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エコムグループ全体会を開催しました。

2024年2月27日に実施した、エコムグループ全体会についての記事です。
距離が離れた事業所を抱えていたり、業種の異なるグループ間の企業同士の交流・意見交換の場の設定として、自然関係のNPO法人ならではの全体会を開催しました。

目次

  • 全体会の目的と課題設定

  • アイスブレイク「イニシアチブゲーム」

  • 「推し」展示

  • 上野森林公園デイキャンプ

  • デイキャンプの振り返り

  • 発表の時間

  • アンケートの実施

全体会の目的と課題設定

2024年2月27日 雪がちらつく中、上野森林公園でエコムグループの全体会をおこないました。

三重県菰野町、伊賀市、大阪府堺市と事業所が点々としているNPO法人ECCOM。関連会社のエコムクリエーション(デザイン会社)、エコムプロダクト(ミュージアムショップの運営やオリジナル商品の開発)もあり、普段は中々お互いのことを知ることができません。そのことにより、それぞれの事業所のノウハウの共有に難が生じたり、エコムグループで一緒に動いている感覚が生まれづらい、という課題がありました。

そうした課題感から、全体会の目的を以下のように設定しました。

  • 元々のECCOMの課題として、各現場からお互いのことをよく知らない、何をやっているか分からないという声があがっていた。その課題解決のための第一歩として、コミュニケーションをとる機会を作る。
  • 日頃離れた施設同士の人たちがそれぞれの共通項を見つけることで、事業の掛け合わせやエコムグループの全体像の把握につなげる。
  • エコムグループの特徴の一つが、個々のやりたいことから事業が生まれていくことである。全体会を通じて、お互いのやりたいことを知り合う、見つけ出す機会にする

スケジュールは以下のように設定しました。

10:00 研修開始、開催挨拶
・研修全体についての説明
10:15 アイスブレイク「イニシアチブゲーム」(神名)
10:30 研修についての経緯・内容説明(福原)
10:45 活動開始
12:00 昼食
14:00 集合・研修振り返り
14:30 2023年度入社スタッフ3人によるプレゼン
「入社〜今まで感じたこと、これからやりたいこと」
15:10 ライトニングトーク(三重県民の森、上野森林公園、エコムクリエーションのスタッフ計4人と事務局長によるプレゼン)
16:10 広報PRの方針について(広報担当者)
全体会の締め
16:30 解散


一人たたずむ人の姿も


まずはアイスブレイク。

アイスブレイク「イニシアチブゲーム」

アイスブレイクは、上野森林公園の神名所長による「イニシアチブゲーム」を行いました。


フラフープを数人で持ち、それを下ろすというもの。
うまく息を合わせないと下りるどころか上がっていってしまう!?

こんな感じで人差し指でみんなで支えて下ろします。
チームワークが試されます。


次はボールを運ぶゲーム。みんなでボールを支えます。


目をつぶって縄を正方形にするゲーム
角を直角にしたり辺を同じ長さするのにはどうしたらいいのか?
みんなで目をつぶりながらアイデアを出し合って、
最終的に正方形に近い形を作ることができました。


「巻き方うまいね〜」
こんな些細なことでも、離れていると日頃は知れないことです。


昼食

「推し」展示

スタッフがお互いのことを知るためのしかけとして、「推し」展示をおこないました。展示を元に、それぞれが意見を交換する様子が見られました。


生きもの好きスタッフ自作の標本

このスタッフは自分の所属する施設にいるゆるキャラと、筋トレが推しでした。


写真が得意なスタッフ


今年も「アレ」は訪れるでしょうか…?

上野森林公園デイキャンプ

午後からは、いよいよ今回はじめて試すアクティビティです。
これは、今回デイキャンプを企画した上野森林公園のスタッフふっくんによる「自由な時間を自然の中で過ごしてこそ、その人の根っこが垣間見えるのでは?」という仮説から、始まっています。
今回のデイキャンプにあたっては、以下のように、仮説と検証内容を設定しました。
(仮説)
仕事の中の研修という名目で「なにもしない時間」「あそび・試行の時間」、仕事から切り離した空間を提供することが価値につながるのでは?
(検証内容)
エコムグループ全体の職員全体が集まるならば、本気で「遊んで」得られるものがあるのかないのか検証できないか?

事前に、アンケートをおこない、上野森林公園に遊びに来たら、やってみたいことを聞いた上で、好きなことができるように準備しました。

あなたは休日に上野森林公園に遊びに来ました。半日ほど自由な時間があります。
どんなことをして公園で過ごしてみたいと思いますか。
<補足>
・誰と来るかはの想定は想像にお任せします。
・家から何かを持参してもよい。
・下記には上野森林公園で体験できるアクティビティの一例や使用できる道具等を載せておきます。
この中から選んでも、載っていないことを書いても構いません。
・アウトドアに関心や興味があまりない方であれば「特になし」と回答していただいても結構です。

その上で、当日、あらためてやりたいことを書いてもらい、それぞれが好きなことをやる、という流れになりました。


とりあえず個々のやりたいことを書いてもらいました。


少数派の焚き火と、公園内で何かしたい!という人とに分かれました。


ということで公園内で何かしたい人、
上野森林公園のなべちゃんが主催する「なべちゃんツアー」に


まだ10mも進んでいないですが早速何かを見つけました


なべちゃんツアーで鍛えられた目で見ると毛虫も見えてきます。


風船で遊んだり

ハンモックに寝転がったり

この方、普段は公園勤務ではなく総務をやってくださっている方なのですが・・・

公園勤務の人よりも軽々と乗り回していました。恐れ入りました・・・

はて、何をしてるんだろう?

