DIGGLE株式会社は、「組織の距離を縮め、企業の未来の質を上げる。」をビジョンに、迅速で質の高い意思決定を支援する予実（予算・実績）管理クラウドサービス「DIGGLE」の開発・提供を行っています。

今回は、CS（カスタマーサクセス）の宮脇にインタビューしました。
後編では、現在の仕事内容や職場環境、今後の目標ついて聞きました。

▼転職のきっかけやDIGGLE入社理由については、前編をご覧ください

お客様にプロダクトの良さを実感いただけるのがやりがい

DIGGLEのCS（カスタマーサクセス）は、ただ「DIGGLE」の導入支援や使い方のレクチャーを行うだけではなく、顧客企業の予実管理業務全体を把握して、より良い方法などを提案したり、顧客企業の社内への運用浸透支援まで行ったりするので、経営コンサルティング業務のようなものをイメージしてもらえると近いと思います。また導入初期だけでなく、運用が軌道に乗った後もずっと専任の担当者として付くのも特徴です。

業務の一連の流れとしては、まず新規のお客様の導入が決まったらセールス職のメンバーから引き継ぎをしてもらいます。その後は先方の担当者とのやりとりをベースに、総勘定元帳のデータや現状の予実管理エクセルファイル等を見たり、現行業務フローやお客様が実現したいことをヒアリングしたりしながら、「DIGGLE」の初期設定を行っていきます。予算作成から決算までの1年で運用が一巡するイメージです。ただ管理会計という特性上、お客様によって見たい切り口など実現したいことが異なるので、お客様ごとに合わせて課題を整理して実現方法を提案することが重要です。

CSとして働く中で一番やりがいを感じるのは、お客様にプロダクトの良さを感じていただけた時です。「DIGGLE上で直接数値入力ができて、リアルタイムに全社で同じ数字を見られるのが良い。」「導入して予実管理フロー全体をアップデートできた。」といったお言葉をいただいた時は本当に嬉しかったです。やはり自分が良いと思うプロダクトでないとお客様への提案や支援は難しいので、日々プロダクトの良さが実感できるのはやりがいとして大きいです。

求められることが前職と大きく変わった中で、上司やチームのおかげで壁を突破できた

DIGGLEのCSになり、もちろん前職で得た予実管理の経験や会計知識などは活かせるものの、仕事のやり方や求められるものは大きく変わりました。前職は担当の業務を100%完璧にやり遂げることが比較的重要でしたが、現在は常にマルチタスクで業務の優先順位づけや進捗管理を行うことも必要ですし、とりあえず考えて行動してみるというスピード感も重要です。入社したばかりの時には、全ての業務を100%完璧にやりきらなければと思う気持ちや、失敗を恐れ不安に思う気持ちから、行動が遅くなり業務を上手く回せていませんでした。しかし、今では自分なりの業務の進め方を少しずつですが確立できてきているように思います。

こうした壁を突破できた背景に、上司である六間口さんの手厚いサポートがありました。当時は毎朝1on1の時間を設けてもらい、一日の業務内容の整理・壁打ちを一緒にしてもらったり、困っていることの相談に乗ってもらったりしていただきました。マルチタスクの進め方という面では、日々の1on1を通じて、ロジカルに物事を整理して解決のための道筋をつけていく方法が癖づけされてきていると感じます。また心理的な面でも、以前は「何か失敗したらどうしよう」といった漠然とした不安があったのですが、六間口さんがネガティブな気持ちの言語化や壁打ちを繰り返し一緒にしてくれたことで、自分でも不安の原因をクリアに考えられるようになりました。漠然としていた不安を可視化することで、むやみに失敗を恐れ過ぎなくなりました。

またCSは「チームで課題解決をしよう」という意識が非常に強いので、困ったことがあればチームにすぐに質問できるのも良いところだと思っています。メンバーそれぞれに強みがあるので、「これに困ったらこの人」という感じで助け合えていますし、自分はそんなメンバー全員を心から尊敬しています。

宮脇（右）と、六間口（左）

CSとしての目標、DIGGLEでやりたいこと

今後の目標としては、まずCSとしての仕事を極め、担当している顧客企業のサクセスを達成したいです。今はまだお客様から質問があったときに自分だけで解決しきれないところもあるので、プロダクトの理解や会計知識をさらに深めたいですし、CSとしての経験値を高めて、顧客企業の中で予実管理のグッドサイクルをまわせるように尽力していきたいです。そして、将来的に前職の会社に「DIGGLE」を導入してもらうのも目標の一つです。前職での経験があるからこそ今がありますし、より良い予実管理を実現できるという自信もあるので、何年後になるかは分かりませんがそうした形で恩返しができたらと思っています。

また、CSとしての仕事を極めることが第一ですが、広報や採用の仕事にもゆくゆく関わることができるといいなと思っています。昔から「自分がいいと思うものをみんなに伝えたい・広めたい」という気持ちがあるので、DIGGLEのプロダクトや組織を知ってもらえるような活動ができたらと思っています。まずは今年の目標として、CSブログを始めてみたいです。職種自体まだあまり世間に知られていないものだと思うのでこの仕事の魅力を伝えたいという気持ちもありますし、今DIGGLEのCSは業務やチームを自分たちで作りあげていくフェーズで色々な面白い取り組みをしているので、まず発信の取り組みの第一歩としてできたらと思っています。

DIGGLEに入社する前は、スタートアップはあくまでも”経由するところ”というイメージが自分の中であったのですが、DIGGLEにはプロダクトや組織を本気で大きくしていこうと思ってる人たちが集まっています。
DIGGLEではこれからの組織や事業を一緒につくっていく仲間を募集しています。

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