【イベントレポート】「SimDev WebApp by DONUTS」株式会社DONUTS×吉田学園情報ビジネス専門学校コラボハンズオン開催レポート

DONUTSは、本社に次ぐ第二のプロダクト開発拠点として札幌オフィスを2022年6月に開設いたしました。現在は「優秀なエンジニアと言えば北海道」と称される環境を作るべく、新卒・中途採用に注力しています。

今回は地域活性化・地方創生の活動の一環として、2025年1月25日(土)〜26日(日)の2日間にわたって、吉田学園情報ビジネス専門学校とコラボしたハンズオンイベントを開催しました。イベントでは、当社の主力プロダクトの一つである、バックオフィス業務の効率化を図るクラウドERP「ジョブカン勤怠管理」を模したミニWebアプリケーションで「出勤・退勤・休憩」などの打刻機能の開発を行いました。

本イベントは、当社が協賛させていただいている「一般社団法人未完」様との共催となります。

〜1日目:タイムスケジュール〜

〜2日目:タイムスケジュール〜

本イベントでは、要件定義、基本設計、詳細設計、画面設計、実装まで実務に近い開発を学生に体験いただくことに重点を置いています

自分だけで上流から下流まで開発を行ったことがない学生が多く、苦戦する様子も見られましたが、積極的な取り組みによって、参加した学生全員がゴールである打刻アプリケーションを実装することができました。

1日目は自己紹介とイベント概要・ゴールの説明を受けた後、開発体験がスタート。参加者は早速、説明を受けながら要件定義に取り組みました。

(要件定義の説明を聞いている様子)

昼休憩では、学生とメンター全員で交流を行いました。今回の参加理由を伺うと「元々開発イベントに興味はあった」「ずっと興味はあったがスキルに自信がなく、友人と参加出来るなら・・・」など様々な参加理由が寄せられました。

中には吉田学園情報ビジネス専門学校の先生の後押しで参加いただいた学生もいました。

(昼休憩の様子)

その後は、データベース設計と画面設計を行いました。

データベース設計では、第一正規形から第三正規形までのレクチャーを行い、各々が考える打刻テーブルを設計していただきました。
出勤・退勤・休憩だけでなく、打刻修正や休憩時間なども考慮した設計をしている方もおり、メンターも驚いていました。
画面設計では、ユーザーの使いやすさに重点を置き、打刻ミスを減らすため視認性の高いデザインを各々がdraw.ioで設計しました。

本イベントでは、実際にジョブカンで開発言語として使用しているPHP(Laravel)にて開発を行いました。PHP(Laravel)を使用したことがなく、開発作業に苦戦している学生もいましたが、現役エンジニアのメンター3名のサポートにより、徐々に形になっていくアプリにやりがいを感じながら作業を進めていました。