ねんどでこねこね 

焚き火組は火がつくまで寒そうでしたが

焚き火が始まればこの通り優雅な時間

火がついたらのんびり時間を満喫それぞれが思い思いの時間を過ごすことで、普段知れないスタッフの姿をお互いに共有することができました。

デイキャンプの振り返り

デイキャンプで印象に残ったことを思い出しながら振り返りを行いました。

こうした振り返りやワークショップに使える「えんたくん」という商品が販売されていますが、今回はその簡易版。段ボールで作った板の上に模造紙を敷き、みんなで足で支えながら振り返りの内容を書きます。何回かテーブルを回りながらどんどん書いていきます。

振り返り①

Slackでおもしろいこと気軽に共有
スカシカギバ(おしIMS)エントリーNo.1

ねんどでつくった「ぎょうざまん」

センブリ(苦い!!!なべちゃんイチオシ、コーヒー豆より苦い!!!のどに通る時も苦い

  

動画で共有、発信できたら
アカミミガメの産卵とか

解説(案内)していた スカシカギバ、オオアカシャクなど

ねんど土でオオサンショウウオ作った

土をスコップで掘った

木のめを見ていた

イモムシいないかなー?

インスタで生物の動画をあげる。
公園間での投稿の共有。

冬芽

めっちゃはしゃぐ古川さんかわいかった。←古川さんの動きがすごい!

おたのしもり フウセンおじさん イモムシさがし

 

センブリ(千回ふっても苦い)=けっこう小さい←なべちゃん「美味しいよ」

振り返り②

自然観察をした
ベンチにふうせんクッションでねころがった
ハンモックでぶらぶらした
おたのしもりであるいた
たきびをかこんだ
古川さんのぶらんこのりがたくみだった
普段みられないみなさんの様子がみえた
ハンモック思っていたより簡単にできて気持ちよかった

イモムシかわいさふきょう押し教えて→こじんてきにはアケビコノハですかねー!
→共感!IMS北部やります!!!

(大つぶの)ヒョウ!
上野の天気
上野はヒルがいない!(そのかわりダニが多い・・・)
子どもたちにどう遊んでもらうか
アプローチのしかた、たくさん学ばせてもらった

コーヒー
たきび

天気が悪い
ルリタテハいなくなってた

ぶらんこ ハンモック イモムシ

ねん土 オオサンショウ

展示室の案内
・ヒョウモントカゲモドキ
・サンショウウオ

最後イモムシみつけれた さむかった・・・

散歩(なべちゃんツアー)たき火コーヒーおしゃべり センブリを噛んだ

渡辺さんとじゅんぺいさんすごい すぐ虫・鳥みつける

振り返り③

時間が足りない
園を1周したかった
イモムシ探し
スカシカギバ・カギバアオシャク
ルリタテハいなかった
センブリたべた苦かった
ヤナナラシの木でコムラサキ探し
かわった声のシジュウカラ

カマがほしい

たきび

ハンモック←¥3,000

あられ

ブランコ

木は生き物の集合住宅

ジョウビタキ

みんなの写真を撮った

赤土→ふるって水にまぜてからやいてみたい!!もっとやりたい!!
  →焼き入れできなかった〜〜!もっとコネたい。
センブリを食べさせられた
なべちゃんウォーク
エナガ
ミノムシ


自分の目では見つけられない(見えない)

赤土の2人目が輝いていた
寒すぎ
雨やらひょうやら降られた
ただの葉っぱにこれまで注目したことがなかった


発表の時間

研修の発表と、ライトニングトークです。
研修の発表は2023年度に新規入社した3人にプレゼンテーションをしてもらいました。
ライトニングトークは、「今年度自分のやりたいこと」というテーマでしてもらいました。

新しく入ったスタッフですが、半年間で感じた施設の課題感や今後のビジョンについて分かりやすくまとめてくれました。

こちらのスタッフは、現在所属している施設について色々改善していきたいと思うことについてボードも用いながら説明してくれました。

デザイン会社の「エコムクリエーション」所属のスタッフ
「デザインとは何か」という話をデザインが専門でないスタッフでもピンとくるように分かりやすく説明してくれました。

生きもの好きのスタッフならではの「今年のやりたいこと」を説明してくれました。

画面が真っ黒ですが…
事務局長からの重大発表もありました。

ありがとうございました。

西へ東へ 散っていきます

アンケートの実施

実施後、参加したスタッフにアンケートをおこないました。
特に今回のメインであった「上野デイキャンプ」について、ぜひ外部にプログラムとして売り出してほしいという声があった一方、まとめ方にもう一工夫必要という声も聞かれました。「会社の研修」として、今回のようなキャンプを行うことに対して、価値を感じられた人と感じられなかった人がいたようです。このあたりの声を参考にしながら、今回のを叩きにブラッシュアップしていきたいと思います。

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