採用担当の松本です。弊社と社会福祉法人逗子市社会福祉協議会と連携したITサロン活動「じょうほうカフェ」を紹介します。「じょうほうカフェ」は、スマートフォンやタブレット、パソコンのわからないことを地域の高齢者、障害のある方にわかりやすくレクチャーする活動です。（毎月第４月曜日の午前１０時から２時間実施しています）

スマートフォンやタブレットで困っている人は、想像以上に多い

我々の生活に不可欠なスマートフォンやタブレットですが、高齢者の多くの人はこのようなデバイスに大変不慣れです。その反面、あまり理解もなくスマートフォンやタブレットを契約してしまう人も多く、宝の持ち腐れになってしまったり、普段使いもままならず生活に支障が出ている人もいます。身内に教えてもらえう人がいれば別ですが、そのような環境がない方は、疑問点を聞きに携帯電話ショップに行くしかありません。ただそんなショップも受付後１時間以上待った結果、あまりしっかり教えてくれなかったという話も多く聞きます。そんな逗子在住（もしくは近隣）の高齢者の方々がこのサロン活動に集まってきて、「とことん」不明点を聞いて問題を解決していきます。

仕事上で直接お礼を言われる機会は少ない

この活動は、弊社と逗子市社会福祉協議会が共同で開催しているボランティア活動です。弊社としては、ITサービスの企画制作を携わる立場から、「自分たちのスキルで社会に役に立つことは何か？」「だれでも使えるITサービスには何が必要か」ということを具体的な活動の中から実感してもらうことを目標としています。この活動を通じてわかったことは、「我々が役にたつことは想像以上にたくさんある」ということです。「本当に助かった」「この前教えてもらったアプリで日々楽しんでいる」など、多くのお礼の言葉をいただいております。大したことはやっていない気もするのですが、お礼を言われるのはうれしいものですね。普段の仕事を振り返ってみると、お礼を言われる機会ってとても少ないように感じています。そういう意味では、我々もこの活動によって「元気をもらっている」のかもしれません。　

じょうほうカフェは今神奈川県逗子市のみの展開ですが、今後この取り組みをいろんな地域ごとに実施できれば、多くの人がITサービスを利用できるようになり、楽しく、安全な社会につながるのではと思っています。可能であれば関わる地域に愛着がある企業や団体がサポートする形が望ましいと思っています。もしこの活動に興味がある方、一度見学、参加してみたい方はお気軽にご連絡ください！