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IT企業事務のメモの端~開発工程編4~

みなさんこんにちは。
「メモの端~開発工程編~」もついに4までやってきました。
ここにきてやっと開発工程も半分です。

本日は上流工程最後の「詳細設計」を調べていこうと思います!

詳細設計とは

今までの工程では「要望をきく」「機能を決める」といった工程でした。
工程3の「詳細設計」では、「どう作るか」を決める工程となります。
料理でいうところの「レシピ」といったところでしょうか。

要望通りの機能を実現させるために具体的な手順を作っていくわけですから、とても重要な工程となってきます。

また、基本設計は外部の人(利用者)にも見せるために作られているため、専門知識がない人でもわかるように作成されていますが
詳細設計からは内部の人間(開発者)しか見ないため、専門用語が多く出てくる設計書となります。

ちなみに上記のことから、基本設計を「外部設計」、詳細設計を「内部設計」と呼ぶところもあります。

詳細設計で大事なこと

では、開発する上での詳細設計を書く上で大事なことはなんでしょうか。

まず開発者みんなにわかるように作成手順をまとめなくてはいけないので、ここでも高い知識が必要になってきます。
上流工程はみんな高い知識が必要なんですね。

また、開発者みんなが見てわかりやすく書く必要がありますので、
以下の点を意識して書くと良いと思います!
・わかりやすく簡潔に
・曖昧な書き方はしない
・図や表も使ってわかりやすく

詳細設計でまとめる内容としては下記のようなものがあります。
・概要
・コンポーネント構成
・機能一覧
・コーディング等の規約

人によって捉え方が違っては困りますので、とにかくわかりやすく!を意識すると良いでしょう。
図や表で表現する時にはExcelなんかのスキルも必要になってきます。

今回からはコミュニケーション力は要求されなくなりましたが、今度は高い説明力が必要になってきましたね。
上流工程、レベルが高いです……!

まとめ

今日で上流工程が終わりました。
まだまだ開発は開始されませんでしたね。
上流工程は「準備」「下ごしらえ」といったところでしょうか。

料理の世界では「準備」なんかは見習いがやってるイメージですが、エンジニアの世界では経験豊富な玄人がやる工程なんですね。

駆け出しエンジニアの方は、いつか上流工程が対応できるようになれば
仕事の幅も広がり、お給料もぐ~んとUPするかもしれません。

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