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エネルギー業界と聞くと、「専門的で難しそう」「堅い業界」「男性が多そう」・・・
そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、デジタルグリッド株式会社で働く女性メンバー4名に集まってもらい、座談会形式で話を聞きました。
入社後に感じたギャップ、エネルギー業界を選んだ理由、日々の仕事のやりがい、そしてこれからのキャリアや「どんな仲間と働きたいか」まで、率直な言葉で語っています。
日々どのように仕事と向き合い、どんな思いで働いているのか。
仕事内容だけでなく、社内の雰囲気や人との関わり方も含めて、デジタルグリッドで働くリアルな姿を感じていただけたら嬉しいです!
インタビューに答えてくれた人たち
Iさん
プラットフォーム事業部に所属し、発電事業者向けの営業を担当。英語力を活かし、海外案件を中心に手がけている。2024年から業務委託として関与し、2025年に正社員として入社。
Yさん
バッテリー事業部に所属し、蓄電池設置に向けた用地探しを担当。出張が多く、山間部での現地調査中にイノシシと遭遇した経験もあるなど、フィールドワークを中心に業務を行っている。
Kさん
バッテリー事業部にて、蓄電池を設置するための開発推進を担うプロジェクトマネージャー(PM)。過去のキャリアでは天気や屋根上太陽光に携わり、その業界経験を活かしてデジタルグリッドに入社。
Mさん
プラットフォーム事業部に所属し、需要家サイドの代理店営業を担当。代理店と伴走しながら、電力の販売方法や提案の進め方を共に考え、より伝わる営業の形をつくっている。
入社後ギャップ ―想像より「フランク」「距離が近い」―
―入社してどうでしたか? ギャップはありましたか?
Iさん
事業内容から想像していた入社前のイメージよりも堅苦しさがなく、とてもフランクな会社だと感じました。経営陣との距離も近く、社長と一緒に担当顧客の商談や会食に行くことも特別なことではありません。
また、服装の自由度が高い点も印象的でした。(私服勤務のため、夏はTシャツにハーフパンツ、冬はパーカーにスニーカーといったラフな装いの社員も多いです)
また、飲み会や懇親会など、仕事以外でコミュニケーションを取る機会も多い会社だと思います。ただ、参加はあくまで任意で、機会を提供されても自分の意思を尊重してもらえる空気があります。
Kさん
少数精鋭で、もう少しピリッとした雰囲気の会社を想像していましたが、実際に入社してみると想像以上にフレンドリーでした。
仕事をするときはしっかり集中して、オフの時間はリラックスする。その切り替えが上手な方が多く、どちらも大切にしている印象があります。
Mさん
DGP(デジタルグリッドプラットフォーム)の「プラットフォーム」という言葉が、一般に想像される“見て触れるUI”ではなく、電力の仕組みを柔軟に切り替えられる仕組みを指しているため、その価値を伝える難しさは感じています。お客さまから「それって何ですか?」と聞かれることも多いので、工夫しながら説明するようにしています。
なぜエネルギー業界へ ―必要性/面白さ/そして「人」―
―そもそも、なぜエネルギー・再エネの領域に?
Yさん
前職でも太陽光発電の開発に携わっていたので、業界としては地続きです。制度の変更や環境の変化が多く、その分キャッチアップし続ける必要があります。常に学びがあるところが、この仕事の面白さだと感じています。
Kさん
前職では屋根上太陽光に携わっていました。もともと自然が好きで、長い目で自然環境と向き合える仕事に関わりたいという思いがあり、この業界を選びました。再エネは、そうした思いと重なる部分が多いと感じています。
Mさん
正直に言うと、最初からエネルギー分野に強い関心があったわけではありません。ただ、すぐに理解しきれてしまう仕事よりも、学び続けながら深く追求できる分野のほうが自分には合っていると感じていました。
その点で、エネルギー業界はとても奥が深く、向き合い続けられる分野だと感じていて、まさにその点が魅力でした。
―その中でも、なぜデジタルグリッド株式会社に?
Iさん
英語力を評価していただいたことがきっかけで、まずは業務委託として関わり始めました。エネルギーに特別な関心があったわけではありませんでしたが、旅先でメガソーラーを目にしたことをきっかけに興味が深まりました。
最終的な決め手は「人」です。意見を否定せず、きちんと話を聞いてくれる方ばかりで、「無理に自分を変えなくていい」と思えたことが大きかったです。
Yさん
他社の選考も受けていましたが、デジタルグリッドは仕事内容を具体的に説明してくれたので、入社後のイメージがしやすかったです。前職は発電所開発を委託される立場でしたが、今回は委託する側に立場を変えた転職でした。選考を通じて意思決定が早く、スピード感を持って働けそうだと感じました。
Kさん
前職時代からデジタルグリッドの存在は知っていました。選考を通じて「仕事の質が高い会社だな」と感じたことに加え、オンとオフをしっかり切り替えながら働いている点が印象的でした。
成長と働きやすさの両方を大切にでき、キャリアとライフのどちらも大切にできそうだなと感じました。
やりがい・成長実感 ―わからない → わかる → 価値を出す―
―やりがいや、「成長している」と感じる瞬間は?
