同一商品でも価格が違うだけでそれぞれに管理番号を設定する必要がありました。
そのため同じ商品ページ内に掲載が出来なかったのです。

1つの商品ページで価格違いの商品が選べないことで、ユーザーが各商品ページに移動しないといけないというデメリットがあったりました。店舗様にとっても各商品ページをいちいち作成する手間や、ユーザーに価格違いの商品ページを見せるための導線を考える必要ありました。

SKUプロジェクトによってこう変わる!

ユーザーへの訴求力がアップする魅力的なページに

今回の「SKUプロジェクト」によって、価格違いの同一商品を1つの商品ページに統合することが出来るようになりました!

しかも1つの商品ページに最大400SKU入れることが出来るみたいです。めっちゃ多い。

これでユーザーが目当ての商品を見つけやすくなったり、容量などの価格違いとの比較購入が楽になります。また同じページ内で商品を購入できるので、買い物かごも1つにできるのもうれしい点です。

例えばグルメだとユーザーが「松坂牛 500g」と検索して商品ページを見に来たとします。
そこに「200g~1kg」まで売ってるのが見えたら「500g」買いに来たけど、「1kg」のほうがお得だな!せっかくだし「1kg」を買おう!みたいなこともできちゃいます。

他の商品ページに移動したり探してもらう手間がなくなるので、ページ内で簡単に比較検討できるという点も大きなメリットですよね。

商品検索がわかりやすくなる

このプロジェクトにより検索ロジックも変わり、検索結果上で、価格違いの同一商品が表示されるようになりました!

例えば「Tシャツ 白色」と検索した場合「白」のサムネイルが優先的に検索結果に表示されるので、ピンポイントで欲しい色の商品が購入できます。

商品単価も表示されるようになったので、検索結果上でも商品比較がしやすくなりました!

商品ページをまとめて売上アップ!

楽天では売上がいいほど検索結果の順位が上がる仕組みになっているといわれています。

前にも述べた通り、価格違いの商品ページをそれぞれ作成する必要があったため、ユーザーが目的の商品にたどり着けないまま離脱されるリスクも大きく、回遊バナーを設置したり、他商品ページのリンク先を貼り付けたりと様々な対策をとる必要がありました。

しかし、その導線がうまくいかず他の店舗へ流れてしまうことが原因で、なかなかランキングに乗らないと頭を悩ませていた店舗様も多くいらしたのではないでしょうか。

ですが今回のプロジェクトで1つの商品ページに複数ある同商品をまとめることが可能になったため、これからはランキングに載りやすくなり、今よりも売上も伸びる可能性がぐんと上がると言えます。

下図のようなサイクルができあがればもう万々歳です。

もちろん、他店舗様もSKUプロジェクトに対応していくことになるので、商品をまとめてからも購入してもらうための対策は引き続き必要になります。

でも、このような手間が省かれるのはうれしいですよね。

商品ページをまとめる上での注意点

じゃあSKU統合をどんどんしていこう!となるのですが、
だからといってなんでもかんでもまとめたらOK!というわけではありません。

例えば「家具」ってくくりだけで、「ベッド」も「テーブル」も「鏡」も一つの商品ページにしちゃえ~!ってSKUを統合すると、ユーザーは「え?このページは何を売ってるの?」と逆に分かりづらくなってしまいます。それに種類がバラバラだと欲しい商品も見つけにくくなります。

そこで楽天では今回、統合する上でいくつかルールを設けています。
下記図のように同じジャンル・同じシリーズの商品を統合することはOKです。

SKU統合は任意ではあるので、一旦1つの商品だけまとめて様子をみてみるというのも良いかと思います。

まとめる商品が決まったら、その商品のレビューや売上が良い商品ページに統合することが大切です。
ちなみに一度統合してしまったら、別々に戻すことができません!新しく登録することになるので注意ですよ!

楽天SKUプロジェクトの移行時期について

2023年の4月から順次開始されているこちらのプロジェクトですが、移行時期については楽天市場より店舗様へお知らせが届いているはず。既に準備を進めている最中の店舗様も多いと思います。

まだ何もしていない!という方は、自分の店舗はいつSKUの移行が開始されるのかなどをちゃんと確認しておきましょう。

まとめ

ざっくり「SKUプロジェクト」についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
SKUプロジェクトによって、ユーザーにとっても見やすく商品を選びやすくなりました。また店舗様にとっても商品を管理しやすく、価格違いの同一商品も見せやすくなりました。

また今回のSKUプロジェクトによっていろいろと仕様やシステムの変更点があるので今回の概要だけでも把握してもらえたら嬉しいです。

※最新情報につきましては、楽天が運営する店舗運営Naviをご覧ください。

最後に

これを機に商品の打ち出し方やまとめ方を今一度見直し、もっと魅力的な商品ページしよう!と意気込んでいる方もいらっしゃるかと思います。

とはいえ日々の忙しい業務の中で対応をするとなると、商品ページを作り込もうとしても手が回らず、ついつい後回しにしてしまうことはありませんか?

EMLworksが提供する楽天制作サービスでは、EC販売実績を活かしてSKUプロジェクトを踏まえた「売れる商品ページ」を制作しております。
是非この機会に訴求力の強い商品ページを制作して売上アップを目指しましょう!

楽天モール制作に関するお困りごとがございましたらお力になれればと思いますので、お気軽にEMLworksまでご相談ください。

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