はじめまして、株式会社デジタルレシピのエンジニア、東 薫(あずま かおる)です。
2021年6月から業務委託として、2022年2月からは正社員としてWebサイト制作ツール
「Slideflow」の開発に携わっています。
フルリモートで宮崎より参画しています。長男(小1)、次男(2)の母です。
開発にジョインしてから11か月、正社員となってからは3か月が経過しようとしている今、振り返りも兼ねて入社エントリを書いてみます。
1.自己紹介
大手複合機メーカーのIT子会社に新卒入社し、複合機に搭載するアプリの開発に携わっていました。入社5年目に結婚することになり、自身としてはもう少しこのまま仕事を続けたかったのですが、結婚相手の事情により相手の出身地・宮崎に戻ることに。これを機に退職し、かねてから興味のあったスマホ・Web系の仕事をやってみたいと考え、クラウドソーシング系のサイトなどで個人事業主としてお仕事をはじめました。
出産、育児の合間にできる範囲に限定していたので規模としては小さめの案件ばかりでしたが、自分で営業、交渉などできる楽しさ(と厳しさ)を知りました。
Slideflow開発にジョインしたのは、育児との両立を目指してフルリモート&時間に融通がきく案件を探していたとき、Indeedで求人を見つけたのがきっかけでした。業務委託で開発に携わっていくうちに製品の面白さ、スピーディかつ自己裁量の多い開発現場の文化に「ここすごい!楽しい!」となっていたところ、ありがたいことに正社員のお誘いをいただきました。今後もSlideflow開発に携わっていきたいと考えていたところだったので、二つ返事でOKして今に至ります。
2.デジタルレシピを知ったきっかけ
応募したのは、CTOの古川が経営するネクストライフという会社でした。そこで紹介されたのがSlideflow開発で、当時はデジタルレシピの前身となる株式会社ヤゴコロの製品でした。
その後正社員となる段階で、社名を新たにした株式会社デジタルレシピのエンジニアとして入社しました。
3.入社を決めた経緯
たくさんあります!
まずはSlideflowに今後も携わっていきたいと思ったこと。
勤務時間の融通がきく&フルリモートで、育児と両立しやすいこと。
チームのみなさんがとてもスキルが高く、自身の目標となるような方々ばかりだったこと。
意思決定&情報共有がスピーディで開発作業に集中できること(無駄な会議、一切ありません!!)。
宮崎からフルリモートで作業しているのですが、Slackなどでの連携が密で全く「孤独」を感じないこと。
(リモート&個人事業主で数年お仕事していたのですが、自由ではあってもこの「孤独」が結構つらかったのです・・)
そういえば、業務委託期間から通算11か月開発に携わっていますが、コロナ禍ということもあり社の皆さんと一度もリアルで対面したことがありません。ってことに今書いていて気づきました。そのくらいの安心感です・・!
4.実際に入社して思ったこと・感じたこと
皆さん親切で良い方ばかりだと感じています!
また情報収集力&発信力がある方が多く、Slackの社員ごとのつぶやきチャンネルは単なるつぶやき以上の読み応えがあり、自分としてはヤ〇ーニュースのヘッドラインを追うよりコアな情報が得られると思っています。
フルリモートということで最初はうまくコミュニケーションが取れるか心配だったのですが、そんな心配は杞憂でした。Slack上での情報共有・ふれあいと、開発作業の経緯と実績は全てGithub上で管理しているおかげで、必要な情報は密に連携できている実感があります。検討内容や思考の経緯までテキストとして残していこうという文化があり、「これってなんでこうなったんだっけ?」みたいなことはあんまりないです。たいていどこかにテキストとして残っています。
また、フルフレックスということで、特に開発メンバーは作業時間が個人によってまちまちです。コミュニケーションは非同期が前提となっている感じで、私も日中は子供の送り迎えなどでたびたび離席したり、日中の作業時間が足りないときは夜作業したりと、作業時間を自由に設けることができています。
5.デジタルレシピで働く魅力
たくさんあります!!(2回目)
労働環境については、だいたい「3.入社を決めた経緯」のとおりです。
加えて、開発現場の文化がとても魅力的です。
大まかな方針はプロジェクトリーダーが決定しますが、自身で課題や搭載したい機能を提案することができ、自分の意見がどんどん製品に取り入れられていくのを実感することができます。
新しい技術やツールの導入にもオープンな現場で、「これ使ってみたい!」「これはどうだろう?」といったことを臆することなく提案できます。
また、スキルアップのサポートが充実しているのもありがたい点です。
私はかねてよりAWSサービスを用いてのインフラ構築に興味がありましたが、入社するまでは未経験でした。ですが今、AWSインフラ整備に挑戦させてもらっています。勉強のための書籍購入費の補助や、AWS利用にあたっての技術支援サービスの利用など手厚くサポートしてもらえました。おかげでネットの海をさまようことなく、効率的に必要な情報と技術を手にできていると感じています。
また未経験分野にトライさせてもらうことで、自身の経験値が増えていくのを実感しています。
6.これからやりたいこと
今はサービスが稼働し始めて間もない時期なので、今後の礎となる部分を作っている段階です。
ちょっと具体的な話になってしまいますが、直近でやらないといけないのはまずユーザー数・アクセス数の増加に備えたインフラの整備。いつ・どのくらい増えるかを見積もるのは難しいので、柔軟に対応できるインフラを目指しています。
また、ユーザーさんがストレスなく使えるよう、バグや処理のボトルネックになっている箇所をすぐに判別して手を打てるような仕組みも整備していく予定です。
そして、製品をさらに使いやすいものにするため、UX改善の判断材料となるデータを収集する仕組みを作っているところです。ユーザーさんからのフィードバック、これはユーザーさんからの意図的な意見だけでなく、利用状況などもフィードバックとしてとらえ、これらを即座に製品に反映し、どんどん進化していく。このサイクルをより短く効率的に実現できる仕組みを作っていきたいです。
あとは、デジタルレシピの企業文化の一端を担う存在となること。デジタルレシピの自由で自律的、そして常に成長していこうという企業文化はとても尊いと思っています。チームの皆さんインプット&アウトプットの量と質が素晴らしく、勉強不足な私はなかなかついていけない部分が多いのですが、私も学んだことを積極的にチームに展開していきたいです。
7.こんな方におすすめ
トップダウン的な体制ではなく、ユーザーからのフィードバックや現場の意見をインプットとして短期間での開発を繰り返していく形をとっています。なので自分でどんどん課題を見つけられる人、フルフレックス&リモートOKな現場なので自律的に動ける人が向いていると思います。
また、今はサービスの稼働が始まって間もない時期なので、サービスと組織を作り上げる経験をしてみたい人、でしょうか。
私自身、エンジニア正社員第1号ということでまさに礎を作るポジションにいると思っています。後々ジョインする開発者にメリットが多くなるよう、ドキュメントや環境をどう構築していったらいいか日々考えながらの作業です。
「これからこういう風にしていきたいな~」を一緒に考えてくれる方、来てくれるとうれしいです。楽しいですよ!