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ネクストブレイクアイドルの頂点を決める「NEXT IDOL GRANDPRIX 2023」舞台裏潜入レポート

2023年3月23日(木)、アイドルコンテスト「NEXT IDOL GRANDPRIX 2023」(NIG2023)の最終パフォーマンス審査と表彰式が行われました。結成間もないアイドルやご当地アイドルなど、個性豊かなパフォーマンスが舞台を彩り、報道陣も多数駆けつけた「NIG2023」について、今年も舞台裏からのレポートを特別に公開します!

■「NEXT IDOL GRANDPRIX」について

「NEXT IDOL GRANDPRIX」は、全世界の女性アイドルを対象に「ネクストブレイクアイドルの頂点を決める」をテーマとして、2019年より開催されているアイドルコンテストです。今年も配信審査などを通じて各アイドルが熾烈な激戦を繰り広げ、総額1,000万円にもおよぶ賞金や豪華特典が授与されました。

■「NIG2023」ファイナリストが会場に集結!

薄く広がった雲の向こうからやわらかな日差しが届き、春の陽気も感じられる3月23日の朝。「NIG2023」のファイナリストが、色鮮やかな衣装を身に纏って最終パフォーマンス審査会場「TOKYO DOME CITY HALL」のステージに集まりました。

まだ観客のいない静まり返った会場は、約2ヶ月間にわたるコンテストを勝ち上がってきたアイドルたちの希望と気迫に満ち、ときおりパラパラと降る小雨を吹き飛ばすような熱気が早くも漂っています。

■ステージ裏では入念な最終リハーサル

最終パフォーマンス審査・表彰式のMCを務めたのは、AKB48の元メンバーでAKB48グループ初代総監督を務めた高橋みなみと、アイドルグループのアドバイザーとしても活躍する人気お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃん!プライベートでも仲の良いお二人による軽快なオープニングトークにより「NIG2023」は幕を開けました。

ステージの裏には本番と同じ広さのリハーサルエリアが設けられ、先に出番を迎えたライバルのパフォーマンスが漏れ聞こえてくる中、最終審査を控えたアイドルたちが少し緊張の見える面持ちで、入念に振り付けやフォーメーションを確認していました。出演前に円陣を組んで掛け声をかけたり、ギリギリまで手を握って励ましあったりと、最終パフォーマンス審査に賭ける熱い想いが運営スタッフにまで伝わってきます。

■笑顔と個性いっぱいの最終パフォーマンス審査

舞台上では、カラフルな照明や客席の色鮮やかなペンライトに迎えられたアイドルたちが熱のこもったステージを披露していきます。厳選した楽曲でのパフォーマンスと共に、メンバーの自己紹介や「NIG2023」への意気込みなど、思い思いのメッセージを全力で客席に届けました。

平日の日中開催ということもあり、客席にはスーツ姿で駆けつけたファンの姿も!会場に集まったファンによる最後の投票が行われているホワイエでは、応援の気持ちが込められた投票券が次々と投票箱に吸い込まれていきました。全てのファイナリストのステージが終わると、2階バルコニー席から見守っていた4名の審査員たちが審査のために控え室へ向かいます。

「NIG2023」では最終パフォーマンス審査の投票に、決勝期間中(2023年3月1日〜3月22日)に獲得した「ミクチャ」でのポイントやTwitterリツイート数の合計獲得ポイント、2023年3月21日(火・祝)にTwinBoxGARAGE(東京都千代田区)にて行われた中間パフォーマンス審査のライブパフォーマンスによる観客からの投票が加わり、グランプリ、準グランプリと5つの部門賞が決定します。

そして最終パフォーマンス審査が全て終了!TOKYO DOME CITY HALLのステージに、ファイナリスト全員が集合しました。結果発表の前に、審査員から全グループへ向けて賞賛や労いの言葉が贈られると、ステージに立つアイドルたちの表情には緊張の中にも達成感や充実感が垣間見えました。

