こんにちは!E-kan株式会社エンジニアの吉田です!
今回は弊社の前中の記事をご紹介致します。
はじめに
エンジニアの前中です。
季節の変わり目で体調がイマイチなのに、花粉症でKO寸前です。
それはさておき、ChatGPTが話題になっています。
そしてエンジニアの間ではChatGPTにお題を出して、ソースコードを生成してもらうという、暴挙を試みるチャレンジをする人が続出しています。
まだまだ我々の仕事がなくなるレベルの回答は返ってこないようですが、油断できませんね。
そしてふと思ったのですが、プログラミングに挑戦したい人にとっては良いツールになるのでしょうか?
ということで、ちょっと試してみました。
とりあえずお題を投げてみる
とりあえずChatGPTにお題を投げてみましょう。
プログラミングに挑戦といっても、やりたいこと(目標)があったほうが続けやすいので、それっぽいものをでっち上げます。
別に十二国記でなくても良いのですが、小説の用語集というお題ですね。
生成された回答がこちら。
一気に表示されるわけではなく、誰かがタイピングしているのをリアルタイムで見ているような表示の仕方が良いですね。
しかし、インストールから案内してくれるとは親切です。
コードをコピーすることもできます。
初学者の先生として考えると良いですね。
そして、順調に出力されていくのですが……
途中で止まってしまいました。
文字数の上限に引っ掛かってしまったようです。
これでは先生、尻切れトンボです。
ちゃんと最後まで教えてくれないのでしょうか?
続きを要求してみましょう。
これでいけるかな?
いけましたね。
感想
予想よりも親切な回答が返ってきました。
とりあえずひな形を作って、中身を確認して勉強する、そこから自分の好みに改変していくという使い方をする分には問題なさそうです。
初学者にとっても、最初の取っ掛かりでつまづくことは多いと思いますので、こうやって自分向けの手順を教えてくれるのはありがたいですね。
もっとも、内容的にはLaravelのチュートリアルに書かれているものと大差はありません。
それでも、自分が考えているものに沿った内容を返してくれるというのは非常に助かるんじゃないでしょうか。
下手な入門書を買うよりも、最初はこれで初めてわからないところを調べたり、さらにChatGPTに質問したりすれば効率的に学べそうです。
プログラミングを始めたい人にとっては、かなり使えるツールだと思います。
注意点としては、AIが間違った学習をしている可能性が常に付きまとうということです。
回答内容を実際に動かしてみたら動かなかった、なんてことも起こりえます。
頼りきるのはダメだと思いますが、簡単な内容については正解が返ってくるようですので、取っ掛かりには使えるでしょう。
専門知識を質問した場合は、結構な確率で間違いが入るという話も聞きますので、資格試験の勉強に使うのは危険です。
玄人向けの内容(お題に対してRDBとNoSQLのどちらが適しているかの考察など)については、少しずつ検証していきたいと思います。
おまけ
「AIのべりすと」というサイトがあります。
ここは小説の書き出しを入力すると、続きをAIが書いてくれます。
反応はChatGPTよりもかなり重いです。
こんな感じになろう系っぽいのを適当に書いて、「続きの文を書く」をクリックすると……
続きを書いてくれます。
青字の部分がAIが生成してくれた文章ですね。
あんまり長くないですが続きの文をどんどん追加していけます。
……誰が使うんでしょうね?
個人的には面白いサービスだと思います。
……出来上がった小説が面白いかどうかは別ですが。
ではまた。