Iさん
私は業界未経験で、海外のお客さまを担当しています。入社当初は、電力の専門用語がまるで新しい外国語のように感じられました。英語と日本語で専門用語の定義や解釈をすり合わせるところから始まり、正直大変でしたね。
最近は「この単語はこの範囲の意味だな」と理解できる場面が増えてきて、ミーティングでも、以前はサポートしてもらっていた受け答えを自分でできるようになってきました。
お客さまとの関係性が深まり、「役に立てている」と実感できる瞬間が増えると、成長ややりがいを感じます。
Mさん
私も入社直後は、会議で飛び交う言葉の意味がほとんど分からず、「質問ありますか?」と聞かれても戸惑うことが多かったです(笑)。ただ、業務の背景や全体像が少しずつ見えてくると、社内の議論にも参加できるようになり、知識が積み重なっている実感が出てきました。
展示会などで企業の課題を聞き、「こういう仕組みができたらいいかも」と考える時間も、ベンチャーならではの面白さだと思います。
未来観・キャリア像 ―選択肢/文化を守る/目標になる人―
―今後のキャリア像について教えてください
Mさん
家族に建築士がいて、再エネへの意識が高い環境で育ったこともあり、以前から親近感はありました。一方で、需要家の方々の多くは、エネルギーや再エネについて十分な情報を持っているとは言い切れないと感じています。
そのギャップを埋める役割を担っていきたいですし、社内にある「楽しみながら仕事をする」雰囲気も、次の世代につないでいきたいと思っています。
Iさん
実は、明確なキャリアプランを立てて進んできたタイプではありません(笑)。ご縁に導かれながら、ここまで来た感覚です。
だからこそ、声をかけられたときに「できます!」と言えるよう、常に選択肢を広げてReadyな状態でいたいと思っています。
デジタルグリッドには、メイン業務以外にもプロジェクトなど多様な機会があるので、今後はその中で「これだ」と思える分野を見つけていけたらと考えています。
また、親友の子どもを見ているうちに、平和でよりよい社会であってほしいという思いが強くなりました。電力はそれに直結する仕事であり、次世代へ良い未来をつなぐ一助になれたら嬉しいです。
Kさん
前職では天気に関わる仕事をしており、天気はときに人命に関わる仕事だという意識を持って取り組んでいました。再エネも、自然を通じて社会を良くしたいという点で共通しています。再エネの普及に少しでも貢献していきたいです。
また、誰かの目標になれる人になることも目標です。スキルを身につけた上で、一緒に働く人のモチベーションを高められる存在になれたら、会社にとっても良い循環が生まれると思っています。
Yさん
前職では太陽光発電に携わり、再エネの発電は将来に役立つ仕事だと感じてきました。今も次世代につながる仕事に関われていることを嬉しく思っています。
まずは、現在の部署で取り組んでいる蓄電池案件を、きちんと運転開始までつなげることが目標です。将来的には、「大体のことはこの人に聞けばわかる」と思ってもらえる存在を目指したいです。
一緒に働きたい人 ―熱量/自走/議論できる/引きずらない―
―最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
Yさん
一緒に働いている社員は、仕事への意識が高く、目標を持ち、自分の意見をしっかり伝えられる人が多いです。同じ熱量で、同じ方向を向いて働ける仲間が増えると嬉しいです。
Kさん
案件ごとに判断を求められる場面が多いため、「自分で考えて行動できる人」はとても大切だと思います。私自身も、そうした力を身につけていきたいです。
Mさん
良いこともそうでないことも率直に言い合い、言った後に引きずらない関係性は、家族に近いものだと思っています。この会社にも、そうした空気がありますし、今後入社される方とも続けていけたら嬉しいです。
Iさん
議論が白熱し、外から見るとケンカのように見えることもありますが(笑)、目的は常にゴールに向けてより良くすることです。議論のあとはさっぱりして、前向きに次へ進める。そんなスタンスの方が合うと思います。
また、MMV(ミッション・ビジョン・バリュー)に共感できることも大切に思います。例えば四半期ごとのKPI報告会では、責任者がメンバーの名前を挙げて成果を称える場面も多く見られます。そうした仲間を尊重し、正義感を持って行動できる方と一緒に働けたら嬉しいです。
編集後記
今回の座談会を通して見えてきたのは、「エネルギーを通じて未来をより良くしたい」という共通の思いと、立場や経験に関係なく意見を交わし学び合える文化でした。
「知らないことを学び続けたい」「社会や次世代に意味のある仕事がしたい」そんな思いをお持ちの方と、これからのエネルギーの未来を一緒につくっていけたら嬉しいです!