その志で、世界を動かせ。- 三井物産株式会
株式会社ドットミー 代表取締役社長 知念 孝祥 ジョナサン ...
https://www.mitsui.com/corporatebranding/jp/ja/kokorozashi/1minquestion/001/
こんにちは!ドットミー採用担当です。
少し夏らしさも感じることのある様な暖かい季節になってきましたね。GWはいかが過ごされましたでしょうか?
さて、今回は、ドットミーの知念(ちねん)社長にご自身の経歴からドットミーの立ち上げの思いまで、様々インタビューをさせて頂きましたので、ご一読頂けますと幸いです!
インタビュー1発目は知念社長です!本日は宜しくお願いいたします!
知念:宜しくお願いします!!
知念さんはドットミーの社長でありながら、現在は三井物産の社員で出向している身でもあると思います。この様な状況に至るまでの、知念さんの経緯についてお聞かせください。
知念:三井物産には2009年に入社し、ICT事業本部という部署で総合商社ながらデジタルを商材としたビジネスを担当していました。その中で、2017年にAIを活用したSNS解析ツールの英国「BlackSwan」という会社への出資に携わり、その技術を日本にもってきて、日本におけるSNS解析ソリューションの立ち上げを担当しておりました。
それは日本国内ではどういったSNS解析サービスなのでしょうか?
知念:BlackSwanを用いて、国内の消費財メーカー向けに商品開発や企画の為のSNS分析をサービスとして提供していました。本サービスの提供を通じて、これまでのアンケートやPOSデータ等の過去データから企画を行うのではなく、SNSという現在と未来に関わるデータから企画開発をしているニーズが高い事を理解していました。また、同時に、これらSNSを活用してブランドを開発するD2Cメーカーの勃興を肌身で感じていました。
当時からD2Cは盛んだったのでしょうか?
知念:はい。D2Cが出現してから、ブランドの作り方が根本的に変わってきていると感じました。大量生産ではなくSNS・ECで小さいながらも初めてそこでコアファンを作ってから、最終的にはオフライン店舗に拡大するスキームを、実際のクライアントである様々な新興D2Cメーカーから目の当たりにしていました。また、大手メーカーのクライントも担当しており、その様な大手企業でもブランド設立に対する課題感を持っており、時代の変化を肌で感じていました。
その状況からなぜドットミーを立ち上げたのでしょうか?
知念:シンプルにお客様に対してSNS解析を手伝う事に留まらず、自分たちがお客様の課題を発見できているなら、「自らソリューションを提供したい」「課題解決を直接実現したい」と思ったことがきっかけでした。全体から個への大きなパラダイムシフトが起きている中、生活サイクルに寄り添い、自分らくし生きることを応援できるブランドとして「Cycle.me」を立ち上げました。もう一つは、BtoBのお客様に対して、点でなく面での協業関係を作りたかったことです。在籍していた三井物産では、長年のお客様である大手メーカー様などに対して、原料の調達や流通小売りでの拡販といった、様々な機能提供を行っております。ただ、どうしてもそれぞれの事業部がお客様に対して点での接点になっている感じておりました。大きな流れとしてブランド手法が変わり、D2Cが主流になる時代にあたり、我々が率先して自ら事業を立ち上げ、川上から川下まで一気通貫で機能をもつことで、より包括的に既存のお客様のサポートができるようになるとも思いました。
「Cycle.me」というブランドを生み出した経緯を教えてください。
知念:「Cycle.me」を生み出すにあたり、商品開発やブランド開発、コミュニケーション設計をドットミーのメンバーとめちゃくちゃ議論して、仮説を立てて、磨きこんでいきました。実際の自社EC立ち上げ後も、お客様の反応を見ながらプロダクト改善のPDCA活動を継続し続けています。実際にそれに一番時間も使っています。実際に売り始めると思ってもみなかったお客様の視点や使われ方を発見できて、毎日驚きと楽しさの連続ですね。
知念:また、Cycle.meを生み出してからの予想外の出来事としては、オフラインの需要の強さを感じました。ジムやエステサロンなどから予想以上の引き合いを受けてきており、そこでの販売が伸びています。
現在、Cycle.meはセブン‐イレブン様の東京の一部店舗にて販売されていると思いますが、予想外の需要があったオフライン販売に関しては、今後も継続していくのでしょうか?
