よくある8個のビジネスモデルについてまとめてみた | ディップ株式会社's Blog
こんにちは、次世代事業準備室の安元一耀です。今回もビジネスモデルについてのブログです。よく聞く話ですが、インターネットサービスのビジネスモデル(マネタイズプラン)は以下の4つのどれかに当てはまる...
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こんにちは、次世代事業準備室の安元一耀です。
今回は、サロンのカルテ管理アプリ「LiME」を提供しているLiME株式会社についてのブログです。
僕も実際にインストールして触ってみたのですが、美容師ではない僕でもすぐに使い方が理解できて、使いやすいアプリでした。他の有名カルテ管理アプリもインストールして触ってはみたのですが、LiMEがダントツでわかりやすいように個人的には感じました。
今回は、
・LiME株式会社が提供している3つのサービス
・LiMEのビジネスモデル(図解)
・LiME株式会社の戦略
についてリサーチしてみましたので、このブログでまとめておきます。
LiME株式会社は、以下3つのサービスを運営しています。
これは無料で使えます。美容師でない僕ですら使い方がパッとわかります。
【LiMEはこちら】http://limehair.jp/
ただし、LiMEに「顧客を100人以上登録」または「顧客1人につきカルテを5枚以上作成」するには以下3つ目のサービス「STEKiNA」にスタイリスト登録が必要となります。
どれくらい続いているアプリなのかな?と思い、App Storeでバージョンとアップデート履歴を確認してみました。
【バージョン】
バージョンは4.2.4でした。
【アップデート履歴】
最新のアップデートは2018/4/26に行われていました。
一番過去のアップデート履歴は2.0.0で、2016/9/3でした。1年半〜2年ぐらい運営しているのでしょうかね?
各美容師の「LiME」を店舗ごとに一括で管理できるサービスです。
【LiME SALONはこちら】http://limehair.jp/salon/
LiME株式会社についてリサーチしたところ、今のところはこのサービスでマネタイズを図っていました。ビジネスモデルはフリーミアムモデルです。
※ビジネスモデルのまとめについて書いたブログもあります。よければご覧下さい↓
【無料プラン(基本機能)】
(参照:http://limehair.jp/salon/price)
【有料プラン(月額7,800円)】
(参照:http://limehair.jp/salon/price)
こちらはまだ全然サービスとして運営されていませんでした。
【STEKiNAはこちら】https://stekina.com/
以上3つのサービス全体の流れ・ビジネスモデルを以下のように図解してみました。
ここからなんとなくLiME株式会社の戦略が見えてきたので、下記に書いて終わりにします。
LiME株式会社の戦略としては、おそらく以下のような流れであると思われます。
①:美容師にカルテ管理アプリ「LiME」をインストールさせる
②:美容師が、LiMEで「顧客を100人以上登録」または「顧客1人につきカルテを5枚以上作成」したいと感じる
③:②をできるようにするために美容師が「STEKiNA」にスタイリスト登録をする(今後のマネタイズポイント。今はまだマネタイズできていない。)
④:サロン(店舗)は、所属している美容師の「LiME」を一括で管理したいと感じる
⑤:サロンは「LiME SALON」を導入する(マネタイズポイント)
LiME株式会社のホームページを見てみたのですが、「美容プロと人々がパーソナルに繋がれる仕組みをつくる!」というのがこの会社のミッションでした。
なので、おそらくLiME株式会社にとっては「STEKiNA」のサービス拡大が今後最大の目標なはずです。
つまり、カルテ管理アプリ「LiME」は「STEKiNA」にスタイリスト登録をさせるための布石であると思われます。
LiME株式会社は、「美容師のカルテ管理」というポイント(課題)に対してソリューションを提供すれば一番沢山かつ効率的に美容師を集められると考えたのでしょう。
今回はLiME株式会社について調べてみました。次回のブログもまた1〜2週間後です。
というわけで今回はこれで終了です。ありがとうございました!