■NIG2023グランプリは「SAI ²Rium(サイサイリウム)」

いよいよ結果発表。まずは各部門賞の発表です。受賞した驚きで固まってしまうグループもいれば、飛び跳ねて嬉しさを表現するグループも。

そして準グランプリに選ばれたのは5人組アイドルグループの「翡翠キセキ」!最終パフォーマンス審査では、台詞を織り交ぜた楽曲で独特の世界観を表現していました。「嬉しい気持ちと、グランプリが取れなくて悔しい気持ちと…」と悔しさに声を詰まらせる姿を時折見せながらも、「準グランプリを受賞できたのはファンのみなさんのおかげです!」と喜びと感謝を客席に伝えていました。

いよいよ残すはグランプリの発表です。ステージにも客席にも緊張感が漂う中、ドラムロールが響き渡りました。

グランプリに選ばれたのは8⼈組アイドルグループの「SAI ²Rium(サイサイリウム)」!最終パフォーマンス審査ではこの日のために用意したという新曲を披露し、サビでは観客もメンバーカラーのペンライトを左右に振って盛り上がっていました。

受賞を告げられるとメンバー全員がステージ上で泣きながら抱き合い、喜びを爆発させました。メンバーの小柴ねむは「2ヶ月間、8人でグランプリを取るために、全力で必死で、人生をかけて戦ってきたので、グランプリが取れて本当に嬉しいです!みなさん本当にありがとうございました!」と大きな声で客席に感謝の気持ちを届け、会場からは称賛の拍手が惜しみなく送られました。「SAI ²Rium」にはトロフィーと賞金500万円やラジオ大阪での冠番組制作決定など豪華特典の数々が贈呈され、「8人8色の個性的なメンバーなので、ラジオ番組では可愛いだけではない色んな面を見せたいと思います!」と永愛ゆいが笑顔で意気込みを語りました。

ステージ終演後には、グランプリを獲得した「SAI ²Rium」に早速メディアからの取材が!メンバーの前にメディア各社のレコーダーが何台も置かれ、初めて経験するテレビ等で見たことのある囲み取材の光景に「すごい...!」と感激するメンバーも。これまでの道のりや受賞の喜びについて、時折涙を見せながらもメディアからの質問に堂々と受け答えしていた様子が多くのメディアで報道され、その名を響かせました。

■NIG2023グランプリ・準グランプリは「NIG FES 2023」にも出演!

グランプリの「SAI ²Rium」と準グランプリの「翡翠キセキ」は、同日午後から開催された「NIG FES 2023」にも出演しました。

「翡翠キセキ」は、ネイビーを基調にしたアシンメトリーのロングスカートを翻して第2ブロックのトップバッターとして登場!緊張を感じさせることなく独特の世界観を作り上げ、会場を魅了しました。

プログラムも後半に入り、会場の盛り上がりも増してきた中で登場した「SAI ²Rium」は、メンバーカラーがアクセントになった白い衣装でステージ上を飛び跳ね、力強いダンスと歌声で全力パフォーマンス!MCでも元気いっぱいな自己紹介で客席に笑顔を振り撒き、NIG2023グランプリ受賞アイドルとして堂々たる姿を見せつけたステージングになりました。

また、「NIG FES 2023」にはNIG初代グランプリの「モリワキユイ」をはじめ、初の地上波冠バラエティも放送開始となった「Peel the Apple」 (NIG2020グランプリ)、新メンバーを加えた新体制で思い出の曲などをパワフルに歌い上げた「iSPY」(NIG2022グランプリ)、ラジオの冠番組で東京ドームに立つのが夢だと公言している「BABY-CRAYON~1361~」(NIG2022特別賞)、と、NIG歴代受賞アイドルも続々とパフォーマンスを披露しました。

日本を代表するアイドルたちとの共演にも臆することなく、自分達らしさを活かして一層輝きを増す姿に、会場からは大きな応援の拍手が送られていました。

一方で、惜しくも受賞が叶わなかったアイドルたちは次々と会場を後にしていきます。胸に秘めた悔しさをすれ違うスタッフには一切見せず「ありがとうございました!」とステージ上と変わらぬ笑顔で明るくふるまう姿に、アイドルとしてのプロ意識を改めて感じさせられました。どのグループも、この「NIG2023」というコンテストをひとつのきっかけとしてさらに大きな目標に向かって羽ばたいていくのだろうと、オーディションに参加した全てのアイドルの未来に期待と尊敬を感じる1日となりました。

人気アイドルが多数出演した「NIG FES 2023」のレポートは、DONUTSのコーポレートサイトで公開していますのでぜひご覧ください!

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