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※本記事に記載の情報は、2020年12月時点のものとなります。
こんにちは!ドリームアーツ採用担当の山本です。
私たちが大切にしている「協創=co-creation」を担う仲間たちを紹介していく連載『co-creators』。今回は、プロダクト開発チームにおいて開発からセキュリティ強化、お問い合わせ対応まで幅広い業務を担う若手エンジニアをご紹介します!
【プロフィール】夏 天(しゃあ てぃえん)高校まで母国の中国で生活し、大学入学から日本へ。早稲田大学大学院情報理工研究科修了のち、2018年に新卒でドリーム・アーツに入社。 SmartDB開発チームにて新機能開発やお問い合わせへの対応、セキュリティ面の強化など、幅広い業務を担当し活躍。猫を飼っており、リモートワークをしながら日々癒されている。
決め手は「人」に向き合う姿勢
就活を始めた当初はゲーム会社への就職を考えていました。でも当時所属していた研究室の先生に、「ゲームが好きだからゲーム会社に就職するのもいいけれど、それはプライベートで趣味としても作れるよ」というアドバイスをもらったことで視野が広がり、他の企業も見るようになりました。
大きな軸は、自社プロダクトを持っているかどうか。決められたものを決められたスケジュールで作るよりも、どういうものを作ろうとしているのか、プロダクトのコンセプトや理念はどんなものなのかをきちんと理解し、仕様やそのプロダクトが使われる姿を自分で想像しながら作る方がやりがいを感じられるかなと思ったんです。数ある会社のなかでドリームアーツを選んだのは、「お客さまとの信頼を大事にする姿勢」に惹かれたからです。自社プロダクトを持つ会社は多々ありますが、ドリームアーツは自分たちで企画開発したプロダクトを自分たちでお客さまのもとに届け、その後の利活用フォローまで一気通貫で担いながらお客さまのカスタマーサクセスを実現するというお客さまとの接点が多いビジネススタイルで、社員の意識もとことんお客さまの成功に向き合っている。ミッションやDA Valuesにも協創や信頼といった人とのつながりを掲げ、全社でお客さまを大切にしていると感じましたね。
また、お客さまだけでなく社員も大事にする社風を感じたことも大きかったです。入社前から、ドリームアーツを知る機会が何度もあったんですよ。内定者向けのワークショップを用意してくれたり、会社主催の社外向けイベントに招待してくれたり、キックオフパーティーに参加させてくれたり。ただただ戦力を集めるのではなく「仲間」として迎え入れようとしている気持ちが伝わってきましたね。社員ひとりひとりに向き合い大事にしているんだなと感じました。働くオフィスもただきれいなだけではなく、エンジニアやデザイナーが創造性を発揮しやすい環境にしたいというオフィス作りへの想いを持っていて、働く社員がパフォーマンスを最大限発揮しやすいようサポートしてるんだなと思いましたね。
(写真左:恵比寿オフィスの会議室 写真右:広島オフィス小上がり)
活躍のチャンスに際限がない環境
入社以来SmartDBの開発に携わり、新機能開発や不具合が起きた際の修正など幅広く担うほか、お問い合わせ対応やインターンのメンターまで多様な業務を任されています。 コーディングはもちろん、機能の仕様設計や技術選定にも裁量があるので、自分で考え工夫できる範囲の広さにやりがいを感じます。お客さまからの要望を実現するに際し、どういう姿であるべきか、より汎用的にいろいろなお客さまの業務をお手伝いするにはどんな機能がいいかを考える機会がたくさんああります。よりお客さまのためになるものはどんなものなのか、自分の頭で考えて実現することができることにとても達成感を感じますね。
また、SmartDBの開発チームでは、フロントエンド/バックエンドなどの明確な担当わけはなく、幅広い技術領域に触れる機会があります。そんな環境なので、僕も含めてみんな、得意不得意はあるもののひとりでも開発をこなせる技術力を持っていると思います。そんな人たちが集まって開発をすることで、相乗効果でより良いものが開発できていますね。先日新機能開発に携わった際には、エンジニアとデザイナーとで計4人のチームを組み、協力して1ヶ月で作り上げました。高い技術力を持つメンバーが集まり、ディスカッションを重ねて開発するもののイメージを固め、みんなで「作るぞ!」と同じ方向を向きながら開発していくのはとても面白いことですね。
