カンボジアでエンジニアとして働いている岡田です。後編は、私の1日の仕事についてご紹介します。海外でのエンジニア生活に興味のある方は、ぜひご覧ください。

前編のインタビュー記事はこちらになります。

今日は金曜日です。毎週金曜日には社内勉強会やミーティングがあります。私は毎日オフィスに出社していますが、この日はリモートワークのエンジニア達も出社してきます。　

9:00: 出社

フレックス勤務制度が採用されていて、8:00から10:00の間の好きな時間に出勤する決まりになっています。今日は9:00に出社しました。
入口には指紋認証のロックが設置されているので、指紋をスキャンしてドアを開けて入室します。

9:15: サーバーのメンテナンス手順をまとめる

週末に近い金曜日はプロダクション環境での作業をすることは少なくて、検証やスケジューリングの仕事をすることが多いです。この日は、近日メンテナンスを予定しているCephストレージサーバーについて、メンテナンスのスケジュールと対応手順を策定しました。

10:00: デイリーミーティング

日々の業務に関する進捗確認や、困りごと・気づいたことの共有などを15分間のミーティングで話し合います。スクラム開発で行われるデイリースクラムに近いイメージです。

10:30: データ移行プログラムの検証作業

並行して進めているKubernetesへのシステム移行作業のために、データ移行の準備と検証をしています。協力会社のベトナムのエンジニアチームと共同で準備しています。

11:00: 社内勉強会

インフラチームでは、毎週金曜日に社内勉強会を開催してスキルアップに励んでいます。
今期はRedhatエンジニアの資格取得をテーマとして、チームの全員が資格取得を達成することを目標に掲げています。議論を交えて、1時間集中して取り組みました。進行役のSamnangさんは、明るく社交的で周囲をまとめる力が抜群です。

勉強会のあとに、別件のロードバランサー構築タスクの確認事項について、シニアエンジニアのPhanithさんに相談しています。Phanithさんは技術的な知見はもちろん、カンボジアでの生活に関するアドバイスもいただけるので、とても頼りになる先輩です。

12:00: 昼食

オフィスから歩いて５，６分のほどのアパートメントに住んでいまして、お昼休みは家に戻って昼食を食べています。この日のメニューは、奥さん手作りの麻婆豆腐でした。家に戻ると、のんびりと流れるカンボジアの時間が待っています。お昼休みは、そんな穏やかな時間を過ごす貴重なひとときです。

14:00: お客様を交えた週次プロジェクトミーティング

午後から多くの関係者を含めたミーティングがあって、進捗報告や相談内容を事前に準備して臨みます。
逆に質問を受けることもあって、関連事項の理解が曖昧だと回答に窮することもあるのですが、最近になってようやくうまく対応できるようになってきた気がします。

ミーティングの合間には、今週と来週のタスクの整理今週の実施事項と、来週実施するタスクについて整理しました。今週の実施事項については、このあとのチームミーティングの報告にも利用します。

15:30: 協力会社間のインフラチームミーティング

続いて、インフラ関連のメンバーが集まって週次のミーティングを実施しています。カンボジア人を含めた多様なメンバーが参加するので、英語でのミーティングとなります。

16:00: 休憩と、社内メンバーとの会話

ミーティングが続いて疲れを感じてきたので、休憩を取ることにしました。ブレイクタイムには、各自でコーヒー、紅茶、ハーブティーを淹れて気分転換をします。
その流れで社内のメンバーと技術的な会話になりました。こちらの写真は、若手エンジニアのVluckさん、Leapさんとサービスディスカバリの仕組みについて話し合っているところです。
Vluckさんはカラオケが大好きで、聞く人を魅了するほどの歌唱力です。Leapさんは最近私たちのチームに加わったフレッシュなエンジニアです。二人とも個性的で、話していて楽しく感じます。

17:00: 障害発生の事後調査

今週、担当サービスの一部で障害が発生したため復旧対応をしたものの、その後も再発防止のための原因調査を継続していました。このタイミングでようやく原因を突き止められたため、翌週に恒久対応を適用する準備をしました。

18:00: 帰宅

1日の勤務を終えました。18:00頃は外がまだ明るいので、家まで歩いて帰宅します。お疲れ様でした。
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土曜、月曜、火曜の3日間の業務は以下の通りです。

私の場合、毎週月曜日にはベトナムチームとのミーティング、それ以外の曜日は、抱えているタスクを優先順位に沿って進めています。また、土曜日には大掛かりな作業は避けて、来週への準備や、勉強時間に充てています。
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岡田さんの働く様子はいかがでしたでしょうか？
エンジニアの1日は、社内勉強会や複数のチームとの連携、そして緊急時のトラブルシューティングなど、多岐にわたります。グローバルなチームの一員として、日々技術向上に努めながら、サービスの安定稼働に努めています。
カンボジアでエンジニアとして働くことを検討しているあなたへ。グローバルなチームで活躍しませんか？