知念:はい、継続していきたいと考えています。出資元である三井物産の強みである、セブン-イレブン様との提携関係含め、オフラインのネットワークと開拓力を存分に活かす考えです。Cycle.meにおいてはオンラインの活動に留まらず、オフラインでのブランド顧客接点から認知拡大・コミュニティ形成を図っていける事が、大きな強みであり、面白みになっていると考えます。
その様なCycle.meという初めてのブランドを生み出す中で、何か苦労した経験などありますか?
知念:まず、仲間集めですね。インターネットサービスを主に商材として扱うICT事業本部出身の僕からすると、ブランド・商品開発や運営経験も無かった為、三井物産でのレシピ開発及び原料探索のプロを巻き込んで商品開発を可能とするチームアップが大変でした。また、EC運用の部分に関しては、提携関係にあったPlaid社からの出資受け入れ及び出向受け入れの座組を構築し、新しくブランドのコミュニケーション設計やSNS運用の部分や新規社員の採用を進める等、今でも体制の整備には苦労しています。
知念:また、ドットミーは自社プロダクトに対し強いこだわりを持っていて、それが裏目に苦労として出ているかもしれません(笑)。例えば、Cycle.meの味づくりに関しては「健康にいいもの=ちょっとまずくてもいい」みたいなものではなく、「本当に美味しいから続けたい」と思える味づくりを徹底的にこだわった為、開発担当者と数百回をゆうに超える施策を重ね、評価頂いている今の味に辿り着きました。また、プロダクトのディテールやクリエイティブに関しても徹底的なこだわりを持っています。パッケージのデザインでは、時計の位置とサイズひとつを決めるだけでも何十パターン程のデザイン案を作り、その中から選びました。
ここまでドットミー立ち上げの思いから現在までの経緯を伺ってきましたが、これからドットミーはどの様な姿を目指すのでしょうか?
知念:大きな目標は2つあります。まず1つ目は、「一人でも多くの人にとって、なくてはならないブランドを一つでも多く作っていくこと」です。2つ目は、「日本発のグローバルで戦えるブランドを作ること」。まずは日本における生活者の課題を解決を確りと実行します。ただそこに留まらず、三井物産グループの強みを生かして、海外に展開していくことを目指します。
海外展開する際に三井物産の様な総合商社がパートナーとして支援頂ける事は大変心強いですね。では、直近の目標としてはどのようなものがあるでしょうか?
知念:直近の目標としては、「Cycle.meをブランドとして確りと認知拡大すること」です。オフラインの広がりを確りと進めて行き、統合的にブランド作成します。言い換えますと、SNSやECでブランドを広げる従来のD2C型のブランド開発は当然ながら今後も更に強化していきますが、オフラインでの顧客接点で統合的にブランド設計していくこと、及びそのモデルを作ることが目標です。
最後に、ドットミーに興味をもっている方へ知念社長よりひとことお願いします!
知念:「ブランド構築での既成概念を壊したい人」、「ブランド作りで壁を感じている人」、「ブランド作りで、現在部署の役割に限定されず本格的にコミットしたい人」、この様な人は是非うちの会社にご連絡ください。現在、数多くのD2Cブランドが立ち上がってきている中で、どうしてもオンラインでの広告獲得での効率化競争に従事している人が多いと思います。しかし、そこの効率化だけを追い求めているのは何か疑問を感じている人も多いはず。むしろオフラインやSNS、コミュニティづくりなど、より統合的にブランドの構築・運用に関わりたい人は、ドットミーはベストな会社かもしれません。たくさんのご応募お待ちしております!
知念社長、本日はありがとうございました!知念社長からもお話しありましたが、ドットミーでは現在下記ポジションを積極採用しておりますので、是非ドットミーの思いに共感された方やドットミーで働きたい!と思われた方は、是非下記よりご応募下さい!
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