特にやりがいを感じたのは、2年目でプロダクトのセキュリティ強化を任されたとき。もともと大学時代にクラウドのセキュリティパターンなどについて研究をしていたので、その知識を活かそうと取り組みました。当然ながら、学生時代の研究と、実際に稼働している大規模なサービスのセキュリティについて考えるのとではスケールが全然違います。基礎があったとはいえ、自分でもさらに勉強を重ね知識を増やしていくのは大変な面もありました。でも、学生時代は自分の研究内容が事業の中でどう使われるのか、どう社会の役に立つのかイメージできずにいた僕にとって、今までやってきたことでプロダクトの強化に貢献できたのは感動を覚えた体験のひとつでした。
縛りなく意見を交わせるフラットな文化
社内では頻繁にLT会をおこなっています。それぞれが業務のなかで培ったノウハウやプライベートで経験したことなど、気軽にさまざまなことを共有する場です。「こういう新しい技術に出会ったから実際に触ってみたよ」という話や、「こんな技術を使って自分の生活用にアプリを作ったよ」という話、「先日こういう勉強会に参加したからレポートするよ」などなど。自分ではあまり関心を持っていなかったり触れられていなかった技術の話を聞くこともできますし、フランクに質問したり意見を言ったりしながら、視野を広げる良い機会になっていますね。勉強になることはもちろんなのですが、これの効果は単純に経験を共有することだけではありません。アイディアの源泉にもなっているんですよ!エンジニアで雑談するなかで、LTの話から着想した「こんな機能があると役立つんじゃない?!」という夢や妄想を語ることがあるのですが、これが数年後実際に機能として開発されるということがよくあります。 今僕が開発している機能もまさにそうで、数年前に「こういうのあったらいいね」と雑談していたものが反映されたものですね。こうして多様な経験をした人たちの感性が掛け合わさることで「協創」が生まれ、プロダクトをより良いものへと成長させていっています。
お客さまからの言葉を糧に、より良いプロダクトへ
プロダクトへのフィードバックが多いのもドリームアーツの大きな特徴ですね。
アカウントエグゼクティブのメンバーがアップする営業レポートに、自分が開発した機能についてお客さまにお見せしたらとても期待感を持っていただけたといったことが書いてあると、そのお客様の業務がよりスムーズになることを想像してとてもワクワクします。お客さまの利活用をサポートしているメンバーから、「こんな要望をいただいているよ」「△△なお問い合わせがあるから、〇〇な機能を追加したらどうか?」といったフィードバックが届くことも、プロダクトの成長には欠かせませんね。社内でも自社プロダクトを活用しており、全社公開のチャットでは社内のメンバーからも多くの意見が寄せられます。自分が開発した機能に関し「すごく使いやすい!」などと声をかけてもらったときにはとても達成感を感じます。時には「もっとこうすると使いやすいかも」というユーザー目線な意見が届くのもありがたいですね。
開発者がどれだけユーザー目線で考える努力をしても、実際のユーザーから見ると違和感があったり開発者の意図とは異なる印象を受けるということは起こり得ます。それでもできるだけ使う人に寄り添い役に立つものを作りたい。ユーザーはこれを見てどう感じるのか?どんな風に作ったらいいのか?を考え抜きたい。そんなとき、生の情報がたくさんあることはとてもありがたいことです。 toCのプロダクトはインターネットで検索したら評価がたくさん出てきますが、toBのプロダクトにはそれがありません。なのでお客さまと日常的に関わるメンバーから届くお客さまの声や、社内にいる身近なユーザーからのフィードバックが見えることはとてもありがたいことですし、こういった多様な視点の情報がプロダクトの成長を支えています。
ただ、どれだけ多くの意見をいただけたとしても、開発者のレベルが追いつかなければ実現することはできません。技術は日々進化していますし、僕自身まだまだ学びたいことがたくさんあります。どんどん知識を吸収し、様々な経験を積みながら、SmartDBというプロダクトがより多くのお客さまの業務を支えられるよう、お客さまに寄り添いながら成長させていきたいと思います。