こんにちは、イーシーキューブのデザイナーの積木です。
前回に引き続き、イーシーキューブのエンジニアの働き方をご紹介します。
前回は、エンジニアが関わるプロジェクトについての記事でしたが、今回はプロジェクトの進め方や使用ツール、1週間の過ごし方などについての紹介をしています。
前回の記事はこちらからご覧ください。
(これらの記事は、エンジニア協力のもと作成しています。)
もくじ
・プロジェクトの進め方
・主な開発部の1週間
・使用しているツール
・エンジニア足立さんの1日
プロジェクトの進め方
プロジェクトは、計画を立てて進めます。プロジェクトの規模ごとに計画の立て方は変わります。
例えば、本体開発プロジェクトでは、プロジェクト全体のWBSを作成し、その上でリリース時期やマイルストーン、外部への告知のタイミング等を決めます。
プロジェクトを進めていく上で、想定していたより難易度の高い作業や、計画から漏れが見つかるなど、常に計画通りに進むとは限りません。また、割り込みで優先度の高い業務が入ることもあります。
そういった想定外のことが発生した場合、「開発部Daily」で共有して対応方法を検討します。
開発部Dailyについては、後ほど説明します。
使用しているツール
GitHub
本体開発に使用しています。開発中のEC-CUBEのソースや更新履歴などを公開しています。
コードレビューなど、全てのやりとりをオープンに行っており、全国の開発者から質問や提案が届きます。
EC-CUBE本体開発のGitHubはこちらです。
GitHub:https://github.co.jp/
Bitbucket
Git管理システムです。オープンソースのEC-CUBE本体とは違い、社内で開発するプロジェクトに使用しています。例えば、オフィシャルサイトの更新やストア開発などに使用しています。
Bitbucket:https://www.atlassian.com/ja/software/bitbucket
Jira Software
タスク管理ツールです。スプリントごとの管理ができ、扱いやすいです。
開発部計画アップデートで次スプリントのタスクを分解して登録します。
毎日の朝会では、タスクの進捗共有を行っています。
Jira Software:https://www.atlassian.com/ja/software/jira
Trello
JIRAとBitbucketと相性がいいタスク管理ツールです。
付箋のような感覚で触ることができ、新入社員のオンボーディングなどにも使用しています。
Trello:https://trello.com/ja
Discord
開発部を中心に利用しているボイスチャットツールです。
プロジェクトごとにルームがあり、常にメンバーがルームにいる状態です。
ふらっと誰か人に質問したいというときにとっても便利で、リモートワークでのコミュニケーションに役立っています。
Discord:https://discord.com/
Miro
オンラインホワイトボードです。
弊社では、ホワイトボードや付箋など多用する文化があり、リモートワークになってからは、開発部ではMiroをフル活用しています。思考の整理、メモ、企画案出し、ふりかえりなどに使用しています。
こちらの記事からMiroを使用している様子を紹介しています。
Miro:https://miro.com/
PhpStorm
PHP用の開発ソフトです。EC-CUBEは、SymfonyというPHPのフレームワークを使用して制作しています。PhpStormはSymfonyをサポートしています。
PhpStorm:https://www.jetbrains.com/ja-jp/phpstorm/
以上、開発部で使用しているツールでした。
他にも社内で使用しているツールはこちらの記事で紹介しています。
主な開発部の1週間
イーシーキューブでは、OKRを基準に一週間の流れが決まっています。
OKRチェックインやWinsessionについての詳細は、こちらの記事で紹介しています。
※ 上記のスケジュール加えて、毎朝15分間「開発部Daily」を行っています。
開発部は、1週間のスプリントベースで週のタスク量を考えています。
特徴的な予定を紹介します。
開発部Daily
開発部メンバーが毎朝15分全員集まって話すミーティングです。計画通りに進んでいるときは特に相談することも無いので早く終わることもありますが、問題が発生しているときは開発部Daily後、関係者は残って話し合います。このようにして、プロジェクトが円滑に進むようにコミュニケーションを密に取りながら進めています。
GitHub共有会
開発部ではGitHub共有会というイベントを開催しており、直近取り込まれたプルリクエストを紹介しています。どなたでも自由に参加できるイベントになっています。
参加方法は、EC-CUBE公式Twitterから開催日に案内がありますので、そちらからご参加いただけます。
Twitterのフォローをぜひよろしくお願いいたします。
開発部ですり合わせしようぜの会
開発部ではコミュニケーションを大事にしています。リモートワークだとラフな会話をする時間が取りづらくなるので、意図的にカジュアルな会話ができる場として金曜日に30分コミュニケーションを取る時間として設定しています。
大事なルールは、仕事の話をしないこと。
お互いを知るために、お題を持ち寄って話します。
最近行なったこととしては、ストリートビューでそれぞれの地元の観光案内をしました。
元ネタ「デイリーポータル」:https://dailyportalz.jp/dpq/jikka_mawari_kanko_annnai_Chogo_enoshima
開発部計画アップデート
次週のスプリントを気持ちよくスタートできるよう、タスクの確認整理を行います。
エンジニア足立さんの1日
※ 足立さんは、時差勤務制度を利用して8時から出勤しています。
「保育園のお迎えがあるので定時上がりは必須。リモートワークになって家庭のことがだいぶ楽になりました。」とコメントいただいています。
時差勤務制度など、イーシーキューブの福利厚生の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
退勤後の過ごし方まで快く教えてくださった足立さん、ありがとうございます!
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
イーシーキューブのエンジニアの働き方を知ることができましたでしょうか。
社内で連携し、全国の開発者、パートナーの方とコミュニケーションを取りながら、一つのものを作り上げていく貴重な経験になります。
また、自社サービスの仕事は、考えるところから始められることが多く、面白いです。
オープンソースやクラウドサービスの開発運営に興味のある方、一緒にイーシーキューブのエンジニアとして働きませんか。